Tag: 落書き

これまでにレビューした作品のうち、ヒロインの肉体への落書きを行なうエロシーンが1本以上あるエロゲーのリストです。例えば、体に「正」の字カウントを書いたり、淫乱とか精液便所とか書いたりします。

セックス注毒 ~あの娘が性奴になるまで~ 感想

セックス注毒 ~あの娘が性奴になるまで~

攻略はこちら

感想と評価 75/100(良)

「ぶひ」が口癖のキモ男が、逆恨みから彼氏持ちの同級生の彩乃に復讐する。

媚薬注射をともなう調教または売春に特化した作品。動画の質はいつも通り、シナリオはここ最近のクレージュAでは一番マシな出来だ。新鮮味はなくても、全体的に手堅くまとまっている。クレージュ系の同人動画ゲームが好きなら、楽しめるだろう。

続きを読む セックス注毒 ~あの娘が性奴になるまで~ 感想

凌成敗!~学園美少女制裁秘録~ 感想

凌成敗!~学園美少女制裁秘録~

攻略はこちら

感想と評価 120/200(可)

恭一郎(学生)の最愛の姉である咲(女教師)が、学園内で何者かに強姦されてしまった。保険医にして闇監査官の闇子が語るには、この件には学聖会の秘密が絡んでいるという。姉の仇討ちに燃える恭一郎は、闇子の助手となり、学聖会の闇を成敗するため奮闘する。

前作『懲罰指導 ~学園令嬢更性計画~』の流れを汲む作品。といっても、前作の主人公が顔見せする程度なので、本作からやり始めても何の問題もない。

前作と同じく、凌辱はあくまで手段であって目的ではない。そのため、本作に本格的な凌辱劇を求めるなら肩透かしとなるだろう。

私はわりと本作を好いているが、それでも詰めの甘い作品だと評せざるを得ない。本作にはメインヒロインが3人いるけれども、潤ルートのストーリー展開はだいぶおかしい。初回は空ルートから入ることをおすすめしたい。

続きを読む 凌成敗!~学園美少女制裁秘録~ 感想

蠱惑の刻 感想

蠱惑の刻

攻略はこちら

レビュー

探偵である主人公(と助手)が山奥の館に迷い込み、館の住人達の凌辱劇に巻き込まれる。

本作は、見方によって駄作とも傑作ともなり得る作品だ。ADVとしての完成度を重視するならば、間違いなく駄作である。しかし、グロテスクと称せるほど過激なエロを貴重と考えるなら、お宝級の価値が認められる。

続きを読む 蠱惑の刻 感想

脅迫3 ~遙かに響く光と影の淫哀歌(うた)~ 感想

脅迫3 ~遙かに響く光と影の淫哀歌(うた)~

攻略はこちら

感想と評価 145/200(良)

アイドルの沢音遥は何者かに強姦され、しかもその様子がアダルトビデオとして流出してしまう。アイドル生命の危機にさらされた遥は、「あの遥は偽者だと証明するため、AV女優”ハルナ”としてAV出演しろ」という所属事務所社長の提案を呑む。

シナリオにしろグラフィックにしろ、やや物足りない面もあるけれども、総合的には佳作といっていい作品だ。エロは特定の性癖に特化せず、ソフトからハードまで様々な種類のプレイが詰め込まれている。今のところ実売価格が6千円~7千円と安いので、わりとお買い得ではないかと思う。

続きを読む 脅迫3 ~遙かに響く光と影の淫哀歌(うた)~ 感想

for your smile ~あなたのことは、好きでした~ 感想

for your smile~あなたのことは、好きでした~

攻略はこちら

総評 60/100(可)

アイスクリームと宣伝されたものが実はラクトアイスだった、というように。本作は、宣伝と実際の内容が同じようにみえて、同じでない作品である。

広報を担当した者は、本作の内容を理解したうえであの紹介文を掲載させたのだろうか? 紹介文中にある「既存の寝取られゲームとの違い」は、客観的事実と異なる。その他のセールスポイントについても、完全に間違っているとまでは言わないが、プレイヤーが宣伝されたとおりに解釈するとはとても思えない。

続きを読む for your smile ~あなたのことは、好きでした~ 感想

LILITH-IZM06 ~デジアニメwithリリー&リリア外伝~ 感想

LILITH-IZM06~デジアニメwithリリー&リリア外伝~

攻略はこちら

総評

結論から述べよう、本作は地雷だ。何故か?

