感想と評価 45/100(不可)
成金の主人公が、訳ありのアイドル達のからだと引き換えに援助を行う。
私はINO絵につられて購入したので、個人的にCG以外の要素は妥協しても良かった。しかし本作は、予想の斜め上を行くシナリオ構成のためか、エロ絵の枚数にも累が及んでいた。さらに、無駄に多い選択肢やバグによってゲーム進行が阻害され続けたので、プレイ完了後の現在の気分は最悪だ。
溢れんばかりのクソゲー感
本編が短すぎて、どのアイドルのルートも十分に堪能できない。ストーリー上は何度も援交していることになっているが、具体的なエピソードは各自数本しかない。
本編攻略後に閲覧できるEXTRAは、まさかのエロ無しである。各ヒロインの過去が描かれるが、どちらも同じテンプレートに則っていて、非常につまらない。
しかも、どのヒロインのエピソードもそれ自体で完結していない。「その後の彼女達は本編でお楽しみください」などとアナウンスされる。しかし、EXTRAは各々のエンディングを観た後でなければ閲覧できないので、これでは本末転倒だ。
攻略記事を一見して分かるように、本編もEXTRAも選択肢が多すぎる。没入感を演出したいのかもしれないが、フラグになっていない選択肢がこうも続くと、選ぶだけでも面倒だ。しかも、選んだ直後のヒロインの反応が、どれを選んでも大差ないことがあるから腹立たしい。
シナリオは零点の出来だが、一枚絵”だけ”はとてもエロい。どのヒロインにも陰毛が生えている。日焼け肌には不自然な境界線がなく、日焼けとそうでない肌の境目がナチュラルで良い。差分の不足を感じることもあるが、表情自体は良い出来だ。
ただ残念なのは、EXTRAシナリオのせいか、エロ絵の枚数がだいぶ少なくなってしまっていること。エロシーンのある本編に用いられるCG枚数は、わずか16枚しかない。
各ヒロインのエロ傾向(ややネタバレ)
奈津留は、大人びたアイドル。処女なんか喪ってかまわない、と強がるが、実は一番貞操観念が強い。性知識は学校の教科書程度しかない。隠れたマゾ性を持っており、主にラバースーツを着せられて調教される。エロシーンの本数的には少ないが、アナルを開発される。
あいりは、清純派アイドル。純情そうにみえて、淫乱とサディストの素質がある。主人公に促される形で女王様プレイにはまってしまう。
サキは、活動的な日焼け肌の剛毛アイドル。エロへの好奇心が強く、体も感じやすい。生理的衝動を堪えさせる種類のプレイが行われる。
ハーレムは、1本だけしかない。全員のエンディングをクリアした直後に、ハーレムエンドが観られる。
- 総合評価 45/100点
- シナリオ 0/30点
- グラフィック 25/30点
- 音声 15/20点
- システム 5/20点
エッチ内容について
作品情報
タイトル | 昔、キモオタ童貞だった俺が金を手に入れたら、アイドルのコーマンに入れることができた! |
ブランド | ディーゼルマイン |
発売日 | 2012年2月17日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |