微少女

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総評 165/200(優)

さすがは、たぬきそふと作品。発売前から募りに募った期待さえ、過剰なものとしないとは。実用性があまりに高すぎるせいで、忙しかったとはいえ、コンプリートするまでに一週間もかかってしまった。

私はかつて前作『姪少女』のいろんな意味での危険度をニトロに、前々作『娘姉妹』をガソリンに喩えたことがあったが、それでいくと、本作は軽油くらいの危険度に落ち着いている。本作の内容は、マニア志向の前2作と比べるぶんには、一般志向である。

しかしそれは、エロが前2作よりも弱まったことを意味しない。意外かもしれないが、軽油の熱量はガソリンよりも高いのだ。

シナリオ 45/60点

物語の舞台となるのは、女子学園(18歳以上が通う中学校相当)。ロリコンで変態な主人公がヒロインたちの日常を覗きみて、背徳的な行為を徐々にエスカレートさせていく、という序盤の展開は前2作と一緒。ただし本作では、主人公だけでなく、ヒロインたちもすごく変態だという点で、前2作とはキャラクター設定が異なる。

ヒロインたちの変態っぷりは、主人公の変態行為が霞むほど。珠希はニンフォマニアで、京花は露出狂、ハルナは誰よりも子供らしい大人である(ヒロインごとの変態性の詳細については、下のヒロイン紹介を参考にしてほしい。)。

ストーリーはお馬鹿な変態ラブコメディに徹しており、シリアスな展開には絶対にならない。常識的に考えればシリアスになる場面であっても、そのような展開は確信犯的に避けられている。それは都合の良い話ではあるものの、実際にプレイしてみるぶんには不快ではない。

賛否両論ありそうなのは、主人公が前作ほど徹底した変態ではない、ということか。主人公の行動に一貫性を求める立場からすると、前作の主人公がベストなのだが、どうやら多勢はそう考えてはいないらしい。偽善的であっても愛情らしきものがあったほうが、一般受けが良いのは確かにそうなので、この点は妥協すべきなのだろう。結果的には、私はどちらも楽しめたから、これはこれでいいと思う。

エロについては、前作ほど狂ってはいないにせよ、かなり実用的だ。行為自体に独創性はないのだが、それがヒロインたちの個性(性癖)にマッチしているため、取ってつけたような感じがしない。また、地の文には視覚的な描写だけでなく、味覚や嗅覚に訴える記述が適度に織り込まれている。しかも台詞が非常に扇情的なので、まったく飛ばして読む余地がないと思えるくらい、エロテキストは良く出来ていたと思う。

ヒロインの妊娠については、選択制になっている。どれだけ中出ししたとしても、最後の選択肢で「妊娠させる」を選ばなければ妊娠しない。妊娠させたらさせたで、必ず妊娠中セックスを拝めるし、ヒロインによっては出産直前のセックスも行われる。

グラフィック 75/80点

(1)基本CG枚数は、79枚。前作よりは増えた。

(2)回想シーンは、回想枠上は77本。ただし、うち1本は重複しているので、実質は76本。その内訳は、珠希(24)、京花(24)、ハルナ(23)、ハーレム(4)、その他(1)となっている。それらは人によってはすべてエロシーンだといえるし、一部はエロシーンではないともいえる内容になっている。

(3)立ち絵の凄まじいクオリティの高さは、相変わらず。名無しの女性キャラクターですら、余所の作品であればヒロイン扱いされるレベルに仕上がっている。

制服はもちろんのこと、水着、体操着などの描き込みにも抜かりはない。珠希の私服姿なんて、首まわりに競泳水着の日焼け跡が覗いてみえるという、ある種のチラリズムすら表現されている。立ち絵ですでに抜けるレベル、それがたぬきそふとクオリティだ。

(4)下着のディテールについては、前作よりもシンプルになった。前作のように非常に凝った模様はなく、縞パンや水玉模様や純白といった定番のパンツに特化している。ただし、下着の黄ばみや濡れ具合は、前作よりもずっと露骨に表現されており、少女の下着の汚れへのこだわりは進化した、といえるだろう。

