レビュー
平穏だった世界に、人間の上位種族たちが突如として現れた。彼らは圧倒的な力を持って人類を屠殺し、食料として貪っていた。美亜は、両親と姉を殺された恨みを晴らすべく、上位種族の男を殺そうとするも返り討ちにあう。上位種族の男は美亜を自分の屋敷に運び込み、彼女をそこに住まわせた。しかし、それは善意からの行為ではなく、彼女に生き地獄を味わわせるためだった。
バグシステムが2016年7月29日に発売予定の『死に逝く君、館に芽吹く憎悪』の体験版(げっちゅ屋専用Ver.)をやってみた。この作品は猟奇プレイに特化しているようだから、グロやリョナ表現が苦手な方は注意が必要だ。
美亜は屋敷に軟禁されているが、屋敷内であれば自由に動きまわることを許可されている。さらに、日に三度の食事と、自分の部屋を与えられてもいる。美亜は通常なら死んでしまうほどの重傷を負ったとしても、この自室でしばらく過ごせば全快する。
出典:バグシステム『死に逝く君、館に芽吹く憎悪』げっちゅ屋専用体験版
いたぶって楽しむにしても、人形相手では面白くない。
もちろん、屋敷の主は美亜を大切にもてなすために、彼女にこの待遇を与えているわけではない。彼女を何度でも心行くまで傷つけ、弄ぶために、あえて彼女を泳がせているのだ。
屋敷の地下には拷問部屋があり、美亜はそこで一度、文字通りの意味で『解剖』される。しかし、死んだはずの美亜が次に自室で目を覚ますと、記憶は混乱していたものの、身体は元通りになっていた。
これが本作の恐ろしく、そして面白そうなポイントだ。つまり、美亜はこれから先何度も死ぬような目に合わされるが、その度に蘇ってまた拷問されるわけだろう。実に悪趣味で、リョナゲーとしては『Maggot baits』を彷彿とさせるような趣向だ。
出典:同上
首絞めセックスなんて優しいほう? 切断面が見えてないもの。
今回プレイした体験版はげっちゅ屋専用配布で、総プレイ時間は1時間未満。尺のわりに、グロ系CGが豊富に収録されているので、興味がある方は自分のメンタリティで耐えられるかどうか確認してみるといいだろう。
作品情報
タイトル | 死に逝く君、館に芽吹く憎悪 |
ブランド | バグシステム |
発売日 | 2016年07月29日 |
販売&体験版 | Getchu |