恋と××のフェムドム レビュー

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評価 90/100(秀)

教師である主人公は、ある日突然、成績優秀な美少女の汐月眞奈美(しおづき まなみ)から愛の告白を受ける。主人公はいったんは逸らかしてみせたものの、やがて秘密裏に交際をはじめる。このままでは一線を超えてしまうことを危惧した主人公は、自らに貞操帯をつける決意をした。そして、貞操帯の鍵を眞奈美に委ね、卒業までセックスしないことを誓う。

『恋と××のフェムドム』は、男性教師に恋をした美少女が彼の射精を管理し、徐々に異常性欲に目覚めていく作品だ。序盤だけみれば、貞操帯を身につけた主人公が眞奈美の卒業まで射精管理されるだけの話だが、この類まれな作品はそれだけでは終わらない。

出典:エムサイズ『恋と××のフェムドム』

優等生ではあるが、世間の常識や倫理にとらわれない美少女。処女である。

二人は卒業までセックスこそしないが、ディープキスや手コキくらいは序盤でもやっている。貞操帯の鍵を任された眞奈美はとても嬉しそうで、主人公の射精管理に喜びを感じているようだ。眞奈美は主人公をずっとおあずけ状態にはせず、定期的に無駄撃ちをさせてくれる。

『恋と××のフェムドム』のストーリーは選択によって3つに分岐し、それぞれ、「肉欲」「崇拝」「懲罰」といった異なるテーマ性を持っている。その違いを具体的に説明すると、以下のようになる(ネタバレを避けたい場合は、下のアコーディオンを閉じてほしい)。

テーマ性の違い

出典:同上

何時間にも渡って、足腰立たなくなるまで搾り取る。精液を。

また、エロシーンにもそのテーマ性に応じて異なる趣向が凝らされている(ネタバレを避けたい場合は、下のアコーディオンを閉じてほしい)。

エロシーンの趣向の違い

短編でこのようにテーマを分けることは、作品の趣旨を曖昧にする悪因となりやすい。しかし本作においては、序盤で示唆された”眞奈美が主人公に惹かれる理由”の答え合わせが、分岐したストーリーに強い影響を与えている。これによって、それぞれが異なるテーマを持って分かれているにもかかわらず、本作は作品全体としての大きなテーマをしっかりと維持できている。

作品全体としての大きなテーマとは、すなわちフェムドム(女性がBDSMにおいて支配的な役割を果たすこと)だ。この作品は、序盤だけみると、恋人どうしの単なる射精管理ものだが、作品全体としては異常性欲を持った美少女が女王として開花し、運命の男性を身も心も支配していく様子を描いている。まさしく『恋と××のフェムドム』という表題にふさわしい作品なのである。

『恋と××のフェムドム』は、シナリオ、グラフィック、音声ともに申し分ない出来栄えだ。古臭いUIにのみ若干の不満を覚えるが、それでも非常に素晴らしい作品であることに変わりはない。射精管理、CFNM、フェムドムといったキーワードに股間を刺激される方には、ぜひこの傑作を楽しんでいただきたい。

  • 総合評価 90/100点
  • シナリオ 30/30点
  • グラフィック 30/30点
  • 音声 20/20点
  • システム 10/20点

作品情報

CGと声優の詳細
タイトル 恋と××のフェムドム
サークル エムサイズ
発売日 2017年08月25日
ダウンロード販売 DLsite DMM