レビュー
領主の娘であるミナは、ヒトと魔族が共存する地で平和に暮らしていた。しかしある日、父が急逝してしまうと、ピエロの連中が屋敷に押しかけてきた。ミナは使用人たちの手引きでピエロから逃れるものの、みんなと離れ離れになってしまう。
RPGツクールVXace製のファンタジーRPG。体験版をプレイしたかぎりでは、グラフィックもゲームも、とても丁寧に作られていた。シナリオは、基本的にはユルい雰囲気を保ちつつも、ストーリーの要所ではシリアスな展開を見せていた。ミナが悪事を働いたり犯されたりすると、心に汚れが溜まっていき、その結果ミナの行動が変化するというシステムもあるようだ。
出典:同上
敵を舐めて森を徘徊していると、スライム如きに瞬殺されて敗北イベントへ……。
モンスターとの戦闘に敗北すると、エロシーンに突入する。体験版では、ボスに敗北するとゲームオーバーになるが、雑魚相手ならリスポーン地点に戻されるだけで済んだ。一枚絵の絵柄は可愛らしく、エロいというよりは萌える……と最初は思っていたのだが、ボスや一部のモンスターによる凌辱はけっこうエグい内容だった。
出典:同上
染みつきパンツがこんなに高く売れるなんて。
屋敷のなかを探ったり、町の住人と話したりしていると、ゲームを有利に進める上で役立つイベントが随所に仕込まれていることが分かる。例えば、アルキタケの敗北イベントを観た後、自室でパンツを着替えると、「染みつきパンツ」が手に入る。これを町の酒場の2階にいる変態紳士に渡すと、5000Gもの対価を渡されたりするのだ。
本作に目新しいところは何もないが、作りが丁寧で安心してプレイできるという印象を受けた。発売予定日の1月上旬は、淫妖蟲の新作以外に何か買う予定もない。予定通りに発売されるなら、購入するつもりだ(01/19追記:4月上旬まで延期された)。
作品情報
タイトル | Blood price |
サークル | つきみたけ |
発売予定日 | 2016年04月上旬 |
体験版入手先 | DLsite |