廻る娼館街のリィナ

廻る娼館街のリィナ

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あらすじ

帝国軍人である南雲は、異国の娼館街で、処女の新人売春婦リィナと出会う。南雲はリィナに恋するが、同僚の朝枝に寝取られてしまう。

その現実を否定したい南雲は、路地で偶然、時を巻き戻すことのできる懐中時計を発見。リィナと初めて出会った頃まで時を遡り、もう一度彼女との関係をやり直そうとするが……。

総評 65/100(可)

娼婦恋愛または寝取られもの。寝取り寝取られというキャッチコピーで宣伝されているが、寝取り要素はものすごく薄く感じられる。よそのDL同人動画ゲームと比較するぶんには悪くないが、前作からの向上がみられない微妙な作品だ。

シナリオ 10/30点

恋した娼婦を同僚に寝取られないために、時を遡るという設定自体は良かった。読みにくいテキストを我慢しながら読んでいくなかでも、それなりに悶々とした雰囲気を感じ取れた。

だが、如何せん話の尺が短すぎる。構成も杜撰である。盛り上がってきてこれから、という時に、唐突にエンディングが発生。未消化な心地のまま、タイトル画面へ戻ることになる。

テキストは、最悪である。修飾が無駄に長くて、しかも多用された文章。読点の打ち所のまずさも、読みにくさに拍車をかけている。具体例をあげると、

叩きつけ合っているリィナの桃のような尻と南雲の股間には透明なしぶきと濃厚な性臭をたっぷり含んだ泡がべちゃべちゃに垂れ。
それが、ぱちゅんぱちゅんという尻を引っぱたくような音と共に、激しく辺りに飛び散らす。

このようなモノが延々と続くわけである。ひどく冗長な文章で日常もエロも描かれるのだから、たまったものではない。

グラフィック 25/30点

エロシーン総数は、13本(重複を除けば11本)。犯されるヒロインはリィナ一人だが、犯すのは主人公だけとは限らない(詳細はエッチ内容について参照)。

すべてのエロシーンは、AfterEffectsによる秒間30コマのフルアニメーションで描かれる。動画形式は、MPEG-1とWMVから選べる(初期設定は低画質のMPEG-1)。動きは相変わらず滑らかだが、手コキの際の大げさな乳揺れは、演出のレベルを通り越して不自然に見えた。

表情については、処女喪失時の漫画じみたもの以外はOK。

精液の表現は美麗であるものの、輪姦の際に肌にこびりついたはずの精液の動きがおかしい。まるで体表から離れ、固形物となった精液が独立に動作しているかのように見える。

リアリティ溢れる断面図アニメーションは、挿入シーンにはすべて付加されている。もちろん、表示・非表示の切り替えは可能である。

断面図について残念なのは、一部の断面図がテキストウィンドウの左側と重なっていること。幸いウィンドウは透明だが、テキストと重なるだけでも煩わしいので、もっと考えて配置してほしい。

また、騎乗位の際に、ヒロインの腹部に直接断面図を重ねるのもどうかと思う。何だか人体模型を犯しているようで、気持ち悪い。

モザイクについては、いつもどおり激薄である。

音楽・声優 20/20点

シックで落ち着きのあるBGMは、作品の雰囲気によく合っている。クレージュ作品のBGMのなかでは、一番好みだ。

声優については、初めて聞いたときには、その幼げな声がヒロインの容姿に合っていないように思えた。が、物語が進んでいくうちに、彼女の性格や境遇からすると、むしろこのほうが良い、と思うようになった。

リィナ 金松由花

システム 10/20点

クイックセーブは今回もない(使わないが)。バックログも相変わらず、選択肢では参照にできない。それ以外については、クレージュ作品全般にいえることだが、そろそろマスターボリューム調整をつけてほしいところだ。

エッチ内容について

エロシーンの詳細

作品情報

タイトル 廻る娼館街のリィナ
ブランド ソフトさーくるクレージュ
発売日 2009年10月30日
ダウンロード販売 DLsite DMM