※本作には差分選択肢しかないので、攻略チャートは作成していません。

感想と評価 80/100（優）

曲垣雪は昔一緒に暮らした従兄弟（菱井戸輝周）と思わぬ形で再会し、輝周の指図で叔母（菱井戸芙由子）の家を訪問した。雪は、日中は肉体労働、夜はネットカフェで暮らす日々を送っていたが、叔母の勧めで彼女の家に住まわせてもらうことになる。

ゲーム開始時のメランコリックな雰囲気とやけに細かい人間関係をみると、この作品は「叔母との背徳的な近親相姦を本格的に描いたものだ」と“勘違い”してしまうかもしれない。しかし実際のところ、本作はそういう趣旨の作品ではない。

本作において叔母の貞操観念などというものは、序盤ですぐに投げ捨てられる。叔母は雪との初セックスで陥落し、その後は語尾にハートをつけて恋人宣言までしてしまう。夫に申し訳ないという気持ちは、テーブル隅の小さな汚れを拭ったテイッシュペーパーのような扱いである。恋人同士となった二人は、昼も夜もセックスしまくりでイチャイチャ。本作の趣旨は、実は熟女とのラブラブ♥近親相姦生活♥を描くことにあったのだ。

出典：Autobahn『LOVEMILF2』

このおばさん、実にチョロい。

そういうわけで、本作に近親相姦の濃密な背徳感を期待しないほうがいい。そんなことより、この叔母の表情を見てほしい。頬を真っ赤に染めて恋心を露わにしている彼女は、何だか可愛らしいとは思わないだろうか。叔母の回春した表情や仕草の数々は、日常・エロシーン問わず、本作の最も目を引く特徴である。特に裸エプロンのシーンなどは、あまりのインパクトの強さにリアルでお茶を吹いてしまった。

エロシーンは、複数の一枚絵を用いてダイナミックに描かれることが多い。肥大化した桂瓜のような叔母の肉体はとても厭らしく、ゆるい股の内側は愛液でびしょ濡れ。夫が行方不明で長らくご無沙汰だろうに、きっちり丁寧にトリミングされた陰毛がキュートだ。プレイ自体に過激さはないものの、叔母の身につけた衣装（特に19番CGの衣装）やシチュエーションがエロいので、十分実用できる。

• 総合評価 80/100点
• シナリオ 15/30点
• グラフィック 30/30点
• 音声 20/20点
• システム 15/20点

作品情報