感想と評価 70/100(良)
第三生命体ωを押送中の宇宙船が、そのωによって乗っ取られる。ωは乗員の女達を次々と犯し、孕ませ、出産させて、世代交代を繰り返していく。
異生物による孕ませ・出産に特化したエロシーンは情け容赦なく、とても過激。しかし、大勢いるヒロインに対し、似たような展開が繰り返されるので、退屈に感じられる。ゲテモノ孕ませ→出産がかなり好きで、それ以外のことにはこだわらない方向け。
情け容赦のない孕ませ~出産
エロシーンは、第三生命体ωによる孕ませ・出産に特化。ヒロインは数回のエロシーンで即孕み、即出産する。孕み~出産までの過程はグラフィカルに描かれ、化物出産シーンにも誤魔化しはない。
ωは、ヒロインを犯すのに少しも容赦しない。まず彼女たちの言語中枢を侵し、内心とは異なる卑猥な台詞を吐くように改造を加える。
卑猥を過ぎて馬鹿っぽい台詞を吐き続ける彼女たちの肉体を、ωはさらに無茶苦茶に犯す。犯される箇所は膣(子宮)や口だけではなくアナルも、あるいは乳頭を拡張されて犯される場合もある。
それから孕んで次世代のωを出産後、用済みとなったヒロインは処分される。ある程度生かされるヒロインもいるが、その末路は悲惨だ。
同じ展開の繰り返し
エロシーンは、先述のとおり非常に過激だけれども、残念ながら同じような展開を繰り返す。「言語操作→孕ませ→出産→処分」という大筋は、どのヒロインについても変わらない。
もし本作に登場するヒロインの数が少なかったなら、大筋の展開が同じでも、それ以外の差異を楽しめたろう。しかし本作には、主要なヒロインが6人もいて、しかも犯される対象にはMOBも含まれる。
それゆえ、各ヒロインの個別エロシーンは、それぞれの差異を十分に楽しめるほど多くはない。ヒロインは使い捨て扱いで、どのヒロインを犯しても展開が最後まで見え透いており、一連の流れとしては退屈に思えた。
評価とコメント
人数が無駄に多いので、頑張ってボリュームを増やすか、それが出来なければ数をしぼって描いてほしい。コンセプト自体は好きなだけに、そこが残念だ。ただ、一つ一つのエロシーンを1日1本楽しむぶんには、そこそこ実用的ではあると思う。
- 総合評価 70/100点
- シナリオ 15/30点
- グラフィック 25/30点
- 音声 15/20点
- システム 15/20点
エッチ内容について
作品情報
タイトル | 妖蟲ノ檻 |
ブランド | ディーゼルマイン |
発売日 | 2011年11月11日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |