エルフの双子姫 ウィランとアルスラ

エルフの双子姫 ウィランとアルスラ

ストーリー概要

人間とエルフなどの異種族が共存する大陸――この大陸では、人間が支配する国とエルフが支配する国との争いが続いていた。しかし、永年の争いに嫌気がさした両国の王は、和平のためにお互いの後継ぎを政略結婚させることにした。

ハーフエルフの主人公 ダーシュは、純血至上主義のエルフの国に深い恨みを持っていた。「あの方」から依頼を受けた彼は、エルフの双子姫――ウィランとアルスラを攫い、両国の和平を妨害。そして、お互いを庇いあう二人の姫を調教し、性奴隷に仕立て上げていく。

総評 115/200(可)

エルフの双子姫の監禁調教もの。ただし監禁調教といっても、エロの内容はすごくヌルい。CGの出来は、個別に見るぶんにはなかなか良い。しかし、シナリオの出来はあまり良くないので、過度な期待は禁物だ。

シナリオ 15/60点

物語の流れは、「エルフの双子姫を拉致監禁 ⇒ 処女を奪う」ときて、後はひたすら調教を行ったり、捕虜やメイとエッチしたりする、というもの。調教メニューを選んで実行し、双子姫を立派な性奴隷に開発していく。

二人が調教を甘んじて受けるのは、互いが人質になっているから――というわけで、後の展開は言わずもがなのテンプレ展開だ。

調教を押しすすめていくと、時折回想が入るが、それ以外に特に目ぼしいイベントはない。物語の最後は、はっきり言って超展開なので、構成にこだわる方には根本的に向いていない。

キャラクターについて

本作品の主役はエルフの双子姫のはずだが、魅力的な脇役たちに圧されている印象を受けた。シナリオとCGの分量からみても、双子姫とその他脇役たちの出番は半々くらいだ。

個人的には、双子姫よりも、ダークエルフのメイリーンのほうが好みだった。双子姫に嫉妬する”甘えん坊”の健気な態度には、素直に萌えられた(かまってやれないかわりに、朝一番の濃い精液を懇願するメイの態度がなかなか……)。

エロについて

エロは、監禁調教ものとしてはとてもヌルい。フェラ(ディープスロート)、パイズリ、アナル、複数プレイがあるだけで、過激なSMや拷問プレイなどの調教はない(宙吊り縛りくらいはある)。ちなみに輪姦調教もないので、独占的なエロが好きな方にとっては僥倖かもしれない。

テキストは、上手くも下手でもない。調教時の選択肢とテキストのパターンはかなり多いが、それに対応するCGのほとんどが使いまわしなのがつらいところだ。

改善すべきこと

改善すべき欠点は、①エロに変化が乏しいこと ②調教時の選択肢が無駄に多いこと ③イベントが少なすぎること の3点だ。

1)エロに変化が乏しいこと

双子姫は容姿が似ているのに、調教内容がほぼ同じなので、特にマンネリ感を覚える。別に「これ以上過激にしろ」などと趣旨を違えた要求をするつもりはないが、せめて調教内容の差異くらいはつけてほしい。

2)調教時の選択肢が無駄に多いこと

調教時の選択肢については、親選択肢の数を減らすべきだ。CGは使いまわしなくせに、大して上手くもないテキストを読むために、選択肢をクリックし続ける作業は非常に面倒くさい。しかも、やたら多い親選択肢が子孫まで分岐しているせいで、差分回収作業にも支障が出ている。もし今のまま――1周で500個以上の選択肢をクリックする冗長な構成でいくなら、CGはあと50~100枚くらい追加する必要があると思う。

3)イベントが少なすぎること

物語に大きく係わるメイリーンやリンナはともかくとして、端役の捕虜に出番を与えて過ぎている。捕虜たちがそれなりに魅力的なのは同意するが、本筋と関係ないところに労力を注ぐゆとりがあるなら、まずはメインの双子姫の魅力を十分に引き出してほしい。

グラフィック 55/80点

基本CG枚数は、101枚(抜きゲーにしては、かなり多いほう)。エロシーンは、37本。その内訳は、ウィラン(7)、アルスラ(7)、メイリーン(2)、サキーラ(3)、ルル(3)、ナリシア(3)、リィル(3)、ケイラ(3)、ウィラン&アルスラ(2)、メインハーレム(1)、捕虜ハーレム(1)、リンナリンナ(2)となっている。

CG一枚一枚の出来は、なかなかのもの。構図も局部が大きく強調されていて、とてもエロい。表情も調教の進展に合わせて、きっちり淫らに変化していく。これらの点については、良い仕事をしていると思う。

しかし、一部の表情差分がテキストの内容と必ずしも一致していないことがある。また、使いまわしの多さゆえに、単調に感じられるのも視覚効果としては失敗している。

モザイクはやや手抜き気味。昔のAVの楕円状のモザイクほど酷くはないが、これ以上に修正範囲を狭める余地は大いにあると思う。

音楽・声優 30/40点

BGMは、21曲。きっちりファンタジーしていて、無難な良さを感じる。声優さんの演技については、不満なし。

ウィラン 未来羽 アルスラ 水瀬沙季
メイリーン ブロイセン萌本 リンナリンナ 草柳順子
サキーラ サトウユキ ルル 澄白キヨカ
ナリシア 風華 リィル 咲ゆたか
ケイラ ももぞの薫

システム 15/20点

①クイックセーブ ②高速スキップ ③ウィンドウ透過 ④射精場所選択 ⑤マスターボリューム ④選択時のスキップ解除ON/OFFなど、欲しい機能が充実しているのは良い。しかし、CGギャラリーで差分を管理しづらかったり、シーン終了後にスキップが解除されたりするのは要改善。

エッチ内容について

エロシーンの詳細

作品情報

タイトル エルフの双子姫 ウィランとアルスラ
ブランド ルネ
発売日 2009年2月27日
ダウンロード販売 DLsite DMM
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