総評 120/200(可)
お姉さん+死神娘の孕ませもの。BADEND以外ではしっかり孕むし、独占好きにも安心なつくりになっている。原画には『輪姦倶楽部』で有名なすめらぎ琥珀さんを起用しているので、実用性はばっちり。しかし、シナリオのほうはあまりに荒唐無稽すぎる。
シナリオ 15/60点
一週間以内に女を孕ませないと死んでしまうから、寮の管理人のお姉さんと子作りしよう! という内容。主人公はいつでもどこでも、無節操にセックスしまくり。「伏線? リアリティ? なにそれ?」と言わんばかりのご都合展開。私にレビューする目的が無かったら、文字送り押しっぱなしで全文飛ばすところだった。
読ませる物語性など一切ないので、キャラクターが本気で気に入らなければご愁傷様。”ツン”の強調されたツンデレが好きな私は、幸運にも瑠音という死神娘に萌えることができた。それゆえ辛うじて読み進めることができたのだが、今振り返ってみても、本作品のシナリオは最初から最後までほんとうに意味不明な内容だった。
エロについて
テキストは並。墓前セックスといった不謹慎なエッチはあっても、過激なエッチはない。終始明るくお馬鹿なノリで子作りする。3Pはエンディングに1シーンだけある。ぼて腹セックスももちろん有り。
攻略について
攻略記事だけ読むと簡単そうに思えるが、実は選択肢を少し間違えるとBADEND送りになるので注意。しかも、BADENDかどうかは、終盤まで進めないと分からない。低価格ソフトで少しの苦労もしたくないなら、攻略記事を参考にしながら進めたほうが良い。
グラフィック 65/80点
基本CG枚数は35枚。エロシーンは、18本。その内訳は、那美(14)、瑠音(3)、那美&瑠音(1)となっている。コストパフォーマンスの高さは、さすがlilithといったところ。
むっちりとした質感のあるCGは、いつもどおり良好。断面図が豊富であり、汁描写も問題なし。個人的には、瑠音のフェラ顔が特に良かったと思う。
ただ、ヒロインの感じているときの表情やイったときの表情がワンパターンで、エロシーンを何本か鑑賞すると飽きがくる。一枚一枚のCGは良いので、もっといろんな表情を見てみたい。
音楽・声優 30/40点
BGMも声優さんの演技も問題なし。
那美 | 風華 | 瑠音 | 青葉りんご |
システム 10/20点
いつものlilithのシステム。未読スキップ不能、スキップ速度遅し、回想におけるコンフィグ不能。いい加減、この古臭いシステムは何とかならないものか。
エッチ内容について
作品情報
タイトル | お姉さん☆孕みっくす |
ブランド | Lilith |
発売日 | 2009年3月27日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |
パッケージ通販 | Amazon |