あらすじ
人類が宇宙へと広がりはじめた時代。宇宙連邦政府は、旧人類派(ネオ・テラーズ)と、宇宙植民派(ニュー・ソラル)の2派に分裂し、暗闘していた。
主人公(ボーガン)は、宇宙連邦軍の要人輸送用戦艦の艦長。今回、艦長としての彼の任務は、ニュー・ソラル派の女上級捜査官二人(リエリ、ナオミ)を無事地球へ送り届けることだ。彼女たちは、ネオ・テラーズ派大物政治家の非合法活動の証拠をつきとめ、地球で開かれる連邦政府会議で告発を予定している、という。
しかしボーガンには、ネオ・テラーズ派の特殊部隊という裏の顔があった。彼は、リエリとナオミを護送しているあいだに彼女達を篭絡し、ネオ・テラーズ派に不利な告発を防がなければならない。
ボーガンは、ネオ・テラーズが開発した最先端の洗脳・催淫乱技術を駆使し、リエリとナオミの洗脳を――ついでに、人体改造も――試みる。だがそう易々と、美しく有能な女上級捜査官たちは完全な洗脳状態に陥ってはくれない。ボーガンは、無事に任務を果たすことができるだろうか。
総評 145/200(良)
LiLiTHで最も売れた、最も人気のある作品の一つ。LiLiTHの陵辱作品は購入時の期待の斜め上をいきやすいが、本作に限っては、その期待に直球で答えてくれている。洗脳で人体改造で陵辱でSF、という設定がとてもシンプルに活かされた良作だ。