(5)一枚絵をパッと見て分かる前作との違いは、肌の塗りの違いである。前作のテカテカとした肌艶がやや薄まって、よりナチュラルな肌艶になっている。

一枚絵の質については、サンプル画像を見た段階では前作よりも安定していないように思えたが、実際に比較してみると、そうでもなかった。むしろ全体的には、本作のほうが前作よりも崩れた絵は少ない。ただ、ヒロイン別の一枚絵の完成度には差があって、私がみるかぎりでは、京花>珠希>ハルナの順で完成度の高い一枚絵の枚数が多いように思う。

(6)残念なのは、グラフィックとテキストが噛み合っていないシーンが多かったこと。テキストの進行からして、少なくとも一枚絵の差分変化が要求される場面なのに、それが適切になされていないことが多かった。まるで変化しない一枚絵を眺めながら、ドラマCDを聞かされているような気分だった。

(7)モザイク修正は、サンプル画像と同程度(縮小画像なので、若干薄く見えるかもしれないが)。アナルは修正済。

音楽・声優 30/40点

相変わらず、声優さんの声質とヒロインのキャラクター性との相性は、機械で計ったかのようにぴったりだ。演技それ自体についても、不満はない。

※声優情報は非公開※

システム 15/20点

マウスクリック後も継続するオートモード、オートセーブ、クイックセーブ&ロード、ウィンドウ透過機能有り。セーブフォルダの指定、スクリーンキャプチャといった攻略・レビューサイト運営者的には嬉しい機能も有り。バックログでは、音声も再生される。

改善点は、画面の切り替わりが遅いのと、通常のセーブ・ロードを右クリックメニューにひとまとめにしていること。

ヒロイン紹介(瑞希・京花・ハルナ)

瑞希

色情狂。もともとはエッチなことに強い関心がある程度であったが、主人公の馬鹿な思いつきにまんまと乗せられてしまい、エッチな気分に自制が効かなくなる。

最初は匿名で送られてきたローターで、初々しくも変態的なオナニーをするだけだったが、すぐにそれだけでは満足できなくなる。新たな快楽を求めてテレフォンセックスをしたり、遠隔操作のローターを入れたまま登校したりするようになる。

何だか上述の文面だけみると、他の男にも抱かれそうに読めるが、実際の内容は間違いなく処女独占なので、ご安心を。

京花

露出狂。自分のエッチな有様を撮影し、ネット上の投稿サイトに投稿して、コメントの反応をみることを趣味にするようになる。もしかすると特定されるかもしれない、というドキドキ感が気持ちいいらしく、実際にギリギリな画像ばかり投稿するようになる。

エロ教師である主人公に興味があり、自分から彼にアプローチする。それもあからさまにではなく、あくまで偶然やスキンシップを装って、エッチな誘惑を仕掛ける。裸を自撮りした写メールを主人公に送りつけ、彼の反応を楽しみさえする、処女だけど痴女なお嬢様だ。

投稿サイトを使って、他の男にも京花のエロいところを見せつける、という独占欲とは相反する行為が良いスパイスになっている。もちろん他の男に寝取らせるわけではないが、軽く嫉妬心を掻き立てられる演出としては良い感じだ。これを処占とみなすどうかは、人による。

ハルナ

大人だけど子供な養護教諭。子供らしいのは見た目だけでなく、中身のほうも子供らしい。ぶっちゃけ、本作中で一番子供っぽいキャラクターは、珠希でも京花でもなく、ハルナ先生だ。

胸を大きくするためだと騙されて主人公に胸を揉まれ、大人のセックスをするため膣を広げるために、ディルドーを挿入したまま日常を過ごす。しかし、何故か処女膜は破れない。主人公と接触していくうちに、何故か主人公のことを好きになる。「どうしてこうなった」という展開が多く、ハルナ編は本作中で一番馬鹿ゲー的な内容に仕上がっている。処占。

エッチ内容について

エロシーンの詳細

作品情報

タイトル 微少女
ブランド たぬきそふと
発売日 2009年12月18日 / 2013年8月30日(HD)
パッケージ通販 Amazon DMM 駿河屋