女装学園(妊)

女装学園(妊)

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Summary 155/200(良)

作品のあらすじ

ある日、谷嶋健人は、学園きってのお嬢様である高幡葵に告白されるも本能的な危機を察知し、その場から逃げ出してしまった。後日、校内放送で実は健人の通う学園は男子校であったことが暴露され、今の今まで共学だと信じていた男どもは阿鼻叫喚。健人が葵に問うと、葵は男の娘が男と結ばれることに少しの疑念も抱いていない様子で……。

レビューの要旨

脳内彼女の『男の娘』シリーズの3作目。『女装海峡』よりもチャレンジ精神に溢れているが、ややニッチな方面に進んでいるので、前2作よりも敷居が高いかもしれない。

エロシーンの属性

対”男の娘”特化。もちろん妊婦?セックスあり。ハーレムもあり。

目次

  1. 他の脳内彼女『男の娘』シリーズとの比較
  2. 各ヒロインのルートについて
  3. コメント

1. 他の脳内彼女『男の娘』シリーズとの比較

『女装学園(妊)』は、脳内彼女の「男と男の娘はHできる」シリーズの3作目。男の娘の仕様は、前2作と基本的には同じだ。

補足:常識! 男の娘とは

3人いるヒロインのうち2人が、男の娘肯定派と否定派に分かれているのも同じ。高幡葵は「男と男の娘は結婚できるし妊娠できる」と心から信じており、住山暁は自分が男の娘であることを受け入れられずにいる。

前作までとの大きな違いは、男の娘が妊娠できることの根拠にある。前作までのそれには伝奇ロマンもどきの背景があったが、本作の場合は妊娠できるから妊娠できる。男の娘が妊娠できるのは、女が孕むのと同じくらい自然なことだから、もはや余計な背景を用意する必要がないのだ。

また、本作は、どちらかといえば『女装山脈』よりも『女装海峡』よりの作品だ。

『女装山脈』ではヒロイン3人とも男の娘として主人公の前に登場したが、『女装海峡』の主人公は響の男としての姿を予め知っていた。本作の場合、健人と暁は幼馴染であるから、健人は暁の男っぷりをより詳細に知っていることになる。

エロシーンについては、『女装山脈』では、ヒロインの”男性”を意識させるような絵面は全体的に控えめだった。それが『女装海峡』ではヒロインのチンポを強調した絵が目立つようになり、主人公が男の娘のペニスを露骨にしゃぶるようになった。今作は、チンポの存在感こそ『女装海峡』より若干抑えられているが、主人公によるフェラチオはどのヒロインに対しても行なわれる。

つまり『女装学園(妊)』は、男の娘が男の娘である所以の説明をいくらか端折っており、またヒロインの”男性”を意識させる傾向がやや強まった作品なのだ。そのため、本作は、前作までと比べて、初心者参入のハードルが高くなっているように思われる。ファンが手を出すぶんには問題ないが、登山も海難も経験していないニュービーには、このエリート育成学園への入学は少し難しいかもしれない。

2. 各ヒロインのルートについて

本編は、序盤で男の娘3人との口や手足による性行為を体験したうえで、それぞれのルートを選ぶ構成になっている。序盤はハーレムを期待させる展開だが、個別ルートに入った後は、他のヒロインのアプローチは鳴りを潜める(浮気できない)。ハーレムは、全ヒロイン攻略後に、おまけとしてのみ用意されている。

本作は、前作までの伝奇ロマンを放棄しているので、どのヒロインから攻略してもストーリーの理解に差は出ないはずだ。以下では各ヒロインについて簡単な紹介をしていくが、例によってネタバレ防止にはあまり配慮していないから、注意してほしい。

高幡 葵 (たかはた あおい)

