攻略チャートは、記事下部にあります。
レビュー
白鳥家は、香山家に仕える忍一族。今世は平和であるため、白鳥家は人間相手の”忍”ではなく、妖魔相手の”退魔師”として活動していた。深雪は白鳥家の娘であり、香山家の姫君である結依に仕える身だ。幼馴染でもある二人は村で仲良く過ごしていたが――ある日、深雪が村から離れている間に、鬼たちが村を強襲し、結依を連れ去った。深雪は、結依を助けるため、鬼たちが占拠する城へ単身向かうが……。
淫妖蟲シリーズのブランニューストア作品。現代が舞台のこれまでの淫妖蟲作品とは違い、今作では”戦国時代が終わって久しい泰平の世”が舞台となっている。「白鳥」「香山」という氏が出てくるあたり、そのうち過去作との深い繋がりが見えてくるかもしれない。が、今作自体は、過去作を知らない方がプレイしても差し支えない内容になっている。
本作は、異種姦による妊娠出産に特化した作品だ。『淫妖蟲』と呼ばれる触手生物を膣内に挿入されると、その娘は鬼とまぐわうことができるように肉体が変化する。鬼の巨根を挿入されても性器が壊れず、限界を超えた苦痛に喘いでも死ぬことはない。むしろ鬼との性行為は、強い快楽をともなうようだ。
深雪は一見気が強そうなくノ一だけれども、最初のエロシーンの段階ですぐに心が折れる。泣きじゃくり、鬼の子どもなど孕みたくないという。命に代えても結依を守ると誓ったはずなのに、自分が助かるためなら彼女を犠牲にするのも厭わなくなる。何だかすごく意思の弱い子のようだが、冷静に考えれば、異種姦による妊娠出産なんて拷問に耐えられる娘はいるわけないから仕方ない。
この作品のフェティッシュなところは、確かに性行為には快楽をともなうが、出産そのものは苦痛でしかないということだ。人間よりも大きな妖魔の仔を出産するとき、深雪の股関節の骨は砕け、彼女はその耐えがたい苦痛に悲鳴をあげる。そうして弱っているところを、鬼が再び孕ませようとするなど、本作の孕ませプレイには少しの慈悲もない。
深雪が出産するのは常に性器からとは限らない。乳頭や臍からも化物が生まれ出る。また、臨月状態の深雪と結依の性器を繋げて、妊娠出産のループを強制するという大変珍しいプレイもあった。
TinkerBellのブランニューなんて、どうせまた『淫妖蟲 外伝』みたいに薄っぺらい出来だろう、と思っていたが、実際の出来は満足のいくものだった。外伝とほぼ同じ価格だが、CG枚数は1枚増えて、差分も充分だ。内容的にも異種姦による妊娠出産に的が絞られていて、とても実用的な作品に仕上がっている。
攻略チャート
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爆炎の丸薬を使う! |
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イチかバチか…… |
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呪文で触手を祓う |
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どうすることも出来ない…… |
作品情報
タイトル | 淫妖蟲 零 ~凌触城退魔絵巻~ 深雪編 |
ブランド | TinkerBell |
発売日 | 2016年01月08日 |
ダウンロード販売 | DLsite |