神装聖姫エレメンティア ~屈辱の洗脳催眠~ 感想

本作は一本道シナリオなので、攻略チャートは作成していません。

評価 80/100(優)

異星人の悪の組織イービルは、地球に存在する謎の高エネルギー体「エレメント」を奪取するため、地球侵略を行っていた。これに対抗するのは、エレメントに選ばれた正義の戦士エレメンティア。如月望は「エレメントヴィーナス」に変身し、恋人(徹)の「エレメントナイト」のサポートを受けて、イービルとの戦いに身を投じていたが……。

『神装聖姫エレメンティア ~屈辱の洗脳催眠~』は、正義の変身ヒロインを洗脳調教し、悪堕ちさせる作品だ。如月望(ヴィーナス)には徹(ナイト)という恋人がいるため、イービルの地球侵略責任者ゲノムによる寝取りの要素もある(見方によっては寝取られ)

出典:ピンポイント『神装聖姫エレメンティア~屈辱の洗脳催眠~』

恋人を人質にとられ、拉致されてしまうエレメントヴィーナス。

ヴィーナスは、洗脳されると同時に肉体改造も施される。身体に注射された媚薬と神経改造によって感覚を操作され、全身がおまんこになったかのように感じる体質になる。例えば、乳首やクリトリスを電気責めされても痛みより快楽を感じてしまう。

さらに常識改変も施され、正義の戦士としての常識がゲノム好みのド変態常識に書き換えられる。その結果、市民の前で不埒なふるまいをしたり、戦闘員たちと乱交したりしてしまうわけだ。

ヴィーナスには洗脳調教されているときの記憶が基本的にはない。あっても、陵辱された事実を何となく覚えている程度だ。この設定は、ヴィーナスが悪堕ちするクライマックスのエロシーンにちゃんと活かされていた。

本作のエロシーンは、洗脳調教および肉体改造に力が入っている。また、その成果として戦闘員や市民たちと輪姦または乱交させられたり、日の明るいうちから野外で露出プレイをさせられるシーンが多い。また、望は風紀員の女学生でもあるので、ザーメントイレ委員長となるシーンも1つだけある。

出典:同上

エロシーンでは、ピンポイントらしく♥が乱舞する。

シナリオにはエロシーンの妨げになるような無駄な設定がなく、ストーリー展開がとてもスムーズだ。変身コスチュームは、正義のヒロインであった頃と、悪堕ちした後の二種類が用意されており、きちんと差別化されている。短編の変身ヒロイン悪堕ち作品としてはとても良く出来ていたと思う。

注意点としては、エロシーンにおけるヒロインの喘ぎ声や台詞がだいぶコメディ的であること。価格のわりに、基本CG枚数がだいぶ少ないことだ(12枚しかない)。これらはPin-Pointファンなら当たり前の前提だが、このサークルの作品をはじめて買うひとは少し面食らうかもしれない。

また、本作は続編を匂わせる終わり方になっている。悪堕ちや洗脳調教といったテーマ自体は作中できちんと消化されているが、無理やりに続編への橋渡しをしているため、やや尻切れな感じがある。

  • 総合評価 80/100点
  • シナリオ 25/30点
  • グラフィック 25/30点
  • 音声 15/20点
  • システム 15/20点

作品情報

CGと声優の詳細
CG・エロシーン
原画 左藤空気
CG枚数 12
エロシーン数 16
アナル修正 肛門修正なし。
声優リスト
如月望 こたつみやこ
タイトル 神装聖姫エレメンティア~屈辱の洗脳催眠~
ブランド ピンポイント / キングピン / ピンポイントクイック
発売日 2017年08月25日
ダウンロード販売 DLsite FANZA