淫妖蟲 凶 ~凌触病棟退魔録~

淫妖蟲 凶 ~凌触病棟退魔録~

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Summary

作品のあらすじ

白鳥武は、最近の事件でひどく陵辱されたことが原因で、生涯人の子を身籠もれず、現役で戦うこともできない身となった。一人で霊障の仕事に出向いたきり戻ってこない香山水依を助けに行くには、人手が足らない。そこで夜は、黒猫支店の新たな戦力として、元メンバーの九重京子の娘である鈴子を招き入れた。

レビューの要旨

『淫妖蟲 外伝』の続編にあたる作品。徹底陵辱、メインストーリーの軽視という点では触以前に回帰しているが、肝心の陵辱内容は悦以前と趣向が異なる。それ故、古参の淫妖蟲ファンが本作を気に入るかどうかは微妙なところだが、とにかく鬼畜な陵辱劇が観たいなら購入する価値のある作品だ。

エロシーンの属性

異種孕ませ、出産重視。とにかくハードでグロいエロシーンに特化している。執筆時、32個のタグがつけられるほどエロシーンの属性には網羅性がある。詳しくは、「各ヒロインの抜きどころ」を読んでほしい。

目次

  1. 他の淫妖蟲シリーズとの関係
  2. シリーズの転換点としての『淫妖蟲 凶』
  3. 各ヒロインの抜きどころ
  4. コメント

1. 他の淫妖蟲シリーズとの関係

本作は、『淫妖蟲 外伝』の直接的な続編である。外伝をプレイしたことがない方のために、これまでの話の要点をまとめると、

外伝~凶序盤までの流れ

ということだけ理解していれば良い。本作のストーリーは要するに、「牛鬼(の手下)に囚われた水依の救出劇」、あるいは「ミイラ取りがミイラになる」という内容だ。

『淫妖蟲 凶』のシリーズにおける位置づけは、時系列的には以下のようになる。

  1. 淫妖蟲 外伝3
  2. 淫妖蟲(初代)
  3. 淫妖蟲 蝕
  4. 外伝1~2
  5. 淫妖蟲 凶

ここに『淫妖蟲 悦』が含まれていないのは、結論から言えば、あの作品は正史から外されたとみるのが妥当だからである。時系列的に、悦は触の後でなければならないが、悦が凶の前後にあると、設定に矛盾が生じる[解説を参照]。それ故、外伝と凶が正史であると仮定するなら、悦は偽史であると考えるのが自然だ。

解説

2. シリーズの転換点としての『淫妖蟲 凶』

『淫妖蟲 凶』は、「過剰設定」「和姦も陵辱も」の悦とは異なり、「(本編の)ストーリーは飾り」「徹底陵辱」という点では触の路線に回帰している。それどころか、ストーリーは触よりもさらに薄っぺらくなり、陵辱内容はさらに過激になった。悦の腑抜けた効果音は排除され、触以前と同じくらいエグい音を鳴らすようになった。

しかしながら、凶の過激さは、初代や触のそれとは方向性が異なる。初代や触はあくまで”異種姦物として”過激な作品だったが、凶は異種姦のみにこだわらず”陵辱物として”過激な作品なのだ。

凶は確かに異種懐妊・出産を比較的重視しているが、それが全てではない。ヒロインを陵辱する主体は人間の男、または人型の妖魔である。触手や蟲型の妖魔は、ヒロインを拘束したり、彼女達の体内を出たり入ったりするだけの存在として扱われることが多い。それ故、本作の陵辱劇に異種姦のみを求めて購入すると、とても残念な気持ちになるかもしれない。

また、本作の作画は、悦以前と比べるとデッサンの狂いが顕著だ。原画のあおじるさんはワイド絵が少し苦手なのか、構図が窮屈で、無理やり横に引き延ばしたような印象を受ける絵が目立つ。

しかし、アートとしての完成度はさておき、実用性という一点のみに限れば十分抜ける絵だ。悦以前とは違い、本作のCGには肛門への修正が無くなった。グロテスクな表現は触よりもさらに踏み込んでおり、人間の臓物が(修正有りとはいえ)ビジュアル的にちゃんと描かれている。また、ヒロインの肉体の損傷表現がより痛々しく描かれていることも、リョナ的には正しく進化しているといえるだろう。

淫妖蟲シリーズは、外伝から、キャラクターボイス担当の全員が一新された。外伝も異種姦のみにはこだわらない作風であった。『淫妖蟲 凶』はその外伝の続編であり、以前までの淫妖蟲とは異なる作風をより明確に打ち出した作品だといえる。

3.各ヒロインの抜きどころ

本作は、淫妖蟲シリーズの伝統的な形式に則り、正しい選択肢を選び続けなければバッドエンドに直行する構成になっている。しかし、本編のトゥルーエンドは内容が薄い。各バッドエンドこそが、実質的に各ヒロインの個別ルートのような扱いになっており、尺もかなり長い。

ヒロインは、妖魔の体液を注射器か何かで注入されたうえで犯される。作中の記述によれば、妖魔の体液には強い催淫効果と、胎児の急速育成効果があるそうだ。このため、ヒロインは妖魔や人間に犯される快楽に抗えず、次々と妖魔の仔を身ごもることになる。

どのヒロインのルートにも言えるのは、仔を孕み出産するのは基本だということ。口淫させられる場合は喉の奥まで突っ込まれることが多く、チンカスを食べさせられる表現も目立つ。子宮から仔を引きずり出されたりすると、膣壁が外部に露出し、そのまま犯されることがある。桜花エンド以外はろくでもない結末を迎え、廃棄処分として屠殺されることもある。

