りりかる!(夢見奏)

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あらすじ

誠は、彩芽に告白するが、あっさりフラれてしまった。その現場に突如として現れた優美は、誠を女装させて、軽音楽部に入部させる。女装した誠は琴乃と名乗り、彩芽は琴乃に一目惚れしてしまう。

総評 50/100(可)

ガールズバンドもの。初回プレイでは無難な萌えゲーという印象であったが、2周目以降があまりに酷くて、すべてをぶち壊しにされたような気分に。グラフィックレベルはかなり高いが、それ以外についてはまだまだ改善の余地がある。

シナリオ 5/30点

女装少年と、レズっ気のある美少女や性欲旺盛な先輩との恋愛物語。本作はバンドものを謳っているが、内容的にはバンドものである必然性は何もない。特に楽器や演奏についてのウンチクが語られるわけでもなく、日常の練習風景や学園祭での公演などはあっさりと流されてしまう。ガールズバンドをテーマに添えたのは、どうやら最近の流行へのポーズに過ぎないようだ。

初回プレイ時は彩芽ルート固定、2周目以降から優美ルートが開放される。深雪と結ばれるエンディングは存在せず、また深雪との単独エロシーンもない。

彩芽ルートは、多少の突っ込みどころはあっても無難にまとめられた内容であった。好きな”女の子”の琴乃が実は”男の子”だと知ってしまい、さらには一度ふった相手だと気づく。裏切られたようで悔しい気持ちもあるが、でもこの恋心は本物で……という、まあ良くある展開なので、萌えゲーとしては需要がありそうだ。

しかし、その後に開放される優美ルートはいただけない。優美は、先のルートでは単にエッチな先輩に過ぎなかったが、ここではものすごく身勝手なビッチに成り下がってしまっている。どういうことなのか掻い摘んでいうと、

ネタバレ

いったい、何なんだこの酷いストーリーは? 彩芽ルートとは何だったのか。これじゃあ、彩芽はただの道化ではないか。どうしてあんなのと結ばれるために、全てが台無しにされてしまうのか、私には理解できない。

エロシーンの出来は、萌えゲーレベル。エロシーンに入るタイミングが唐突で、テキストも抜きゲーと比べて実用的だとはとても言えない。

グラフィック 25/30点

基本CGは26枚。ギャラリーには登録されないが、SD絵も豊富にある。ちなみに、画像サイズは1024×768なので、低解像度ディスプレイを使っている方は要注意。

回想は12本で、そのうち9本がエロシーンだ。その内訳は、彩芽(4)、優美(4)、優美×深雪(1)となっている。

日常の演出は、出来の良い立ち絵とSD絵の挿入により、なかなか良い具合に仕上がっている。一枚絵も着衣のうちは無難な出来である。だが、エロシーンで着衣が乱れたりして露出が増えると、とたんに貧相で肉感が乏しく、バランスの悪い絵になってしまうのは残念だ。

モザイクは、サンプル画像並。秘所を弄る指先まで覆ってしまっている。肛門も修正済みだ。

音楽・声優 10/20点

プレイ開始当初は、どの声優の演技も(同人なので)不満には思わなかったものの、ストーリー展開がだんだんと情緒的になるにつれて、演技力の不足が目立ってくる。感情を剥き出しにする場面やその直後の演技にはやや興醒めで、エロシーンでは特に彩芽役の演技が拙い。

内田誠 葉市憂 三柴琴乃 葉市憂
橘高彩芽 橘まお 友森優美 芽々
横関深雪 椎那天    

システム 10/20点

クイックセーブなし。演奏シーンやOPがカットできず、頻繁に入る画面効果もカットできないのが不満。

作品情報

タイトル りりかる!
ブランド 夢見奏
発売日 2010年08月14日
ダウンロード販売 DLsite DMM