お兄ちゃんは、私たちのおもちゃ

お兄ちゃんは、私たちのおもちゃ

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Summary 115/200(可)

作品のあらすじ

主人公は、妹たちを異性として意識し始めたことに危機感を覚え、家を出た。しかし今回、両親が旅行で家を空けている時、彼は一年ぶりに帰省した。兄に恋慕する妹たちはこの機会に彼を籠絡するため、性的なアプローチを大胆に仕掛けてくる。

レビューの要旨

「可愛い妹たちに玩具にされる」というコンセプトが充分に反映されていない。見かけ上はサディスティックに責められるものの、本格的におもちゃ扱いされたいハードMには不向き。可愛い妹たちに玩具にされるのではなく、基本受けで愛されたい方向け。

エロシーンの属性

基本的に妹が責めで、主人公が受け。飲尿表現多め。母乳、(主人公の)アナル責め、犬プレイ、妊娠ボテ腹プレイあり。ハーレムあり。

目次

  1. お兄ちゃんは、私たちのおもちゃ、なんかじゃない
  2. エロシーンについて
  3. コメント

1. お兄ちゃんは、私たちのおもちゃ、なんかじゃない

『お兄ちゃんは、私たちのおもちゃ』は、兄が義理の妹たちから、ひたすらエッチなアプローチを受け続ける作品だ。兄は妹と肉体関係を持つことを建前上忌避しているが、彼の意思も下半身も非常に弱いので、結局は状況に流されるがまま3人の妹たちとセックスすることになる。個別ルートに入ると、残り2人の妹は急に現れなくなるので、最後まで修羅場には至らない。良く言えば、抜きゲーとして割り切った、ほとんどストレスを感じさせない展開をみせる。

本作は「可愛い妹たちに玩具にされる」というコンセプトを掲げてはいるものの、それが作中で実現できているかというと、だいぶあやしいところがある。何故なら、そもそも妹たちは兄を玩具にしようとはしていないからだ。

妹たちの望みはあくまで兄と結ばれることであって、セックスはそのための手段でしかない。妹が兄を襲うのは、彼のほうからは決して妹たちに手を出さないと分かっているからだ。また、嗜虐的にみえるプレイが多いのは、妹たちが兄を性的に調教することで、自分たちから離れられないようにしようという思惑があるからにすぎない。

妹たちの言動を観察すれば、彼女たちは決して兄を物として扱っているわけではないことが良く分かる。妹たちは兄を籠絡しようと一所懸命頑張っているだけであり、兄がその気になれば、むしろ自分たちの方こそ彼の玩具にされても良いと思っている節がある。事実、ハーレムルートにおいて、妹たちは自分たちが”お兄ちゃん専用の肉便器”であることを宣言さえしている。

出典:WAFFLE『お兄ちゃんは、私たちのおもちゃ』PK版
雪希の肉便器宣言
兄が望むなら、肉便器にだってなれる。愛情が重い。

以上の理由から、あなたがもし本作に「可愛い妹たちに”徹底的に”玩具にされる」展開を期待しているのであれば、その期待は裏切られるだろう。本作の実際は、外観上「玩具にされている”ようにみえる”」プレイがあるだけであり、精神的なレベルでもそのように扱われるわけではない。妹たちにとって兄は何よりも優先される存在であり、そんな彼に対するサディスティックなプレイは、本質的には愛する人への”奉仕”なのである。

2. エロシーンについて

ほとんどのエロシーンで、妹たちが責め、兄が受けに回る。成り行きで兄がリードすることもある。兄とエッチする建前は妹によって異なっており、華奈は「調教」、雪希は「儀式」、ありすは「お仕置き」と称して彼とエッチする。妹たちはどのルートを辿っても孕むことになり、お腹が大きくなった頃のプレイも当然用意されている。

エロシーンの傾向は、妹によって以下のように差別化されている。

  • 華奈:ヤンデレぶりを発揮して、兄を骨抜きにし、精液を搾り取ろうとする。
  • 雪希:厨二病的な設定のもと、儀式としてエッチする。兄に最も多く「聖水」を飲ませる。
  • ありす:二人きりの時は兄をペット扱いし、お仕置きとしてエッチする。(兄の)アナル責め、御御足要員。
  • ハーレム:三人がかりで兄の精液を搾り取ったり、おしっこをかけたりする。

ありすは妹たちのなかで最も女王様然とした態度をみせるが、同時に健気さも感じられる。華奈は、口調は甘く優しいものの、言葉そのものには歪んだ愛情と不可避の恐怖が篭っている。雪希は根が甘えん坊で泣き虫なので、サディスティックというよりも幼い印象が強い。

ビジュアルは、基本CG、差分ともに乏しい。エロシーンでは各種エフェクトにより差分変化の乏しさを補おうという意図が伺えるものの、似た表情が多いせいもあり、ヒロインの貼りついた表情に違和感を覚えることが多かった。人体の造形には正確さが欠けており、丁寧な仕事だとは思えない。モザイクはとても濃い。

3. コメント

妹たちからの責めは少々期待はずれではあったものの、テンポ良くさっくり終わる作品だったので、あまり悪印象は持っていない。良作とは言えないが、かといって駄作と切り捨てるのも……という微妙なラインにぶら下がっている。体験版をプレイしてみて気に入ったなら、レビューで指摘したことを諦めたうえで製品版を買うのも良いかと思う。

  • 総合評価 115/200点
  • シナリオ 20/60点
  • グラフィック 50/80点
  • 音声 30/40点
  • システム 15/20点

作品情報

CGと声優の詳細
タイトル お兄ちゃんは、私たちのおもちゃ
ブランド WAFFLE
発売日 2016年04月22日
ダウンロード販売 DMM
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