ゆ~たい☆りだつっ!! どこでも だれでも ヤりほうだい!!

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レビュー 75/100(良)

相田俊雄は、交通事故にあった結果、なぜか幽体離脱の力に目覚めた。俊雄はその力を悪用し、いずみや結愛をはじめとするヒロインたちをレイプしていく。

「ゆ~たい☆りだつっ!! (以下略)」という地雷臭いタイトルを目にした時、私は本来なら商品詳細ページすら見ることなくスルーしただろう。しかし、誤ってクリックしてしまった。そして商品画像のなかで目についたのが、「和泉万夜」という抜きゲー界の実力派ライターの名であった。ぱっと見絵も悪くないし、声優陣にもベテランがいる。これはひょっとすると良作かもしれない? と思って買ったことが、結論からいえば正解だった。

ただし、設定とテキストの曖昧さに目を瞑ればの話だが。

本作の幽体離脱の設定は、かなり曖昧なものだ。作中の記述を解釈するかぎりでは、どうやら幽体は物質への干渉を任意に行うことができるようだ。例えば、主人公はヒロインが座っている椅子に幽体を重ねたまま、ペニスだけを膣挿入するという大変器用な真似ができる。精液は主人公にしか見えないが、その感触はヒロインにも伝わるようで、しかも精子が生きている間は残り続けるらしい。

処女膜のほうは、幽体ペニスの挿入で破れるかどうか不明である。というのも、主人公は作中で「処女膜も無事だから安心してね」と語っているが、実体で初めてセックスした時には破瓜描写がないからだ。しかも、ヒロインによっては、幽体でのセックスでも処女の痛みを多少なりとも感じているようだから、余計訳が分からない。

本作のテキストは、幽体の仕様について説明不足だ。メインヒロイン二人の「はじめて」に対する認識が微妙にズレていることからすると、作者自身もよく分かっていないんじゃないかと思う。このあたりの設定の曖昧さには、だいぶイライラさせられた。

肛門を弄られる結愛

しかし、それ以外の部分に目を向けると、本作には良く出来た点がいくつかある。

まず一つは、ヒロインの差別化だ。本作には7人ものヒロインが登場するが、主なのはいずみと結愛――対照的な性格をした二人である。いずみは穏やかで優しい性格をしているが、結愛は故意のあるサークルクラッシャーのお姫様だ。

主人公の俊雄は性的な妄想癖のある男で、幽体離脱できるようになる以前から、どちらのヒロインも妄想のなかで犯している。ただし、俊雄はいずみに多少の情愛を抱いているが、結愛に対しては憤懣しかない。そのため、二人とも酷い目にあうことには変わりないけれども、結愛はいずみと違ってアナルも開発されるし、より屈辱的なシチュエーションで責められることになる。

本作のエロシーンは、衆人がいる――または他人と遭遇する可能性のある状況で行われることが多い。それは、抜き打ち的な強制露出プレイとみなせる内容だ。状況のわりにCVに声を押し殺している感じがやや乏しいのが不満だが、周囲への警戒がまったくないわけではない。ヒロインの絶頂後、周囲の目が彼女に注がれたり、人間関係に変化が見られたりするなど、事後にも言及されているのはポイントが高い。

亜矢に襲われるいずみ

俊雄は、幽体で女を犯すだけでなく、憑依することもできる。具体的には、憑依オナニーや憑依レズプレイなどで活用される力だ。また、実体と幽体で同時に女を犯すこともできる。本作には複数プレイもあるが、犯す主体はすべて俊雄なので、ヒロインを一応独占できている。

ビジュアルは、羞恥と快楽に悶えるヒロインの表情を魅力的に描いている。同人としては彩色のレベルが高く、むっちりとしたからだの肉感がたまらなくエロい。基本CG枚数と差分には不足がない。表情の変化と同調するカットイン演出は、とても効果的に働いていたと思う。

本作には、先述の欠点のほかにも細かな粗がある。しかし、それらを差し引いても、実用重視の同人ゲームとしてはなかなか良く出来た作品だ。少なくとも値段分は楽しませてもらったので、このサークルの次回作にも期待したい。

  • 総合評価 75/100点
  • シナリオ 20/30点
  • グラフィック 30/30点
  • 音声 15/20点
  • システム 10/20点

作品情報

CGと声優の詳細
タイトル ゆ~たい☆りだつっ!! どこでも だれでも ヤりほうだい!!
ブランド スレイブニール
発売日 2015年12月04日
ダウンロード販売 DLsite DMM
パッケージ通販 Amazon 駿河屋