淫烙の巫女NTR ~義父の魔の手~ 感想

淫烙の巫女NTR ~義父の魔の手~

※本作には選択肢がないので、攻略記事は書いていません。

レビュー

私が『淫烙の巫女』をレビューしたのは5年前で、当サイトのレビュー様式が今とはまるで異なる昔の話だ。正直、内容の細かいところは覚えていない。巫女の輪姦・乱交もので、とにかく実用性の高い作品だったということだけは覚えている。その頃のつたないレビューを読み返してみると、実際、当時もそんなふうに思っていたことが分かる。

『淫烙の巫女NTR』は、その『淫烙の巫女』のスピンオフだ。現在の夫(健)の父親(剛蔵)に肛虐調教されるも処女だけは守り通した遙が、昔の淫行写真をネタにした脅迫をきっかけとして、再び剛蔵に調教されてしまう。

『淫烙の巫女NTR』は全四話(追記:後の情報によると、次回(直接の続編かは不明)があるらしい)。テレビアニメのように毎週一話ずつ公開され、今月(2014年8月)の22日に第4話が公開されることになっている。今回レビューするのは、その第1話だ。

本作を楽しむのに前作をプレイ済みである必要はあるかというと、(第1話の時点では)その必要はないと思う。本作をプレイしながら記憶の糸を手繰っていったが、そもそも前作はストーリー性を重視した作品ではなかったし、どちらかといえばテンプレ的な陵辱物だった覚えがある。おまけに、本作では原画家と声優が変更されており、塗りの雰囲気もすっかり変わってしまっている。前作への思い入れが深ければ、むしろ納得がいかないのでは? とさえ思う。

前作のタイトルと一部設定を引き継いでいるだけの別物、という観点からみると、『淫烙の巫女NTR』の第1話は悪くない内容だ。

遙は、健のことを心底愛しているし、正常位ばかりのノーマルなセックスにもあまり不満はない様子だった。しかし、剛蔵があの手でこの手で彼女との性的接触を試みると、彼女のなかに封印されていた肛虐快楽の記憶が呼び覚まされていく。そうなると、もはや夫とのノーマルセックスでは満足できず――という過程が、Nomad流のねちっこい描写で、第1話丸ごと使ってじっくりと描かれている。

エロシーンは、口淫、肛門自慰、アナルセックスなど。第1話に関しては、アナル好きに向いている内容だった。剛蔵と接触した後は夫婦の営みが行なわれるが、それはエロシーン扱いではない(=CGがない)ので、注意しよう。

第1話は1000円未満の作品としては満足できる内容だったので、引き続き第2話も購入する予定だ。

作品情報

CGと声優の詳細
CG・エロシーン
原画 麻倉桜
CG枚数 5枚
エロシーン数 9本(内訳はすべて遙)
アナル修正 肛門修正済。
声優リスト
花澤さくら
タイトル 淫烙の巫女NTR ~義父の魔の手~
ブランド Nomad
発売日 2014年08月01日
ダウンロード販売 DLsite