まず何より、コストパフォーマンスが悪すぎる。

基本CGは22+1枚しかない(1枚はCG登録されない)。22+1枚なら価格相応と思われるかもしれないが、そのうち7枚は該当作からの使い回しである。つまり、CG登録される新規CGはたったの15枚程度しかないのだ。コストパフォーマンスがうりのLiLiTHで、まさかこんなものを掴まされるとは思わなかった。

アニメーションの出来もあまり良くない。リリーやリリアはまだマシだが、旧作CGを用いたアンネローゼと監獄戦艦2の動画は不自然さが目立つ。もともと静画として描かれた絵を無理やり動かしたものだから、動きがカクカクしている。

シナリオについては、酷いだとか、そういう問題ではない。そもそも、真っ当なシナリオが用意されているのは、Tentacle and Witchesだけだ。

姫騎士リリアは旧作ヒストリーを垂れ流し、その間に追加イベントが挿入される。この追加イベントは単なるエロシーンの詰め合わせであって、サイドストーリーと呼べるような代物ではなかった。唯一ENDINGと書かれたシーンを選択したら、そこには何故か旧作リリアの広告”だけが”掲載されていた。きっと、”エンディングを知りたければ”、もう一度買えということなのだろう。

アンネローゼと監獄戦艦2は、数本のエロ動画がそのまま置かれているだけである。もちろん、予告通りの旧作で人気の出たシーンだけが。だけが。それも、2本と4本だけ。監獄2が4本で、アンネがたったの2本だ。

繰り返し言うが、本作は地雷だ。発見者の一人としては、とても「一歩踏み出せ」とは言えない。もしあなたがリリーのためだけに身銭を切れるならともかくとして、だ。それ以外のファンには、とてもお薦めできない。

続きを読む LILITH-IZM06 ~デジアニメwithリリー&リリア外伝~ 感想

えろげー!~Hもゲームも開発三昧~ 感想

えろげー!~Hもゲームも開発三昧~

攻略はこちら

あらすじ

エロゲー制作会社フラワーに所属する女社長・女従業員は、全員処女。彼女たちは、才能と技術力には恵まれているものの、性経験の不足から”エロい”エロゲーを作ることが出来ていない。

そんな彼女たちに対し、新入社員である前に生粋のエロゲーマーである主人公は、入社早々、異を唱える。彼にとって、『エロ』とは、ただ男と女が絡み合っていればいいものではなく、下品かつ扇情的でなければならないものだ。

エロゲーについてのこだわりを、豊富な資料とともにぶつけて真心をみせる主人公。女従業員たちはそんな彼の情熱に気圧されて、以後は彼の助言を渋々ながらも受け入れるようになる。

しかし、助言とは単なる二次情報だ。どうしても自らする経験には及ばないし、実際にやってみなければよく理解できないこともある。では、どうすればよいのか?

