孕み鬼 ~鬼畜異形に蹂躙される巨乳鬼娘~ 感想

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異界から化け物を召喚し、地下牢に閉じ込めた鬼娘と交配させる作品。最終的に化け物の子を孕ませ、産ませることを目的とする。エロシーンは地下牢で行われる異種姦がメイン。孕ませを謳っているわりには、肛門など膣以外を責めることが多い。

ちなみに、ヒロインの名前はメインライターの名前と同じである。

あらすじ:鬼の和泉は、村人の仕掛けた罠にはまり、寂れた神社の地下牢に放り込まれた。神主である顕尚は、和泉に孕み鬼の儀式を施すよう村長から命令を受ける。彰尚は天真爛漫な和泉を逃してやりたいが、村長の命令には逆らえず、消極的ながらも儀式を進めていくことになる。

鬼娘とともに朝昼を穏やかに過ごし、夜には冷酷な選択を迫られる

孕み鬼の儀式とは、特殊な薬で催眠状態にした鬼の娘に、異界から召喚した化け物の子を孕ませる儀式だ。

彰尚はもともと和泉の調教には消極的であるため、朝昼は自然体で和泉と接する。しかし夜になると、儀式のため、異界から和泉を孕ませるための化け物を召喚する。

化け物は彰尚の事情を斟酌しないので、容赦なく和泉を犯す。和泉には事前に催淫効果のある薬が盛られているけれども、痛いものは痛い。和泉は化け物との性交の悍ましさに耐えきれず、時には精神崩壊を起こすこともある。

だが、儀式が終わって薬の効果が切れると、和泉はその最中の記憶を失う。そのるため、和泉は、儀式中にどれだけ酷い目に合わされても、朝になれば元通り天真爛漫な姿をみせる。


日常の和泉は監禁されている身とは思えないほど緩い。

本作のシナリオには、こうした朝昼と夜のギャップがある。村長の私欲と自分の保身のために和泉の調教を続けるか、それとも調教を止めるか。それが毎夜ごとに問われる構成になっている。

孕ませものとしては落第

「孕み鬼」という題名をみると、あたかも孕ませに特化した作品であるかのように錯覚する。しかし、確かに本作は鬼を孕ませることを目的にしているけれども、孕ませプレイそのものに重きを置いているわけではない。

実際、中盤までのエロシーンでは、和泉が膣内に中出しされること自体がほとんどない。虫や蛇が膣内へ侵入することはあるが、それが種付けに相当するかというと微妙である。ペニスのある化け物は、なぜか和泉の膣よりも肛門での性交を好む。最初は膣を激しく責め立てていても、最後はわざわざ腸内に射精する化け物さえいる。

和泉が本格的に孕まされそうになるのは、終盤になってからだ。終盤では、これまでと打って変わり、何度も膣内に大量の精液を注ぎ込まれる。妊娠ぼて腹の状態で性交するシーンもあるが、残念ながら出産シーンはない(哺乳類らしい出産ではなく、産卵ならある)。

そういうわけで、本作に孕ませを期待して買うと、おそらくその期待は裏切られる。しかしながら、本作はハードな異種姦ものとしてみれば、なかなか優秀だ。

異種姦としては合格

召喚された化け物が和泉を犯すのは一回限り。調教は最大11回行われ、その都度違う化け物が出てくる。

化け物によって性的嗜好が違うのか、和泉との交配の仕方は実に様々だ。化け物は、和泉の口・膣・肛門だけを犯すとは限らず、尿道や乳首も弄ぶ。得体の知れない方法で和泉の肉体を改造し、爆乳化やフタナリ化を促す場合もある。肛門に詰め込まれた化け物が大量に排泄されたり、体内に卵を植えつけたりもする。化け物は、どちらかというと、女性器よりも排泄器官などを好んで弄ぶ傾向がある。


性器より肛門を好むのは、知性ある者の証といえよう。

儀式中の和泉は、催眠の影響下にあるとはいえ、きっちり恐怖や嫌悪を感じている。薬の催淫効果があるのでそのまま犯されるよりはマシだろうが、度を越した苦痛は完全な快楽とはならない。相手となる化け物によって差はあるが、情け容赦のない責めに対する和泉の反応が良い。リョナ嗜好の異種姦としては、エロシーンの尺がやや短いという欠点はあるものの、概ね満足できる内容だった。

総評

異種姦ものとしてみれば悪くないものの、「孕み鬼」というタイトルから連想される内容とはズレがあるので、高く評価はできない。CGの出来は良く差分変化も豊かだが、基本CGの枚数は20枚と少なめだ。システムについては、なぜかロードが若干もたつくし、設定画面の「message skip」という項目は明らかに表記ミスである(正しくは「未読テキストでスキップ停止」と思われる)。

本作をオススメできるのは、TinkerBellの異種姦作品が好きな方。はっきり言って、この作品はTinkerBellが制作したと言われても違和感がないほどTinkerBell的である。逆に、催眠特化ブランドのPOISONが作ったというほうが信じられない。本作には催眠要素はあっても希薄なので、他に軸となるジャンルを探しているのだろうか。

  • 総合評価 125/200点
  • シナリオ 25/60点
  • グラフィック 60/80点
  • 音声 30/40点
  • システム 10/20点

エロシーンのリスト

  • 顕尚:後背位(処女喪失)
  • 顕尚:パイズリ抽挿、顔射、ごっくん
  • 顕尚:正常位で犯される、連続中出し
  • 顕尚:騎乗位逆レイプ、連続搾精
  • 顕尚:騎乗位セックス(妊娠ぼて腹)
  • スライム:拘束され腸内深く侵入される、スライム排泄、失禁
  • 巨大蛇:拘束され膣内深く侵入される、首絞め、失禁
  • 喋る巨大蛙:肛門を犯される(後背位)、大量腸内中出し、口や鼻から精液噴出
  • フタナリ化:連続射精オナニー
  • 巨大芋虫:クリトリス責め、膣内侵入、失禁
  • ナメクジ:ナメクジ大量排泄
  • 触手:拘束され爆乳化改造、搾乳、膣・アナル侵入
  • 馬男:羽交い締めにされ犯される、失禁、アナルファック
  • ムカデ:乳首へ針挿入、乳房肥大化、母乳噴出、乳首からムカデ排出
  • ヒル:失禁、尿道からヒル排出
  • フタナリ淫魔:側位で犯される、陰核肥大化、陰核しごき、失禁
  • 巨大タコ:拘束され触手で三穴責め、失禁
  • 肉壁(樹の中):四肢拘束されたまま産卵、触手が膣深く侵入

作品情報

CGと声優の詳細
CG・エロシーン
原画 釜ボコ
CG枚数 20
エロシーン数 16
アナル修正 肛門無修正
声優リスト
和泉 手塚りょうこ
タイトル 孕み鬼~鬼畜異形に蹂躙される巨乳鬼娘~
ブランド POISON
発売日 2019年11月29日
ダウンロード販売 FANZA
パッケージ通販 Getchu 駿河屋