Tag: フィスト

これまでにレビューした作品のうち、片手または両手を膣やアナルに挿入するエロシーンが1本以上あるエロゲーのリストです。

フラテルニテ 感想

フラテルニテ

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Summary

本作のあらすじ
白坂家は、強姦されて以来ずっと引きこもっていた長女(美桜)の希望により、新しい町へと引っ越してきた。美桜は、級友(友佳)の勧めにより、学外の『友愛クラブ』と呼ばれる怪しい集会に出入りする。姉の行動を不審に思った大智は、彼女の後を追ってクラブに潜入し、そこで信じがたい光景を目にしてしまう。

感想の要旨
決して面白い話ではなく、実用に完全に特化しているとも言いがたい。エロは極端なニッチ志向であり、これで実用できる者は限られている。しかし、その一部の人々にとっては希少価値の高い作品となり得る。エロシーンには感覚に訴えるリアリティがあり、ビジュアル、テキストの両面でクオリティが高い。システムは、業界最高レベルで使い勝手が良い。

エロシーンの属性
監禁、虐待、ドラッグ、スナッフなど背徳的なエロシーンばかり。特定のプレイに特化しているわけではなく、ハードなBDSM全般を網羅している。食糞を含むスカトロや人体の損傷をともなうプレイも、少なくはない。

目次

  1. ある意味では中途半端、だが駄作ではない
  2. 闇と麻薬と彼女の屍体
  3. エロゲ界最高のユーザビリティ
  4. 感覚に訴えるリアリティ

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DominancE(Empress) 感想

DominancE

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概要と評価 175/200(優)

本作のあらすじ
無人の辺境惑星での支援訓練中、マコトは谷底に落ちて遭難してしまった。味方に救助されないまま6日以上がすぎ、危うく死にかけた頃、超豪華プライベート船『パールバティー』に拾われる。船主のマイザール母娘は、衰弱しているマコトと奴隷契約を結び、彼を搾精用の船員として飼うことにしたのだった。

感想の要旨
理不尽なストーリーと理不尽なエロシーンが秀逸。ビジュアル、音楽、声優さんの演技も素晴らしい。ただ、基本CGの枚数が少なすぎることが不満である。

エロシーンの属性
マゾ向けでもあり、サド向けでもある(両属性持ち推奨)。エロシーンは快楽系・苦痛系の両方があり、精神崩壊する場合もある。多くの変態属性を網羅しているが、特にスカトロが重視されている。食糞(女→男)、顔面糞(女→女)あり。尿道プレイあり(女→女)。チューブ連結もどきのプレイもある(対象は女,食糞あり)。獣姦を含む異種姦もある(人外→女)

目次

  1. 理不尽との戦い
  2. 苦痛と快楽のエロシーン
  3. ビジュアルの魅力と不満
  4. コメント

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魔法少女カナタTS 感想

魔法少女カナタTS

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概要と評価 100/200(可)

本作のあらすじ
魔法が原子力のようにエネルギー源として扱われている世界。この世界では、魔法使いとしての資格を持たずに魔法を行使することは違法らしい。主人公(円)の幼馴染であるカナタは、魔法犯罪者たちを狩る魔法少女だ。

ある日、円は魔法犯罪に巻き込まれた。そして円の精神は、彼を助けようとしたカナタのなかに取り込まれてしまう。こうして円は、男の心を持ったまま、魔法少女として暮らすことになった。

感想の要旨
本作は、魔法少女+異種姦とTSFを融合させようとした結果、破綻した作品だ。曲がりなりにもTSFとして成り立っているのは、序盤と一部のイベントだけである。それ以外は、TSFを抜きにしてみても不出来だ。

エロシーンの属性
異種姦+TSF(性転換を題材にした創作物)。憑依。異種姦以外に、(正気を失った)男達との輪姦・乱交もある。妊娠→出産もあるが、孕んでいるのは卵であることに注意。人体改造っぽい要素(乳房肥大化、フタナリ)もあるが、それは魔法の効果による。