その答えは実にシンプルで、実際にヤッてみればいいのだ。彼女たちは過程において多少の差こそあれ、結局はその結論に至る。こうして主人公と彼女たちのエッチな”資料”作りが日々行われることになった。

総評 180/200(秀)

エロゲー業界もの。本作の完成度は、全ての項目を『優』以上とみなせるほどに高い。

しかし、本作から漂ってくる強烈で下品なにおいは、和姦や純愛といった芳香剤をどれだけ振り撒いても、完全には誤魔化せない。そのにおいに惹かれて手に取るならば良し。しかし、鼻の利かない駄犬のように貪るならば、毒にもなり得るものがある。

それは、玉ねぎのようなものだ。業界ネタ、バカップルな関係、女だらけの職場、エロゲーにかける情熱……そんな見せかけの皮を剥いてやらないと、本作の刺激的な中身は味わえない。

皮を剥いた本作の正体は、まず下品だ。そして、におう。膣や肛門から立ち昇る女のにおいはもちろん、腋から漂う汗と垢のにおいも愛せなければ、『匂い』は『臭い』となるだろう。チュパチュパと優しい音をたてながらペニスを舐めるのが『おフェラチオ』だとしたら、「じゅぼぼぉ!」「むぐっむぐっ!」「ずずずずっ!」と包茎おちんちんを貪る『口まんこ』はあまりに下品だろうか?

犬も食わぬその極上の気品をすぐにでも味わいたいなら、迷わず買うといい。変態紳士のご同輩、あなたは高貴だ。しかし、もしあなたが玉ねぎを剥くのに涙する体質ならば、以下に述べるようなことにはよくよく注意せねばならない。

続きを読む えろげー!~Hもゲームも開発三昧~ 感想

寝取らレイプ ~恋人も妹も~ 感想

寝取らレイプ~恋人も妹も~

攻略はこちら

あらすじ

鷹雄は、妹(雛子)に慕われ、良き恋人(香波)にも恵まれた学生だった。ところがある日、妹は悪い男に誑かされ、恋人は目の前でレイプされてしまう。妹からの信頼を失い、今まで通りとはいかない恋人との関係にも悩む鷹雄。しかし彼は、二人が弄ばれるのをただ見ていることしかできないでいた。

総評 55/100(可)

妹や恋人を寝取られる。妹の場合は「悪い男に引っかかって……」という王道的展開だが、恋人の場合は基本強姦である。

シナリオにもグラフィックにも、詰めの甘さを感じる出来だった。少々荒い作りであっても構わないなら問題ないかもしれないが、あまりお薦めはできない。

続きを読む 寝取らレイプ ~恋人も妹も~ 感想

鋼鉄の魔女アンネローゼ 感想

鋼鉄の魔女アンネローゼ

攻略はこちら

総評 125/200(可)

制作側が言うには、対魔忍シリーズの世界を継承したらしい作品。だが、対魔忍シリーズの殆どをプレイした私からみて、現時点では世界の強い繋がりは感じられない。内容的には、「鋼鉄の魔女アンネローゼ」=(「対魔忍シリーズ」+「BLACK LAGOON」)÷2+αといったところ。対魔忍シリーズは未プレイでも全然構わない。

作品全体に対する印象としては、「LiLiTHがこれまで制作してきた作品群から人気が出た要素を可能な限り抽出し、再構築したらこうなった」という感じ。極めて迎合主義的な内容で、制作者のこだわりのようなものは少しも感得できない。BLACK LiLiTHは飽くまで陵辱系ブランドであるはずが、何故か和姦に阿っているあたり、「旧来ファンの期待を裏切った」として非難されても仕方ない内容であった。

こんなブランドカラーを逸脱した作品を買わされて、私にも不満に思うところが無いわけではない。実際、何の脈絡もない和姦シーンや主人公の豹変ぶりには、だいぶイライラさせられたものだ。しかしそうであっても、一部のキャラクターやエロシーンそれ自体には少なからぬ魅力を感じてしまったことについては、やや悔しいが認めざるを得ない。

さすがに最近流行の設定についてはだいぶ研究されているようで、本作に対する私の印象は、完全に「駄作だ」と切って捨てるほど悪くはない。徹底した陵辱系作品が好きな方にはとても薦められないが、逆にそうでない方ならそこそこ楽しめる作品なのではないかと思う。

続きを読む 鋼鉄の魔女アンネローゼ 感想