あね×おさ

あね×おさ

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総評 55/100(可)

姉(親戚)幼馴染(ヤンデレ)の和姦もの。

シナリオ以外はなかなか良いと思うが、シナリオだけは0点。

しかもこのシナリオは、DLdouでこれまでレビューしてきた作品のなかで、間違いなく最低最悪な内容だった。登場人物の心理の不自然さ、伏線の拙さ、エロテキストの使えなさ、オチのなさ、等等――すべてにおいて、これはダメだと思える、類まれなシナリオだ。

シナリオ 0/30点

結論から言うと、何を売りとして、プレイヤーをどう楽しませたいのかが良く分からないシナリオだった(※ 以下、多少のネタバレを含む)。

物語冒頭は、主人公が幼馴染の衣理宛てに出したはずのラブレターが、衣理を含む一部の女子たちの間で晒され、嘲笑されているという、気分の悪くなるような展開だった。だから、こうして冒頭からヒロインの最低っぷりを見せつけてくれるからには、シリアス路線のシナリオなのかと思った。

しかし読み進めていくと、どうやらそうでもないらしい。主人公宅に居候することになった姉が、性欲が強いからという理由で、主人公に迫って自分から処女を捧げるという、今日び抜きゲーでも寒すぎてあり得ないような無茶な展開がはじまった。

冒頭の騒動を締めくくるのは、まったく伏せられていない伏線で、これは流石に見え透いているし、何より主人公の間抜けっぷりを強調しすぎるから、あり得ないだろうと思っていたが、その予想はもちろん裏切られた。そして以後、衣理は、キャラクター説明で示唆されているようにヤンデレ化していくが、その一連の流れがヤンデレのテンプレートを後から付け足したような不自然さで、なかなかのシュールさを見せつけてくれた。

エロについては、原画が純萌え絵であるにもかかわらず、ヒロインの処女の恥垢やら、汗の臭いを強調してくるあたりがシュールだった。しかしそれでいて、汚れ物に特化しているわけでもなく、一部を除けばかなりどうでもいいような和姦抜きゲーっぽいテキストで通しているのが、本当に意図不明だった。

最後に。私は最初からこの作品をまともに読もうとしたがために、話が一段落するたびにお腹いっぱいになり、頑張って全部読むのに2日かかった。いや別にボリュームがあるわけではないし、物語の〆も「え、これで終わり?」と突っ込みたくなるようなオチ無しEDだったが、そんな訳の分からない話だからこそ、日を置いて憤る気持ちを落ち着ける必要があったのだと思う。

怖いもの見たさでやってみたいと思う方、1,785円で買えるので、ぜひプレイしてみるといい。

グラフィック 20/30点

基本CG枚数は17枚(価格相応)。エロシーンは11本。その内訳は、衣理(5)、咲弥(5)、衣理&咲弥(1)となっている。

CGの質については、商品画像(スタート画面の画像)のものが最良。中身のCGについても、同人としてはレベルが高いほう。透明感のある乳頭や形のよい乳房には、そそられるものを感じる。

不満なのは、女の子の腰から下の形状や肉感が少し貧相なこと。もっと、むっちりとした感じがあれば良かった。

モザイク修正はかなり薄くて、ペニスの形状や色合いがはっきり見て取れる。だが、膣を大きく広げたり、無修正の肛門から先が見えたりすることはない。

音楽・声優 15/20点

BGMはクオリティが高く、一般的な商業萌えゲーでも通用しそう。シリアスな場面でかかる曲は、シナリオよりも雄弁に登場人物の心理を物語っていたと思う。

声優さんの演技については、同人としてはひどい不満はない。

衣理 綾奈まりあ 咲弥 貴坂理緒

システム 20/20点

基本システムは、かなり親切な商業作品並みに使いやすい。

①バックグラウンド動作切替機能、②メッセージ確認切替機能、③クイックセーブ機能、④スキップ&オート継続切替機能、⑤スクリーンセーバー起動防止機能、⑥ウィンドウ透明度調整機能、⑦選択済選択肢色づけ機能、⑧ボイス停止タイミング切替機能、⑨マスターボリューム調整機能など、有れば便利だと思われる機能は大体全部揃っている。

敢えて不満を言えば、クイックセーブがウィンドウ下にあるのではなくて、メニューに一括されているのが不満。これだと、必要クリック数が通常セーブと変わらないので、クイックセーブの存在意義がない(※ キーボードにショートカットが設定されているのかとも思ったが、マニュアルにそれに関する記述はなかった)。まあ、クイックセーブに頼るような場面は殆どないから減点はしないけれども。

エッチ内容について

エロシーンの詳細

作品情報

タイトル あね×おさ
ブランド 黒色槍騎兵
発売日 2008年12月29日
ダウンロード販売 DLsite DMM