総評 70/100(良)
スクール水着少女の“過激”な調教もの。
本作品のタイトルや商品画像が同サークルにしてはパンチが弱く、その出来に不安があったものの、実際にプレイしてみれば良作級の作品だった(今月はこのパターンが多いなぁ……)。
別に物語が面白いわけではないが、最も重要なエロシーンはなかなか良い。コストパフォーマンスは最高に良い。ギャグセンスの無さに目を瞑れば、わりとオススメできる作品だ。
シナリオ 15/30点
強姦魔の主人公は、『組織』から「”スクール水着が似合う女の子”を調教しろ」という依頼を受けた。そこで、主人公はとある学園の水泳部のコーチとなって、組織へ献上するための水泳部員たちを調教する、という話。
序盤は、唐突に水着少女をレイプするところから始まり、「これは地雷を踏んでしまったか」と思った。しかし中盤以降は、わりと普通の強姦調教ものになって、物語性が殆ど無いなりにも安定してくる。
エロについては、良くも悪くもユニークだと思う。一本のエロシーンの尺は過不足なく、変化に富んでいて、マンネリ感がなかった。また、使い古されて一般化したエロシーンは少なく、わりと目新しくて過激なエロを楽しめた(※ 具体的なプレイ内容については、エッチ内容についてを参照)。
不満点について
卑猥な笑いを狙っていると思わしき台詞がいくつかあるが、そのいずれもが寒くて興醒めなこと。センスがオヤジギャグ並みなので、だいぶ苦しい。
グラフィック 30/30点
基本CG枚数は36枚。それとは別に、アイキャッチが30枚ある(※ これらはそれぞれ基本3枚の差分程度の違いしかない)。『学・校・水・着』の価格が1,890円であることを鑑みると、本作品の基本CG枚数は相場の約1.8倍に相当する。
エロシーンは、全部で30本。その内訳は、芽流(8)、奈々海(8)、みなわ(5)、その他(1)、芽流&奈々海(3)、芽流&みなわ(1)、奈々海&みなわ(1)、その他大勢(1)となっている。
CGは、一見したところ、Waffleの接待シリーズのCGに近い雰囲気がある。特徴的なところだと、汁や水滴、スクール水着の光沢が、あのシリーズに近しく表現されている。
もちろん、『学・校・水・着』は商業同人ソフトなので、あの出来には及ばないが、それでもそのクオリティは結構良い線をいっている。同人として評価するなら、25/30点のレベルだ。
モザイク修正は薄め。アナルは無修正。
音楽・声優 15/20点
声優さんの演技にひどい不満はないが、絶叫したり狼狽したりする演技については拙いと思う。
芽流 | 岩泉まい | 奈々海 | 七生みこと |
みなわ | 小倉結衣 |
システム 10/20点
クイックセーブ機能無し。スキップは遅い。
エッチ内容について
作品情報
タイトル | 学・校・水・着 ~ザーメンプールで泳いだら~ |
ブランド | わるきゅ〜れ |
発売日 | 2008年12月26日 |
ダウンロード販売 | DLsite DMM |
パッケージ通販 | Amazon 駿河屋 |