獣の犠牲 ケモノノイケニエ 感想

獣の犠牲 -ケモノノイケニエ-

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あらすじ

主人公は、動物と心を通わせる能力を持った青年。トリマーになるために進学コースから外れ、そのために、性悪なヒロイン達に理不尽な扱いを受けている。それでも彼は大人しい態度を保っていたが、ある日、最愛のペットを何者かに殺されたことで豹変。主人公は犬の力を借りて、ペットを殺した犯人と思わしき人物(ヒロイン)を捕まえ、制裁として彼女たちを獣姦していく。

総評 65/200(可)

獣姦特化。とにかく獣姦を見たい、獣姦に飢えている、という方向け。ただ、ガチな獣姦描写を希求している方にとっては、少し残念な作品かもしれない。

シナリオ 10/30点

本作のヒロイン達の性悪さは異常である。主人公は彼女達から逆恨みされたり、「進学しないのに成績が上がった」という理由で罵られたりと、かなり理不尽な扱いを受けている。

極めつけは単なる嫌がらせで最愛のペットを殺されたことで、こんなに酷い扱いをされてはぶちキレてしまっても仕方ない。その結果が獣姦というのもどうかと思うが、何にせよ、犯されるヒロイン達に同情の余地はないから、あまり罪悪感を覚えずにプレイすることができる(※あくまでエロゲでは、という意味で)。

物語について不満なのは、尻切れな構成であること。犯して犯して壊してお終い、という基本構成自体に文句はないが、それにしても終盤のいきおいに欠ける。特に可憐ルートなんて、唐突に終わるものだから面食らってしまった。

また設定上、主人公は動物を大切にする青年だとされているのに、作中では動物を単なる復讐の道具としてしか扱っていないような印象がある。動物と心を通わせる描写もほとんどなく、どちらかというと、動物を意のままに操っているだけではないか、と思う。

獣姦は、犬、豚、馬、山羊によって行われる。山羊は細長い舌を、馬は巨大なペニスを、豚は大量の精液をもって、ヒロイン達を陵辱する。ただ残念なことに、犬の尾結合シーンはない。

本作が獣姦に特化しているのは言うまでもないが、それを売りにしているわりには人間だけとのセックスシーンがやや多い。1本くらいなら構わないが、さすがに3本は要らない。

エロテキストには、臨場感がない。衆人環視のもとで犬のペニスをフェラするシーンでは、ギャラリーの反応が弱すぎるし、輪姦しているときでさえ男達の反応はほとんど読み取れない。

グラフィック 20/30点

基本CG枚数は、19枚。エロシーン数も同数。その内訳は、可憐(7)、アヤ(3)、芙美子(7)、可憐+アヤ(1)、可憐+芙美子(1)となっている。

一枚絵の出来は悪くないが、表情が弱い。せっかく獣姦されているのだから、もっと気が狂うような表情がほしいところ。また、結合箇所を見づらい構図が多く、断面図がない。テキストと一枚絵の描写がチグハグな印象もある。

モザイクは、同人らしく激薄。アナル無修正。

音楽・声優 15/20点

声優の演技の出来の差が顕著。可憐役は上手く、芙美子役は普通だが、アヤ役は今一歩。可憐とアヤは二人一緒に登場する場面が多いせいか、アヤの演技に違和感を覚えやすい。

システム 20/20点

基本システムは、相変わらず、同人としてはかなり便利なほう。クイックセーブ、ウィンドウ透過、非アクティブ時動作切替、選択肢通過語のスキップ継続切替、音声ハイライト率の調整など、様々な機能が充実している。

エッチ内容について

可憐(7)
愛犬により処女喪失
クラスメイト男子達による輪姦
豚に大量の精液を注ぎ込まれる
山羊の細長い舌でクンニされながら、手コキ
猿に押さえつけられ、主人公に犯される
クラスメイト達が見ているなかで、愛犬のペニスを
その他
アヤ(3)
犬により処女喪失
豚に犯される
可憐の眼前で主人公に犯される
芙美子(7)
犬による輪姦
馬の巨根で犯される
馬の巨根をフェラさせつつ、主人公が犯す
豚に大量の精液を注ぎ込まれる
屋上のフェンスに緊縛され、猿の手でフィストされる
その他
可憐+アヤ(1)
人間による輪姦(※アヤは妊娠ぼて腹)
可憐+芙美子(1)
人間による輪姦

作品情報

タイトル 獣の犠牲 -ケモノノイケニエ-
ブランド 黒色槍騎兵
発売日 2009年11月28日
ダウンロード販売 DLsite