レビュー
POISONから2016年8月26日発売予定の『姉姉W催眠』をプレイした。本作は、主人公が、自分を嫌っている兄嫁と義姉を催眠調教する作品だ。体験版には二人のヒロインのエロシーンが複数収録されており、総プレイ時間は60分未満。
受験にも就職にも失敗した主人公の月城健児は、金持ちの兄夫婦の家に居候中。兄嫁の久美子は不潔そうな健児を苦手としており、義姉の結花は不出来なうえに性別が男の彼を心底嫌っていた。また、兄の純一は健児を見下しており、ご近所の金持ち奥様たちも彼をニート呼ばわりして馬鹿にしていた。
健児は、そんな四面楚歌の日々を送るなか、ネット上でYAMIと出会う。YAMIは、健児に催眠アプリと催眠装置を無償で提供してくれた。健児はこれらを用いて、久美子と結花を催眠調教することを決意する。
出典:POISON『姉姉W催眠(体験版)』
ゲームは、毎回、調教対象を選んで進めていくようだ。
『姉姉W催眠』の催眠の仕様は、なかなか細かく設定されている。
催眠装置は、装置を仕掛けた部屋を母親の胎内に見立てて、腹の中の子供に刷り込むように暗示をかける装置だ。これを使えば、時間はかかるものの、対象の意識を操ったり、肉体に暗示をかけてある程度の変化を起こしたりできる。催眠アプリのほうは催眠装置をコントロールするためのプログラムで、このアプリを通じてYAMIと会話することもできる。
催眠の限界としては、催眠効果には時間制限があり、強い思い込みをさせる暗示は効果が短くなるという。ただし、うまく洗脳していけば、獲物を永久に自分のものにすることも可能らしい(注:作中では、催眠と洗脳は明確に区別されていない)。
体験版では、久美子は母乳が出る体質になり、さらに排泄で感じるように変化させられた。一方、結花は、常識感を変更され、精飲精食の欲求を持たされてしまっていた。
体験版をプレイしたかぎりでは、テキストが説明的で理屈っぽいのと、立ち絵も一枚絵も表情がやや硬いのが気になった。しかし、シチュエーションはまあまあ面白そうだったので、とりあえず製品の予約はしておくつもりだ。
作品情報
タイトル | 姉姉W催眠 |
ブランド | POISON |
発売日 | 2016年08月26日 |
体験版 | Official Getchu |