Tag: グロ

これまでにレビューした作品のうち、切断、流血などのグロテスクな演出のあるエロゲーのリストです。

Dark Blue 感想

Dark Blue

攻略はこちら

あらすじ

哀沢雪斗は、親友の伊能玲矢からの誘いで、自分の姉妹やその友人達を連れ、伊能家が所有する山奥の別荘へ遊びに行くことになった。現実離れした豪邸に感嘆し、休日を満喫する哀沢一行であったが、??が何者かに殺されたことで、状況は一変。崖崩れのために下山できず、警察もすぐには来れないとされる状況下で、彼らの日常は徐々に、しかし確実に壊れていく。

総評 55/200(地雷)

猟奇+寝取られ作品。納期を焦って未完成のままリリースしたのか? 当サイトの立場からすると、そう思えるほどの駄作であった。

シナリオの出来の悪さも大概だが、グラフィックの完成度の低さは特に酷い。このグラフィックに美点があるとすれば、レビュアーがこれを褒める必要性について考慮する手間が省ける、ということだけだ。

続きを読む Dark Blue 感想

犯ワレルココロ ~隷属調教~ 感想

攻略はこちら

総評 80/200(不可)

近親相姦調教もの。ゲーム性は単なる作業。CGコンプリートの難度は恐ろしく高いが、いくつかの要素(後述)を踏まえた上で筋道立てて考えていけば、確実に埋められる。

しかし、”お手軽さ”を売りとする低価格ソフトで、こんなに鬼畜な難度設定にする必要があったのかどうかは疑問。シナリオが良ければまだ救いようはあったかもしれないが、シナリオの質はとても低かった。
タイトルの『犯ワレルココロ』というのは、ヒロインだけでなく、自力攻略するプレイヤーの心境さえも象徴しているようだ。

続きを読む 犯ワレルココロ ~隷属調教~ 感想

対魔忍ムラサキ ~くノ一傀儡奴隷に堕つ~ 感想

対魔忍ムラサキ~くノ一傀儡奴隷に堕つ~

総評 130/200(可)

対魔忍アサギ シリーズのスピンオフ作品(第5作目)。ストーリーは『対魔忍アサギ』と深く繋がっているが、『対魔忍アサギ2』との繋がりはそれほど強くはない。第1作目か完全版をプレイしていれば、いちおう物語の内容を把握できると思う。

グラフィックの質については、前作よりもさらに良くなっている(からへ格上げ)。定価が少し上がったものの、量的にも質的にも値段相応の向上がみられる。

ただ、本作品のエロは、『対魔忍アサギ2』よりもさらにニッチな趣向になっている。購入する前に後述のレビューを良く読んだ上で、自分の性癖と相談してほしい。

続きを読む 対魔忍ムラサキ ~くノ一傀儡奴隷に堕つ~ 感想

沙耶の唄 感想

沙耶の唄 Nitro The Best! Vol.2

総評 160/200(優)

『沙耶の唄』は、グロ描写で有名な作品である。だが、”グロいから”という理由だけで評価されているのではない。

本作品に、量産型のキャラ萌えはない。誰もが心地良いと感じる雰囲気もなければ、プレイし終えた後の達成感もない。そこにあるのは狂気と純愛だけで、それ以外の『友情』とか『正義』といった要素は最初から拒絶されている。

本作品は、杜撰な構成ゆえに人を選ぶのではなく、その偏った内容ゆえに人を選ぶ。その秀逸なシナリオとグラフィックとサウンドの三位一体でもって、狂気と純愛を強烈に主張してくる。『沙耶の唄』のそういうエロゲとして異質なところが、個人的にはかなり気に入っている。

続きを読む 沙耶の唄 感想

女体狂乱 ~これが私の望んだボディ~ 感想

総評 75/100点(良)

とても、とてもとても気が狂った人体改造エロゲー。あまりの狂乱っぷりに感動し、思わず『』と評価しかけたが、半日ほど頭を冷やして『』とした。

『女体狂乱』のストーリーとエロシーンは、善悪とは関係のない向こう側へとぶっ飛んでいる。このある意味で高度な笑いと、極めて実用的なエロシーンを理解できるのは、……な人間しかいない。

本作品は、二次元と三次元を倫理的に峻別できない方や、グロ耐性がない方は絶対にプレイすべきでない。しかし一方、すべて悟っているプレイヤーにとっては、最高の抜きゲーとなり得るだろう。

続きを読む 女体狂乱 ~これが私の望んだボディ~ 感想