批評・感想

主人公は、最近知り合った風俗店の店長から、ヤれる子リストを入手した。主人公は、電車内でリストに載っている少女たちを物色し、気に入った子とその場でセックスする。

なんとテキスト差分込みで948枚の労作。電車内でのプレイに特化しているが、普通の痴漢プレイに特化しているわけではない。背後から尻を触るなど普通の痴漢行為に及ぶのは、最初に遭遇した子（姫沢あかり）とだけ。ヤれる子リストに載っている女の子は、全員、天然の痴女だ。あかりでリストの有用性を確認した主人公は気が大きくなり、以後はずっと大胆な行動に出る。

主人公はリスト掲載の女の子たちと接触すると、まずはセクハラトークから始める。話し始めていきなり「き、キミたち いいカラダしているね～ お兄さんとオフパコしない？」などと宣う。普通の女の子ならあまりの出来事に怒るだろうが、彼女たちは違う。エロい言葉を投げかけられるほど興奮してしまい、言葉責めだけでアソコが濡れてしまう本物の天然痴女だ。

出典：青水庵『ヤれる子！電車エッチ』（画像）

セクハラされて顔が上気し、いろんな体液を流すアリシアちゃん。

いよいよこれはヤれるなと確信すると、主人公は電車内、それも他の乗客たちが見ているなかで、女の子たちとセックスする。もちろん、天然痴女はそれを拒まない。むしろ喜々として受け入れる。乗客たちはその様子をガン見しながら、「コイツっ 本気かぁあああ！？」などと心のうちでは大興奮。主人公は彼らギャラリーに環視されるなか、かまわず天然痴女のマンコやお口、あるいはお尻へのスパンキングを堪能するのだ。

孕むリスクを一切考慮しない中出しをキめた後は、主人公と女の子たちは結婚を誓い合う。もっとも、重婚はできないので、仮の形ではあるが、少なくとも全員妾以上の関係になる。

本作で実際にヤッてしまう女の子たちは、5人。その簡単なプロフィールは、こんな感じだ。

ヒロイン5人とのハーレムは、130ページ以上にわたって描かれる。とにかく明るくお馬鹿なノリで、シュールな方向へ突き抜けた作品だった。

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