孕ませて青龍君! ~仁義なき女の闘い~ 感想

総評 110/200(可)

ハーレム+孕ませ系の学園バトルもの。孕ませ系といっても、腹ボテのCGは一枚しかないし、妊娠セックスもない。シナリオはエロよりも、どちらかといえばストーリー重視だと思われる。個人的には嫌いな作品ではないが、積極的に人に薦めようとは思えない程度の内容だった。

なお、本作品には女装美少年が登場するが、バッドエンド以外で彼とのエッチシーンはない。

シナリオ 25/60点

主人公とヒロインたちはそれぞれ、朱雀・玄武・白虎・青龍の四霊獣をモチーフにした四神の力を持っている。四神の力は一族代々の血で受け継がれるが、今やその血がだんだんと薄まってきているという。
そこで、四神の力を絶やさないために、最強の青龍の血をひく主人公と、朱雀・白虎の血をひくヒロインたちをセックスさせ、孕ませてしまえ、という話。ちなみに、玄武のほうは可愛らしいけれども実は男の子なので、もちろんセックスすることは出来ない。

プロットからして杜撰なものが多い低価格ソフトにしては、『孕ませて青龍君!』のシナリオは、馬鹿ゲーながら中々丁寧に作られてはいる。だが、四神やら麒麟という設定を持ち出してきたわりには、如何せん小さく纏まりすぎていると思う。武術大会ネタは、やるならもっと話を膨らませてほしかった。

エロについては並程度。ただ、『孕ませ』を謳っているわりにはオーソドックスすぎた感がある(※ 妊娠プレイ等がない)。

CG 45/80点

基本CG枚数は36枚、エロシーンは14個。CGの質はいまいちだが、量的には多め。

キャラクターデザインは悪くないが、各制服のデザインがしょぼい。ヒロインたちが薄っぺらくて安っぽい布地を身に着けているように見える。精液の描写は、練乳が飛び散っているようにしか見えない。

音楽・声優 30/40点

BGMは可もなく不可もなく。声優さんの演技もまあまあ良かった。

システム 10/20点

システムの微妙な使いにくさは、いつも通り。いい加減、回想シーンでメニューを開けない仕様を何とかしてほしい。

作品情報

タイトル 孕ませて青龍君! ~仁義なき女の闘い~
ブランド Lilith
発売日 2008年9月27日
ダウンロード販売 DLsite DMM
パッケージ通販 Amazon