さて、以下では各ヒロインの抜きどころを解説していく。ネタバレ防止にはあまり配慮していないので、シチュエーションをばらされるのは嫌だという方は注意。

深琴

バイブを挿入したまま、ヤマト達と会話する深琴

深琴ルートは2通りあるが、私が入魂の出来だと思うのは、寝取られルートのほうだ。

このルートにおいて、深琴はストーカー男の沼田に監禁されて陵辱のかぎりを尽くされる。犯されている様子はネットに公開され、沼田以外の男に輪姦されることもある。深琴は、妖魔の体液の影響で肉体的には抗えずとも、心はずっとヤマトのものだった。

しかし、沼田に何度も中出しされて快楽漬けにされてしまうと、いよいよヤマトに顔向けできなくなる。完墜ち寸前の状態でヤマトに会って以降の展開は実にハードで、そのろくでもなさに興奮させられた。

もう片方のルートは、水依編の焼き直しのような内容である。ただし、エロシーンの過激さは深琴版のほうが上だ。子宮に妖魔の卵を植えつけられ、男達の精を集めさせられる。最初のほうは単に輪姦され出産するだけで済んだが、後半はだいぶグロテスクな内容になってくる。特に、乳房に蟲を何匹も埋め込まれ、穴だらけにさせられるシーンは頭おかしいと思う。

鈴子

体内からの電気刺激で拷問される鈴子

鈴子ルートは、ロリータヒロインの鬼畜陵辱を求めている方に一押しだ。逆に、幼い子がひどく拷問されるのを観るのが耐えられない方は、素直にスキップすることをお勧めする(本当にきついので)。

鈴子のエロシーンで最も印象に残ったのは、ベルトボンデージで貧しい乳房を絞りあげて鬱血させ、そこに多数の串を刺す場面。洋物本格BDSMでは定番の鬼畜プレイを、まさかこんな幼い容姿のヒロインにやるとは思わなかった(→こういうの、閲覧注意)。しかも刺す過程を省略せずに、両乳房や陰核の貫通まで差分を使って描ききったことには驚嘆しかない。

鈴子は、責められている最中、何度も「ママ、助けて!」と泣き叫ぶ。それが??である母親の居所を喋らせるための拷問がはじまると、今度は「ママのことなんて、絶対に喋らない」と決意。乳頭、臍、眼窩を犯され、死に至る拷問にかけられてもなお喋らない鈴子の健気さが涙と情欲を誘うのだった。

水依

肛門から妖魔を引き抜かれながら犯される水依

間抜けな水依は子宮内に妖蟲を仕込まれ、それを育てるために、男達の精液の回収を命じられる。水依は路上で行きがかりの男達から精を貰い受け、果ては同じ学校のクラスメイト達から搾精することになる。

もともと虐めてオーラ全開でご奉仕体質の水依は、クズな男達の責めを甘んじて受け入れる。洗面器に盛られた精液を飲み干したり、その洗面器に脱糞したりする。

水依には水依編以外に本編でのバッドエンドもあるが、こちらでは公衆便所で男達に輪姦され、文字通りの意味で肉便器にされる様子が描かれている。そしてその一部始終は、彼女が所属する黒猫支店へビデオレターとして送付されてしまう筋書きだ。


フタナリペニスの尿道を犯される武

ご存じの通り、武はシリーズを通して汚れ役を一挙に引き受けている可哀想な娘だ。本作ではついに人の子を産めない体になり、彼女の腹部には深い傷跡が走っている。

それだけでも哀れを誘う彼女だが、わざわざ個別に用意された武編では、本当に酷い目にあう。子宮を鷲掴みにされて引きずり出され、その突出した子宮口にペニスを挿入されるのは序の口。腸壁越しに、卵巣を二つとも握り潰されるなんて酷いシーンもある。

妖魔には容赦なく体内をぐちゃぐちゃにかき回される。人体改造で陰核をペニスに変えられ、尿道を犯される。そしてそのペニスで最愛の姉を犯してしまうのは、もはやこのシリーズの様式といっていい。

桜花(と菊花)

本作には月白姉妹が登場するが、エロシーンで活躍?するのは主に妹の桜花だ。

桜花は、深琴ルートでも登場した沼田に陵辱される。彼女は、包茎で恥垢塗れの沼田のペニスに淡々と奉仕する。この口淫シーンは絵的にもなかなか秀逸なので、口淫好きにはぜひ観てほしいものだ。

桜花は、まるで天使のような子だ。自分を陵辱しているだけの沼田に対し、彼が牛鬼に殺されないようにとの気遣いをみせる。桜花ルートを最後までやり通すと、きっと彼女の優しさに惚れてしまうだろう。

月白姉妹が二人とも犯されるシーンは、1つだけある。このシーンは、かつて二人がゲスト出演した『蠱惑の刻』のグロシーンをさらにグロくした感じのもので、なかなか見応えがある内容だった。

4. コメント

今のご時世、この作品ほど鬼畜な陵辱ゲームは他にない。多くの人が気分を害するようなエロシーンばかりだが、それ故に一部の好事家にとっては大変な希少価値がある。TinkerBellには、ぜひこういう路線の作品を定期的に産み出していってほしい。昔はこういうのを作れるメーカーが幾つかあったが、今やTinkerBellしか存在しないのだから。

尚、今後TinkerBellの陵辱ゲームのCG枚数について、極端に少ないのでなければ、レビュー内で突っ込みを入れるのは止めておく。どうせ改善されないだろうし、毎回出している下の詳細情報を見れば明らかなことだからだ。

作品情報

CGと声優の詳細
タイトル 淫妖蟲 凶 ~凌触病棟退魔録~
ブランド TinkerBell
発売日 2014年09月26日
ダウンロード販売 DLsite DMM
パッケージ通販 Amazon 駿河屋