概要と評価 120/200(可)
作品のあらすじ
ある日突然、主人公(文月史矢)の家にクレオパトラがやってきた。本人の説明によると、彼女は転生の秘薬を使ってこの時代に転生したとのこと。百人の男の精を搾り取った実績のあるパトラは、勝手に史矢を自分の召使いに認定した上、彼とともにエッチ三昧な日々を過ごすことになる。
感想の要旨
ソフトな男性被虐や甘々なセックスライフを匂わせておいて、実際は真逆の要素が仕込まれている罠的作品。立場逆転や陵辱、調教が苦手な方は回避するのが無難。
エロシーンの属性
香油などの液体に塗れてのプレイに特化。妊娠ぼて腹セックス、イラマチオ、スパンキング、露出プレイ、アナルセックス、乱交あり。
目次
- ずっと和姦だとでも思った?
- エロシーンについて
- コメント
ずっと和姦だとでも思った?
『クレオパトラがやってきた!?』は、ソフトな男性被虐要素のある、褐色痴女との甘々なセックスライフを過ごす作品ーーと見せかけて、実は、ストーリー前半では不可避の口淫乱交、後半では立場逆転や陵辱・調教展開の罠が仕込まれている問題作だ。
出典:Atelier G/H『クレオパトラがやってきた!? ~現代に降臨した古代女王と濡れ透け性生活~』DL版
本人的には嫉妬心を煽りたいらしい。
我侭なクレオパトラを最後まで受け入れると和姦のまま終われるが、それでも彼女が他の男のペニスをおしゃぶりすることは回避できない。また、彼女の我侭を受け入れられなかった場合は、強姦によって処女を散らし、彼女に首輪をつけて性処理用ペットとして飼い慣らすことになる。
体験版をプレイした段階では、まったく予想だにしない展開であった。制作者はプレイヤーの意表を突きたかったのかもしれないが、性的嗜好を満たすことが目的の抜きゲーでは、この手の不意打ちは原則的にやらないほうがいいと思う。和姦や男性被虐に見せかけておいて、正反対の要素を仕込むのはあまりに冒険的すぎた。
エロシーンについて
エロシーンについては、ほとんどのシーンで褐色肌が香油などの液体に塗れていることが特徴的だ。ただし、オイルプレイへの言及がいまいち乏しいテキストは、その特徴をあまり活かしきれていない。また、香油とそれ以外の液体(体液、水など)がビジュアル的にやや見分けがつきにくい。
エロシーンで行われるプレイについては、ストーリー前半の10シーンまでは、フェラやパイズリ、足コキをする程度で終了する。
クレオパトラの処女喪失は、和姦と強姦の二種類がある。処女喪失後は、和姦孕ませルートと、牝犬調教ルートに分かれる。前者のルートでは甘々なエッチライフを過ごすが、後者の場合はパトラの秘薬を用いて、彼女を性処理ペットとして調教していくことになる。
出典:同上
ドSかと思ったら、実はマゾでした。
和姦ルートでは妊娠ファック、調教ルートでは尻叩き、アナルセックス、イラマチオが行われる。露出プレイはどちらのルートにもあり、昼の公園や公衆便所で犯すことがある。
コメント
駄作とまでは言わないが、期待していたものとは違う作品だった。幸いにも私は逆転シチュも嫌いじゃないのでそこそこ楽しめたが、そうでなければこの作品は地雷である。ちなみに、なぜかOHPや販売サイトに声優情報が掲載されていないが、ゲーム本体の情報によれば、計名さや香さんがCVを担当している。
- 総合評価 120/200
- シナリオ 20/60
- グラフィック 55/80
- 音声 30/40
- システム 15/20
作品情報
タイトル | クレオパトラがやってきた!? ~現代に降臨した古代女王と濡れ透け性生活~ |
ブランド | Atelier G/H |
発売日 | 2016年12月16日 |
ダウンロード販売 | FANZA |
パッケージ通販 | Amazon 駿河屋 |