立秋 感想

立秋

総評 65/100点(可)

独特の雰囲気のある絵で、ひと夏の間、お姉さん(※実姉ではない)との秘密のセックスを楽しむ作品。話は卆なくまとまっている一方、CGの使い方と声優の良さはガチ。この手のネタが好きな方は買いかと。

シナリオ 15/30点

ストーリーは、美弥が主人公宅に滞在している間、二人はひたすら互いの身体を貪り続けるというもの。昔から使いまわされ続けてきたネタなので、開始1分で結末までの流れは把握できるだろう。話の筋を予想できていながら、それでも敢えてプレイしたい、というフェチ心を持っている方にだけオススメできる。

シナリオ構成は卆なくまとまっていて、少なくとも破綻はしていない。テキストは淡白かつ単調で、決して濃厚ではない。

エロシーンでは、主人公がものすごく早漏。三擦り半レベル。入れて少しクリックした後にはもう、射精の選択肢が現れる。

CG 25/30点

基本CG枚数は26枚、エッチシーンは12個。税込1,260円なら御の字だろう。

不思議な雰囲気のある絵。身体のバランスが少しおかしいCGもあるが、全体的な完成度は高い。特に、野外で精液を飲む美弥の恍惚とした表情はかなり良い(※尺八・精飲フェチな私としては、超お気に入り)。

エッチCGは、女の子の全身が映っているようなものばかりでなく、下半身や胸だけをアップしたものも多数含まれる。アナルは無修正で、陰部にはちゃんと毛が生えている。

音楽・声優 15/20点

声優さんの切なげに囁くような演技はたいへん良かった。だが、やたらと自己主張の強いBGMに押され気味。この作品はむしろ静かにプレイしたほうが雰囲気が出ると思うので、BGMはOFF推奨。

システム 10/20点

本作品の尺はとても短いので、クイック機能がないのはまあ良しとしよう。しかし、音量調整機能がないのはダメだろう。いちいちPCのマスターヴォリュームを調整しなければならないのは、面倒くさい。

ただ、バックログでCGも再現されるのは、気の利いた機能だと思う。

エッチ内容について

主人公&美弥
オナニー、フェラ、手コキ、セックス、水着着用素股、その他

作品情報

タイトル 立秋
ブランド PHASE
発売日 2007年12月31日
ダウンロード販売 DMM