製品版:攻略
レビュー
pure moreから2016年7月29日に発売予定の『少女マイノリティ -慰めの愛-』の体験版Ver2.01をプレイした。この作品は標準解像度がHD+であり、迫力のある美しいグラフィックを楽しめる。体験版では、凪咲と結のエロシーンが数点収録されている(結のエロシーンは本編とは別枠扱い)。総プレイ時間は60分未満。
出典:pure more『少女マイノリティ -慰めの愛-』体験版Ver2.01
凪咲とのセックスは、「最低」と罵られるご褒美つき。
『少女マイノリティ』の体験版は、ストーリーの展開が最初から最後までとても速い。
主人公が父親の仕事を手伝うため郊外の避暑地にやってくると、今にも自殺しそうな少女に遭遇する。彼女を止めると、「死ぬ代わりに私を傷つけて」と言われて処女を貰い受けることになる。そして後日、その少女――片倉凪咲は、実は主人公の上司であったことが判明。主人公は凪咲の秘書兼夜のお相手を勤めながら、同じ学園に通うこととなる。しかしその学園には主人公の元カノの最上結がいて、今でも未練たらたらな二人はヨリを戻すことになった――というところまで読み進めるのに、一時間かからない。
出典:同上
別れてからもずっと好きだったらしい。
最初は自傷癖のあるメンヘラ少女の生体ディルドーになる話かと思ったが、体験版を最後まで進めると、実は主人公のほうもだいぶ頭がおかしいことが分かる。彼は元カノとヨリを戻した直後に、泣いている凪咲に無理やりキスして、「俺……ディレクター(凪咲)が欲しいです」と押し倒す。それからその現場を、結にばっちり目撃されているにもかかわらず、中出しするまで続けるのだ。
一体どういう思考過程を経ると、こんな訳の分からない行動に出られるのだろうか。少なくとも体験版の薄っぺらい心理描写では理解できない。
だが、ここまで電波を発信しているシナリオだと、逆に今後の展開というものに俄然興味が湧いてくる。この、狙って電波系にしているのではなく、ナチュラルに電波を発しているのだろうと思われる雰囲気が素敵だ。マスターアップしたら予約させてもらうので、エロゲーの歴史に残るくらい奇抜なストーリーを期待している。
作品情報
タイトル | 少女マイノリティ -慰めの愛- |
ブランド | pure more |
発売日 | 2016年07月29日 |
販売&体験版 | Official Getchu |