Tag: クスコ

これまでにレビューした作品のうち、クスコを使ったエロシーンが1本以上あるエロゲーのリストです。

アクマでオシオキっ! 丸城戸サド式ヘンタイお仕置き講座 感想

アクマでオシオキっ!

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概要と評価 165/200(優)

本作のあらすじ
サドは、代々恐るべき変態紳士を輩出する丸城戸家の現当主。彼は、魔界の下っ端看守ペルルのせいで、永久監獄から脱走した悪魔たちの捕獲を手伝わされることになる。人間界に逃げた悪魔は、すべて女の子。人外であれば人間の法に縛られないと考えたサドは、変態的なアイディアを彼女たちの肉体を使って実践することにした。

感想の要旨
変態的なコメディとして、純粋に面白い作品だった。本格的な陵辱を求めて買うのは勧められない。見た目が幼女や少女の悪魔っ娘たちにエッチな”オシオキ”をしたい! という方向け。

エロシーンの属性
いろいろな属性のエロシーンを網羅している。特定の性癖に偏りがないので、「こういうプレイが多い」と言うことはできない。あえて言うなら、いろいろな道具を使った変態プレイが多い、というアバウトな感じになる。

目次

  1. 調教物ではなく変態コメディ
  2. 立ち絵、声優、シナリオの功績
  3. オシオキパート(ミニゲーム)
  4. ヒロインは12人
  5. エロシーンについて
  6. コメント

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DominancE(Empress) 感想

DominancE

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概要と評価 175/200(優)

本作のあらすじ
無人の辺境惑星での支援訓練中、マコトは谷底に落ちて遭難してしまった。味方に救助されないまま6日以上がすぎ、危うく死にかけた頃、超豪華プライベート船『パールバティー』に拾われる。船主のマイザール母娘は、衰弱しているマコトと奴隷契約を結び、彼を搾精用の船員として飼うことにしたのだった。

感想の要旨
理不尽なストーリーと理不尽なエロシーンが秀逸。ビジュアル、音楽、声優さんの演技も素晴らしい。ただ、基本CGの枚数が少なすぎることが不満である。

エロシーンの属性
マゾ向けでもあり、サド向けでもある(両属性持ち推奨)。エロシーンは快楽系・苦痛系の両方があり、精神崩壊する場合もある。多くの変態属性を網羅しているが、特にスカトロが重視されている。食糞(女→男)、顔面糞(女→女)あり。尿道プレイあり(女→女)。チューブ連結もどきのプレイもある(対象は女,食糞あり)。獣姦を含む異種姦もある(人外→女)

目次

  1. 理不尽との戦い
  2. 苦痛と快楽のエロシーン
  3. ビジュアルの魅力と不満
  4. コメント

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憧れのお姉ちゃんは調教志願者?! 感想

憧れのお姉ちゃんは調教志願者?!

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概要と評価 75/100(良)

本作のあらすじ
SM性癖のある主人公が、自ら調教を志願した美華(幼馴染の姉的存在)を調教する。

感想の要旨
和姦調教が好きで、露出・羞恥プレイも好物ならオススメ。

エロシーンの属性
露出・羞恥プレイ重視。

目次

  1. 露出・羞恥責めが中心
  2. 淫乱な本性を開花させる姉
  3. 総評

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チョコレート・プリンセス! ~淫獄の!?ホームステイ~ 感想

チョコレート・プリンセス!~淫獄の!?ホームステイ~

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感想と評価 140/200(良)

学生で宮司見習いの主人公のもとへ、ある日突然、異国の二人の姫君(アーニャ、ピュピュ)が日本文化を学ぶために押しかけてきた。主人公は、二人が何も知らないのをいいことに、「これが日本の(HENTAI)文化だ」と偽って様々な変態行為に及ぶ。

ヒロインは褐色のみ。エロは巨根で腹ボコ、大量射精を重視。予想以上にユニークで、非常にボリュームのある作品だった。

本作を食べ物に喩えるなら、まるで闇鍋だ。蓋を開けてみると、後述するように、純愛と鬼畜という調和しにくい要素がごちゃ混ぜの状態で煮込まれている。ちなみに、出汁は愛液と精液とチョコレートでとっているようだ。

そんなカオスな調理法が、いかにも”わるきゅ~れ”らしい。しかし、このイカれた場の雰囲気を楽しめないと、プレイすること自体がただの罰ゲームになってしまうかもしれない。商品画像から想像されるよりも性的属性がかなり限定される作品なので、購入前には自分の性癖に注意しよう。

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喰ヒ人 感想

喰ヒ人

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感想と評価 140/200(良)

ミステリークラブに所属する3人の少女達(琴音、まみ、悠里)が、山奥にある古い屋敷を訪れる。そこは廃屋との噂だったが、実は年若い兄(秋夜)と双子姉妹(小春、小冬)が住んでいた。外は大雨で、このまま山を下りるのは危険だ。少女達は、この屋敷の住人達の隠された本性を知らないまま、秋夜の勧めで屋敷に泊まることになる。

怪作『蠱惑の刻』の流れを汲んだ作品(続編ではない)。かの作品がそうであったように、本作もまた異常にハードな内容だ。

エロシーンは異種姦中心だが、それ以外の凌辱プレイも大体揃っている。ただ、内蔵姦(※外部に露出した臓器を犯すのではなく、膣や肛門等から侵入して体内を犯すのみ)や捕食表現(※主にテキスト)が頻出するので、苦手な方は要注意。逆に、一部の好事家にとっては、このご時世ではたいへん希少価値のある作品となるだろう。

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蠱惑の刻 感想

蠱惑の刻

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レビュー

探偵である主人公(と助手)が山奥の館に迷い込み、館の住人達の凌辱劇に巻き込まれる。

本作は、見方によって駄作とも傑作ともなり得る作品だ。ADVとしての完成度を重視するならば、間違いなく駄作である。しかし、グロテスクと称せるほど過激なエロを貴重と考えるなら、お宝級の価値が認められる。

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それでも妻を愛してる 感想

それでも妻を愛してる

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総評 130/200(可)

タイトルに示されたテーマは一貫して表現されているが、寝取られとしてはぶれている作品。本作は、寝取られというよりは、むしろ人妻凌辱作品とみなしたほうがいい。しかも凌辱内容はソフトなので、ハードな精神的屈辱やエロシーンを味わいたい方にはまず向いていない。

本作が最初から単なる人妻凌辱作品であったなら、もう少し評価できたと思う。しかし、寝取られ作品としては微妙である。公式には寝取られと宣伝されているが、私は本作をそういうものとして推薦する気にはなれない。

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えろげー!~Hもゲームも開発三昧~ 感想

えろげー!~Hもゲームも開発三昧~

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あらすじ

エロゲー制作会社フラワーに所属する女社長・女従業員は、全員処女。彼女たちは、才能と技術力には恵まれているものの、性経験の不足から”エロい”エロゲーを作ることが出来ていない。

そんな彼女たちに対し、新入社員である前に生粋のエロゲーマーである主人公は、入社早々、異を唱える。彼にとって、『エロ』とは、ただ男と女が絡み合っていればいいものではなく、下品かつ扇情的でなければならないものだ。

エロゲーについてのこだわりを、豊富な資料とともにぶつけて真心をみせる主人公。女従業員たちはそんな彼の情熱に気圧されて、以後は彼の助言を渋々ながらも受け入れるようになる。

しかし、助言とは単なる二次情報だ。どうしても自らする経験には及ばないし、実際にやってみなければよく理解できないこともある。では、どうすればよいのか?

