あらすじ
大金持ちの両親が他界し遺産を相続した竜人は、生き別れになった妹 レオナを探すため、とあるジャングルの奥地へと出向く。レオナは見つかったものの、彼女はジャングルのオオカミに育てられ、野生化していた。竜人は、彼女の育て親であるオオカミ達を躊躇なく殺し、レオナの処女を奪う。それから彼女を性の奴隷にするために、屋敷に連れ帰ったが・・・・・・。
総評 115/200(可)
ケモノ系少女の狂育物。シナリオとグラフィックの項目に言いたいことは全部書いてしまったので、総評で書くべきことが無くて困る・・・・・・。野良犬っぽい少女を狂育する抜きゲーをやりたい、と強く望んでいる方なら、何だかんだ言って使える作品だと思う。
シナリオ 25/60点
(1)野生少女を性の玩具にするか? それとも人間らしく育てるか? 4種類あるエンディングのうち、ハッピーエンドらしきものは一つだけ。それ以外はレオナが白痴につけこまれて陵辱されるか、さもなければ主人公がしっぺ返しにあうことになる。
(2)構成は実用性重視。主人公がいきなりオオカミを殺し、妹を犯すという序盤には唖然としたが、野生少女を狂育する過程は(想像していたよりは)ちゃんと作られている。BADルートはともかくとして、ハッピーエンドとレオナが????するエンドはなかなか良く出来ていたと思う。
(3)選択肢には、理不尽で非論理的なところがなくて良い。最近のエロゲーの選択肢は、ただ在るだけか、プレイヤーへの理不尽な嫌がらせと化しているが、本作の場合はそうではない。
ちゃんと、その選択肢を選べばそういう結果になることについて筋が通っている。また、正しい道筋で進んでいけば、重複したエロシーンばかりを観せられたりはせず、しかもシーン回収の作業をしなくて済むところも美しい。
(4)エロについては、女体狂乱以後のわるきゅ~れ作品とは方向性がやや異なるようだ。本作では、馬鹿っぽい卑語使いや下品なジョークがいつもより目立たない。メインヒロインであるレオナが白痴なので、台詞らしい台詞が少ないためだろう。最近のわるきゅ~れ的な台詞回しを期待していると、肩透かしをくらうかもしれない。
(5)エッチプレイの内容は、意外と普通のハード陵辱物だった。獣姦や野性味あふれるプレイばかりなんだろうな、と購入前には思っていたのだが、実際にはそんなことはなかった。
まず、獣姦はない。泥塗れになるプレイはあるものの、それがレオナの野性味ゆえのものか、といえばそうでもない。だからといってレオナの野性味がまったく感じられないわけでもなく・・・・・・むしろ野性味はあるといえばあるのだが、ある程度飼い慣らされた獣のような反応だ。
何が言いたいのかというと、要するに私は、「獰猛で人間に懐かない野生動物を、苦労しながら躾けていく」ような内容を本作に期待していたのだ。しかし実際にやってみると、レオナが野生のオオカミというより野良犬っぽくて、やや失望しているのだ。まあ気持ちを入れかえて、単なるケモノ系少女を飼い慣らす話だと思えば、それなりに楽しめたのだけれども。
グラフィック 55/80点
(1)基本CG枚数は、34枚(+アイキャッチ19枚)。相変わらず相場よりもだいぶ多い枚数だ。
(2)エロシーンは、合計34本。その内訳は、レオナ(27)、佳織(3)、レオナ&佳織(3)、獣耳少女達(1)となっている。
(3)一枚絵の出来はお世辞にも良くはないが、原画も塗りも『吸尻鬼』の頃と比べてかなり進歩している。昔は「なんて汚らしい絵だろう」と思ったものだが、現在のものは少なくとも「汚い」とは思わない。キャラクターデザインも表情もだいぶ洗練されており、体液も以前よりはエロい。
(4)断面図については、なかなか良く出来ている。露骨に複雑な形状の膣または腸内に、生々しい異物が挿入されている様子が実にエロい。特に、GALLERY1列3行目CGの、性器に精液が流し込まれる様子などはかなり気に入っている。
(5)モザイクは薄い。アナルは無修正。だが、アナルがぱっくり開いた絵で、腸内の様子が黒く塗り潰されているのには興醒めした。
音楽・声優 25/40点
BGMはとても貧相。声優さんの演技は問題なし。
レオナ | 金松由花 | 佳織 | 澄白キヨカ |
システム 10/20点
クイックセーブ可能、ウィンドウ透過可能。オート時にクリックしても、オートは解除されない。と、ここまでは良いが、スキップの遅さに加えてバックグラウンド動作不可なのは相変わらず。選択肢がかなり多いので、ストレスが溜まる。
エッチ内容について
作品情報
タイトル | オオカミ少女レオナ ~野生崩壊白痴狂育~ |
ブランド | わるきゅ〜れ |
発売日 | 2009年11月6日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |
パッケージ通販 | Amazon 駿河屋 |