屋上での葵のフェラチオ

大金持ちのお嬢様。母親が男の娘で、幼い頃から男の娘として本格的に教育されてきたらしい。そのため、男の娘が妊娠できるということに少しも疑いを持っていない。ヒロインのなかで最も男の娘の性質について知識がある。はっきり言ってしまえば、『女装山脈』の史緒をコピーしたようなキャラクターだ。

個別ルートでは、通い妻ならぬ通いオナホールとして、健人に甲斐甲斐しく尽くす。妊娠(自称)しても健人に責任を取れとは言ってこない。どこまでも彼に尽くすだけで、自分のことは妻ではなく性奴隷のように扱ってもいいという。

献身もここまでくると病んでいると言っていいだろう。殺意のないヤンデレに愛されたい紳士におすすめのヒロインだ。

住山 暁 (すみやま あき)

姉として迫る暁

健人の幼馴染の先輩。暁は奨学生の条件として仕方なく女装しているだけで、心まで男の娘になったわけではない。学校では喧嘩の強い問題児で、あからさまに男っぽい態度をみせている。本作がホモっぽく感じるとしたら、その原因の小さくない部分が暁の存在に求められるだろう。

しかし個別ルートに入ってからは、徐々に男の娘らしさが表出してくる。今まではあくまで幼馴染の友人として付き合っていたのに、途中から”姉”として接するようになる。その振る舞いたるや近親相姦を躊躇わないブラコンで、日常でも伽でも健人に尽くす。

エロシーンは、朝フェラがとても印象に残った。お姉ちゃんにとって、朝フェラは「おはようのキス」と同じらしい。お姉ちゃんは以前男の親友だったような気がするが、そんなことはどうでも良くなってくる。

瀧口 伊月 (たきぐち いつき)

伊月の壁フェラ

健人が部長をしている茶道部の後輩。とんでもないビッチで、いろんな男とエッチしているらしい。健人に対しても遊びで誘惑してくる。

萌抜きゲー色の強いシリーズで、ビッチヒロインを導入したことにはなかなかの冒険精神を感じる。パッケージ版同梱の設定資料集によれば、「女装とはいえ非処女ですから、これが受け入れられるかどうかは非常に悩みましたが、結局自分のリビドーを優先することにしました。」(西田一)とのこと。実際プレイしてみて、シナリオに一番魂がこもっていると感じたのは伊月ルートだったから、本当に良くやってくれたと思う。

伊月は他の2人と違い、健人に尽くすというよりは、健人をチンポ奴隷として調教しようとしてくる。そのため、伊月とのエロシーンは、やや女性優位な展開になっている。

私が伊月とのエッチで最も気に入っているのは、壁フェラのシーン。伊月は設定上ビッチだが、萌抜きゲー的な縛りがあるので、本編中の振る舞いは言うほどビッチではない。しかし、この壁フェラシーンに関しては、伊月のビッチとしての実力?が垣間見えたので、とても気に入っている。

3. コメント

本作は、序盤でいろいろと開き直っているぶん、ストーリー展開が前2作よりも雑であった。また、開き直ったわりには中盤以降小さくまとまりすぎている感があり、どうしてもスケールダウンしている印象を否めない。

しかしながら、『女装海峡』は『女装山脈』のコピーのような作品であったが、『女装学園(妊)』ではいくつか新しい(あるいは発展的な)試みがみられた。それらの試みは基本的にニッチ志向であり、間口がますます狭くなる恐れがあるものだ。そこを敢えて恐れずに突っ込んだチャレンジ精神については、素直に賞賛したい。

総合評価としては『女装海峡』と同点になったものの、私は本作のほうが好みだ。一番最初にやるべきは『女装山脈』に決まっているが、その次にやるなら本作をおすすめしたいと思う。

  • 総合評価 155/200点
  • シナリオ 40/60点
  • グラフィック 65/80点
  • 音声 35/40点
  • システム 15/20点

作品情報

CGと声優の詳細
タイトル 女装学園(妊)
ブランド 脳内彼女
発売日 2014年09月26日
ダウンロード販売 DLsite DMM
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