総評 55/100(可)
ロ○ータ陵辱もの。ストーリーは、私の求めていたもの(後述)とは異なり、はっきり言って期待外れだった。グラフィックについては、一枚絵がすごく上手いわけではないけれども、エロさは十分に伝わってきた。作品全体の出来は良くないが、回想だけならそこそこ使えるかもしれない。
シナリオ 10/30点
『幼蝶と変態蜘蛛』という大仰なタイトルがついているが、要は、常習的性犯罪者が少女を騙して陵辱する、という話である。少女に催眠薬入り、あるいは媚薬入りのジュースを飲ませ、寝ている間に割れ目を撮影したり、あるいは火照った身体にオナニーを強要したりするわけだ。
少女は、処女喪失の段階から、嫌がりつつも「あんあん」と喘ぎまくるので、快楽堕ちの過程を楽しむことはできそうにない。私は、本作のタイトルから、「蝶が蜘蛛の糸にからめとられるように、少女が抵抗しつつも徐々に快楽に堕ちて、逃げ出せなくなる」ような展開を期待していたので、こんな内容では満足できない。
エンディングについては、どれも中途半端に終わる。起承転結でいうと、転結がなくて『承』で終わる感じだ。
グラフィック 20/30点
基本CG枚数は、12枚。回想は12本。すべて春菜と主人公のエロシーンだ。
序盤の寝ている少女の割れ目を撮影するシーンは良かった。陰部を広げてカメラを近づけたときにはモザイク越しにも尿道口が見えるくらいにアップされ、また、クリトリスの包皮を剥いたときには豆が見える、といった演出がエロい。その他のシーンについても、構図的には不満がない。
モザイク修正は激薄。アナルは無修正。
音楽・声優 15/20点
音楽、声優ともに問題なし。
春奈 | ゆづきひな |
システム 10/20点
セーブは「栞をはさむ」形式。画面効果がカットできないせいで、スキップがすごく遅く感じられるのが不満。
エッチ内容について
作品情報
タイトル | 幼蝶と変態蜘蛛 |
ブランド | はりねずみ工房/じゃんがり工房 |
発売日 | 2009年5月2日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |