夏のひめごと。 感想

夏のひめごと。

レビュー

夏の田舎の家屋で、帰省した姪っ子二人とエッチする作品。前半はわかばちゃんとだけ戯れるが、後半からは仲間はずれにされて焼きもちを焼いた双子の妹ふたばちゃんも参加する。

本作のテキスト量は30分にも満たないが、動画のクオリティの高さは価格を遥かに超えた価値がある。少女の写実的な造形は、膨らみかけの乳房、引き締まってきた下腹部、小さなお尻、肩幅に比してやや大きな頭部など、ある年頃の子どもの特徴をよく捉えている。秘部をみれば、恥丘は未だ無毛であり、色素沈着がほとんど進んでいない肛門はくすんだ桃色だ。

出典:おてもと屋『 夏のひめごと。』Ver.1.5
私服の二人

肌の質感は、拡大すれば皮溝の模様さえ見えそうなほどリアリティがある。水着跡と思われる日焼けの曖昧な境界も良い塩梅だ。小さなピンク色の舌はややアンリアルだが、ざらついた表面の質感は再現されている。髪や陰毛はその一本一本を認識できるレベルで描かれている。3D動画では再現の難しい精液の質感は、これまで見たことのある同人動画で最高の出来だった。

出典:同上
精液を溜め込んだ口内

動画の動きも最高だ。セックスのピストン動作など大きな動きだけでなく、挿入時の股間周りの収縮や肛門のひくつきなど、細かいが重要な動作にもフォーカスされている。少女が主人公のペニスをちろちろと舐める舌先、喉奥まで精一杯呑み込むディープスロート、口に溜め込んだ精液を飲み下す仕草なども堪らなくエロい。モザイクは肛門無修正で、薄消しAV並の薄さだ。

出典:同上
スクール水着を着た二人

人体だけでなく、衣装にもこだわりが感じられる。シーンセレクトでは、私服・全裸・スクール水着の3種に衣装を変更できる。私服ならリボンやバイザー、靴下は最後まで脱がさないし、スクール水着なら上部を捲ったり股間部をずらす以外の余計なことはしない。衣装そのもののクオリティも、当然ながら非常に高い。

本格的なロリータ作品を求めているなら、『夏のひめごと。』を買わない理由はないだろう。本作のCGのクオリティは、ロリータかつアダルトであることを気にしなければ、もはや芸術として拝めるほどだ。ちなみに、本作は執筆時現在、冬の同人キャンペーン対象で50%引きになっているから、買うなら早めにしたほうがいい。

作品情報

タイトル 夏のひめごと。
ブランド おてもと屋
発売日 2014年08月02日
ダウンロード販売 DLsite DMM