総評 130/200(可)
人妻寝取り+お姉さんモノ。作品の雰囲気は明るく軽く、人妻を寝取るといっても、ドロドロでネチネチとした修羅場はない。かといって背徳感が薄すぎるわけでもなく、和姦系としては程好い、インモラルなエッチを楽しめる。
『人妻をえっちで口説く方法』には特筆すべき独自性がない一方、致命的な欠点もない。凡作ながら安定しているところが、この作品の良いところである。
『人妻』や『寝取り』が自分の趣味に合っているなら、本作品を買って損はないだろう。むしろ、コストパフォーマンスの高さゆえに、少し得した気分になれるかもしれない。
シナリオ 35/60点
主人公が幼馴染のエッチなお姉さん(美代)の助けを得て、親友の母親 清美を寝取る、という内容。ルートは『清美』と『清美&美代』の2種類があって、美代の個別ルートはない。
エロについては、シチュエーションが豊富で、エロテキストの質もなかなか良い。清美のエロシーンの多くが背徳感のある羞恥プレイなのに対し、美代の場合は彼女から積極的に責めてくる。羞恥心ある人妻と痴女のお姉さん――その対比がうまい具合に生きていて、エロがマンネリ化せず、読み進めていてニヤニヤしてくる。これはとても良いエロだと思う。
物語の構成はエロ中心で、日常シーンは冗長になり過ぎない程度にまとまっている。起承転結でいうところの『転』がやや強引だが、本作品が低価格ソフトで抜きゲーであることを鑑みれば、特に問題視するほどの欠点でもない。
グラフィック 55/80点
基本CG枚数は35枚、エロシーンは24本。エロシーンの内訳は、美代(4)、清美(17)、美代&清美(3)となっている。
イベントCGは、差分の違いが大きく、断面図を含むカットインも豊富。構図は、ヒロインの表情や局部がよく見えるように描かれていて、とてもエロい。精液が膣やアナルから垂れ流れる、事後の表現についても抜かりない。
モザイクは極薄修正。アナルは当然ながら無修正。ぱっくり開いた肛門からは、濃いピンク色の腸内がはっきり覗ける。↑のサンプルCGのアナルにはモザイクがかかっているが、製品内のCGは無修正なのでご安心を。
不満点は、①ヒロインたちの身体のバランスが、立ち絵・イベントCGともにやや崩れていることが多いこと ②水着のデザイン・質感が悪いこと ③メッセージウィンドの影に肝心な部分が隠れていることが多いこと。
音楽・声優 30/40点
声優さんは以下のとおり。特に不満なし。
清美 | 深井晴花 | 美代 | 早乙女綾 |
システム 10/20点
基本システムには、いつものlilith。スキップは遅く、回想シーンからはコンフィグを開けない。
作品情報
タイトル | 人妻をえっちで口説く方法 |
ブランド | Lilith |
発売日 | 2008年12月5日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |
パッケージ通販 | Amazon |