目次

  1. TSFとして
  2. 異種姦その他として
  3. ビジュアルについて
  4. ストーリーについて

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籠女の繭 感想

籠女の繭

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Summary

本作のあらすじ
舞台は裏で忍者を養成している学園。死に瀕した学長は、女体回帰によって再誕を試みた。女体回帰とは、選ばれた母体を犠牲に、記憶を持った胎児として生まれ変わる秘術中の秘術だ。主人公とその仲間達は、母体に選ばれてしまった鷺ノ宮繭子を守るため、学長の部下達と戦う。

感想の要旨
マニアックなエロシーンにのみ価値のある作品。それ以外の要素はすべて不可。『蠱惑の刻』や『喰ヒ人』が好きな方にはおすすめ。

エロシーンの属性
処女喪失、異種姦を重視。様々なハードプレイが網羅されている。かなりのハード志向で、しかもグロテスクであることに注意。

目次

  1. 低質なストーリー
  2. 低いコストパフォーマンス
  3. マニアックなエログロ
  4. 自力攻略は非推奨
  5. 総評

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対魔忍アサギ3 感想

対魔忍アサギ3

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概要と評価 140/200(良)

本作のあらすじ
アサギの被保護者である沢木浩介は、アサギに密かな恋心を抱いていた。浩介は室井の協力で得た異能の力によって、ついにアサギと結ばれた。一方、浩介とともにアサギに育てられた対魔忍アスカは、忍びの名門・甲河家の生き残りである。長い間行方不明であった彼女はアサギの前に現れ、アサギと対立する構えをみせるが……。

感想の要旨
ストーリーは構成が酷すぎて、褒められた出来ではない。一方、エロに関しては非常に良い。対魔忍シリーズ史上、最もハードなプレイを楽しめる。

エロシーンの属性
あらゆるハードプレイの詰め合わせ。人体改造、精液フェチ系、異種姦、妊娠・出産、輪姦・乱交あたりが好きなら、特におすすめ。

目次

  1. イントロダクション
  2. ストーリー構成の欠陥
  3. 本作のボリュームは少なかったのか?
  4. 迫力のあるエロシーン
  5. 対魔忍シリーズ史上、最もハードなエロス
  6. 総評

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HOTOTOGISU 滅せぬもののあるべきか 感想

HOTOTOGISU -滅せぬもののあるべきか-

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概要と評価 150/200(良)

本作のあらすじ
主人公は、元総理大臣の息子。現総理の高井田に父を殺されたあげく、主人公は父親殺しの濡れ衣を着せられた。主人公は自らの死を偽装し、「東雲和輝」として第二の人生を歩む。すべては高井田に復讐し、ついでに日本国総理の座を奪うためである。

感想の要旨
姦白宣言』の本伝にあたる、同じような趣向の作品。政争劇と監禁調教を描く。ストーリーと調教過程の出来は『姦白宣言』にやや劣る一方、エロシーンに関しては本作のほうが良いかもしれない。今回も自力攻略は面倒なので、攻略チャートやセーブデータの利用をオススメする。

エロシーンの属性
監禁拘束プレイを重視。拘束具にこだわりがある。浣腸、フィスト、輪姦なども。

目次

  1. 『姦白宣言』のような作品
  2. 『HOTOTOGISU』と『姦白宣言』の差異
  3. 面倒なゲーム性
  4. コメント

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姦白宣言 感想

姦白宣言

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概要と評価 155/200(良)

本作のあらすじ
園田財閥の園田総帥が危篤となり、主人公(藤堂)は次期総帥候補の一人に選ばれた。園田財閥では未だ園田家の影響が強いものの、次期総帥は実力で選ばれることになっている。藤堂は他の候補者を蹴落とし、ヒロイン達を牝奴隷に貶めていく。

感想の要旨
政争劇としてのストーリー性と、監禁調教のエロさが両立した作品。ただし、自力攻略は非常に面倒くさいので、攻略チャートを参考にするなりセーブデータを当てるなりしたほうがいい。

エロシーンの属性
監禁拘束プレイを重視。拘束具にこだわりがある。浣腸、フィスト、輪姦なども。

目次

  1. 3つの面白いポイント
  2. パターン化されたエロシーン
  3. 作業的なゲーム性
  4. 総評

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射精管理する姉 感想

射精管理する姉

実質1本道なので、攻略チャートは作成していません。

Summary

本作のあらすじ
姉の下着でオナニーをしているところを見つかってしまった主人公が、姉に射精を管理されたまま調教されてしまう。

感想の要旨
非常にマニアックで、激しく人を選ぶ作品。男性被虐と近親姦が好きで、”おあずけ”されることにむしろ喜びを覚え、精神的マゾヒズムにも耐性がある人でなければ、本作を受け入れることはできないだろう。しかし、受け入れられるなら、評点では表せない本作の希少価値を見い出せるはずだ。

エロシーンの属性
男性被虐に特化。ペニスやアナルを主に開発される。寝取られ(未遂)や寝取らせプレイの要素もある。

目次

  1. 男性被虐ものとして
  2. 近親相姦ものとして
  3. チープな名作

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或ル家族ノ姦系図 感想

或ル家族ノ姦系図

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感想と評価 130/200(可)

主人公(教壱)は、義母と連れ子姉妹、そして実の父からも虐げられていた。ある日、教壱は義母をレイプしようとするが、途中で義姉に見つかってしまう。教壱はレイプ未遂の罰として離れの蔵に押し込められるも、そこで実母と出会い、御調家の伝説的調教師”狂樂斎”の二代目として覚醒する。

様々な種類のハードプレイを詰め込んだカタログ型の調教作品。エロシーンに関して注目すべき点は、4つある。(a)緊縛・拘束された状態でのプレイが目立つことと、(b)ヒロインによっては前の処女を残したまま終盤までアナルだけを開発できること、(c)快楽の奴隷となってからのエロシーンが充実していること、(d)ヒロインを複数交えてのプレイが全体の4割程度あることだ。

本作の攻略ルートは、攻略するヒロインの順番によって大きく二つに分かれる(便宜上、パート別レビューでは、「瑞乃」パート後に「舞衣つぐみ」へ行くルートをAルート、その逆をBルートとよんでいる)。シナリオの完成度はルート、パートによって差があり、特にBルートの「舞衣つぐみ」パートはひどく出来が悪い。

エンディングは9個もあって、なかにはヒロインの名を冠するものもあるが、実質的な意味での個別エンディングはない。タイトルに謳われているように、本作のテーマは”家族”の淫らな”姦系(関係、系図)”を描くことにあるから、どのエンディングにしても過程において特定のヒロインとの関係が偏重されることはない。

総合的に言って、本作はシナリオの出来があまり良くないけれども、ビジュアルは素晴らしい作品である。ビジュアル上、縄縛や拘束の締めつけ、無理な体勢のきつさや痛々しさがよく表現されていた。欲を言えば、もう少し縄が肉に食い込んでいるほうが好みだが、このままでも良い絵であることには変わりない。

音声付きのエロ画集として買うなら、けっこうレアなプレイもいくつか拝めて、たいへん宜しい。ただし、エロ絵の枚数は64枚と、フルプライスにしてはかなり少ないので、そこは妥協する必要があるが。

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無限煉姦 ~恥辱にまみれし不死姫の輪舞~ 感想

無限煉姦 ~恥辱にまみれし不死姫の輪舞~

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感想と評価 145/100(良)

ストーリーは、成長物語。世界観は、時空を超越したパラレルワールド。理不尽な環境に翻弄されるだけだった主人公が、別世界で様々な人々との出会いを通じて成長していく。

Liquidの他作品とは毛色の違う異色作。過激な陵辱(輪姦、触手姦、人体改造、拷問系)を盛り込みながらも、ストーリー性が非常に高い。実用本位でプレイするとやや微妙な作品だが、ダークファンタジーの読み物としてはとても面白い内容だと思う。

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