愛妻 【reverse side】

愛妻 【reverse side】

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総評 65/100(可)

愛妻寝取られもの。商品画像には「男視点」とあって、それは間違っているとはいえない。しかし実際にやってみた感想としては、むしろ本番は女(妻)視点になってからだと思う。夫視点の段階では与えられる情報が少なすぎて、それだけで十分に楽しめるとは思えない。

本作は駄作ではないが、攻略が非常に難しく不毛な作業となりがちなので、自力でやるのは止めたほうがいい。素直に攻略チャートを頼ったほうがストレスを感じないし、そうしたほうがずっと面白いに違いない。

シナリオ 15/30点

(1)本編は夫視点で、本編を観た後は妻視点を楽しめる。夫視点では完全には分からなかった妻の浮気の詳細が徐々に明らかとなり、場合によってはミスリードしていたことまで判明。夫の知らない妻の顔を知れば知るほど、彼女に対する印象も変化していく。

(2)エロはあまり過激ではないが、背徳感はなかなか。日常では”正しい”選択肢を選ぶ度に生じる不穏なテキストが、夫が居ない間の妻の情事を想像させる。寝取られている最中の台詞においても、夫と間男のセックスを事あるごとに比較されるなど、寝取られのポイントはちゃんと押さえられている。

(3)だが一方、本編の攻略についてはとても厄介だ。話を少し進めるだけで次から次へと出てくる選択肢の数が膨大で、選んでいくだけでも面倒くさい。

いちおう純愛と寝取られのフラグの見分けはつくが、寝取られルートのなかでさらに分岐されてはもうお手上げ。あとは根拠薄弱な仮定を立てて、何周もしながら試行していくしかない。

(4)また、夫視点と妻視点の両方を楽しめるようにしたまでは良かったが、妻の視点をリプレイモードで閲覧するようにしたのもマイナス。普通はまさかリプレイモードで妻視点を楽しめるとは考えない。全部のルートを観た後でリプレイモードを閲覧すると、どの回想がどのルートに対応しているのか一見して分からないから混乱させられる。

(5)本作はこうした構成が破綻しているため、本来の面白さが十分に引き出されていない。自力攻略しないで調整済みの攻略チャートを使うなら、このレビューともまた印象が違ってくるだろうが、しかし私自身は自力でやったのだ。もう少し真っ当に作られていれば、良くらいには評価できたろうに。実にもったいない作品だった。

グラフィック 20/30点

(1)基本CG枚数は、20枚。いつもより値上がりしたのに、枚数据え置きはないだろう。減点。

(2)回想はCG無し2本も含めて、32本(+EXTRA)。ただし、このうち11本はCGがダブっている。エロシーンはすべて、美紗希がらみだ。

(3)原画はどこかでみたような覚えがあると思えば、Nornの綾瀬はづきさんだった。相変わらずややむっちりとした、それでいて瑞々しい肉体がエロい。塗りの違いのせいもあるだろうが、Nornで描ているのよりもこっちのほうが好みだ。

(4)モザイク修正は、いつもどおり薄い。腸内無修正。

音楽・声優 20/20点

BGMは、日常のテキストと合わせて背徳感を煽るのに効果的に用いられていた。それに、このBGMがなかったら、攻略はもっと難航していたことだろう。声は、ヒロインだけでなく間男にもあるというのが憎らしい。演技のほどは、同人ならば問題ない。

美紗希 分倍河原シホ 涼貴涼

システム 10/20点

クイックセーブ、ウィンドウ透過等の機能は充実しているのだが、メニューにセーブ&ロードを一纏めにしているのがダメ。本作はセーブ&ロードを嫌でも多用することになるのだから、もっと手軽に出来なければならない。

エッチ内容について

エロシーンの詳細

作品情報

タイトル 愛妻 【reverse side】
ブランド ディーゼルマイン
発売日 2010年4月23日
ダウンロード販売 DLsite DMM