その答えは実にシンプルで、実際にヤッてみればいいのだ。彼女たちは過程において多少の差こそあれ、結局はその結論に至る。こうして主人公と彼女たちのエッチな”資料”作りが日々行われることになった。

総評 180/200(秀)

エロゲー業界もの。本作の完成度は、全ての項目を『優』以上とみなせるほどに高い。

しかし、本作から漂ってくる強烈で下品なにおいは、和姦や純愛といった芳香剤をどれだけ振り撒いても、完全には誤魔化せない。そのにおいに惹かれて手に取るならば良し。しかし、鼻の利かない駄犬のように貪るならば、毒にもなり得るものがある。

それは、玉ねぎのようなものだ。業界ネタ、バカップルな関係、女だらけの職場、エロゲーにかける情熱……そんな見せかけの皮を剥いてやらないと、本作の刺激的な中身は味わえない。

皮を剥いた本作の正体は、まず下品だ。そして、におう。膣や肛門から立ち昇る女のにおいはもちろん、腋から漂う汗と垢のにおいも愛せなければ、『匂い』は『臭い』となるだろう。チュパチュパと優しい音をたてながらペニスを舐めるのが『おフェラチオ』だとしたら、「じゅぼぼぉ!」「むぐっむぐっ!」「ずずずずっ!」と包茎おちんちんを貪る『口まんこ』はあまりに下品だろうか?

犬も食わぬその極上の気品をすぐにでも味わいたいなら、迷わず買うといい。変態紳士のご同輩、あなたは高貴だ。しかし、もしあなたが玉ねぎを剥くのに涙する体質ならば、以下に述べるようなことにはよくよく注意せねばならない。

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催眠、好きですか? ~あの娘の発情スイッチON!~ 感想

催眠、好きですか? ~あの娘の発情スイッチON!~

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総評 70/100(良)

催眠陵辱物。陵辱といっても、催眠中のヒロインは主人公とエッチすることに拒絶感情を抱いてはいないので、無理やり感はやや控えめ。そのあたりを理解したうえで購入するなら、そこそこの満足感を得られるだろう。

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公衆快楽施設 Macht Frei. 感想

公衆快楽施設 Macht Frei.

あらすじ

三島冴子は、自殺した文学者の作品を読み続け、記憶することを義務づけられた生体文庫の乙女である。自傷癖のある冴子は「この世から消えてしまいたい」と強く願うようになり、その願望を実現するために、公衆安楽福祉施設行きの地下鉄に乗った。

公衆安楽福祉施設は、どうしようもない自殺志願者の最後の受入口だ。ここで自殺志願者たちは、本人の合意のもと、最終的解決を施される。その解決方法は、その者を政府公認の性処理玩具に作り変えることである。

公衆安楽福祉施設の入り口前には、Macht Freiと表された鈍色アーチがある。そのドイツ語の意味は『……によって自由になる』。冴子は、自分の存在をこの世から抹消し、性処理玩具になることを誓う――快楽によって自由になるために。彼女が身にまとうのは、そんな自分のための喪服だ。

『市民・三島冴子の記録を抹消しました』――そのメッセージが表示されて後は、もう、後戻りはできない。しかし彼女は、後悔をしない。三島冴子の名を捨てて、これからの自分に「桜桃」と名づけると、まだ乙女の自分が知り得ないものを与えてくれる場所へと進んでいく。

総評 160/200(優)

これはすごい。すごくエロい! 最初から最後まで興奮しすぎて、プレイ後は燃えつきたような気分になった。枯れるほど精を搾り取られたせいで身体がダルかったが、プレイ後の感動をそのままに伝えるべく、すぐにキーボードを叩いた。

テキストと音声を巧みに組み合わせた本作の表現手法は素晴らしい。シナリオと音声の評価はどちらも以上。商業の低価格ソフトとしては、当サイト初の高評価とさせていただいた。

満足した、本当に良かった。尖った作風ゆえに賛否両論あることが予想されるが、次回作もこれ以上の内容なら、間違いなく購入させていただく。

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