概要と評価 75/100(良)
作品のあらすじ
若槻明良は、他界した父の再婚相手である義母の愛美、義姉の華恋と同居生活を送っていた。明良は、魅力的な肉体を持つ義母娘を性欲の対象としてみていたが、彼女たちのほうは彼を男としてみていなかった。そんなある日、明良は、父親の遺品である催眠目薬を発見。明良は、見つめた相手を催眠状態にできるこの目薬を使って、義母娘とエッチ三昧の日々を送る。
感想の要旨
純粋に催眠物としてみると微妙だが、淫乱の素質がある義母娘の乱れぶりを見たいならアリ。
エロシーンの属性
催眠特化。口淫、接吻、妊娠ぼて腹セックス、ローションプレイ、露出プレイあり。3Pあり。
目次
- 催眠によって淫乱の素質を開花させる
- エロシーンについて
- コメント
催眠によって淫乱の素質を開花させる
『催眠アイドロップス』の催眠目薬は、相手に点すのではなく、自分に点して使う。この目薬を点した状態で相手を見つめると、その相手を催眠状態にすることができる。催眠目薬の詳しい仕様は、以下のとおりだ。
- 催眠状態の相手をほとんど自由に操れる。
- 催眠効果は、数時間程度。
- 正気に戻ると、催眠時の記憶を失う。
- 多少の違和感は、記憶が書き換わることで自動的に解消される。
- 記憶を失っても、催眠時に抱いた感情や肉欲は心の中に残り続ける。
5番目の効果によって、義母娘は、明良に犯されるたびに肉欲への抵抗が薄れていく。義母の愛美は欲求不満に悩まされており、義姉の華恋は男のちんぽに支配されたい願望のあるドMである。彼女たちは普段その欲望を露わにしていないが、催眠によってそれを暴かれる。そうして最終的には明良のペニスの虜となり、身も心も彼に依存していくわけだ。
出典:DWARFSOFT『催眠アイドロップス』DL版
あの傍若無人な姉も、肉欲を覚えればこの通り。
『催眠アイドロップス』は催眠をテーマにしているものの、そのテーマを真剣に掘り下げた作品ではない。
義母娘の内面は催眠目薬の効果によって日々変化していくが、その心のうちにある葛藤や違和感にはあまり焦点が当てられていない。また、義母娘には淫乱の素質がありすぎるせいか、催眠をかけているからこそ、こんな変態プレイが出来ているんだ、という感覚を持ちにくい。この作品から催眠要素を取り払って、催眠とは別の動機づけを図っても、大体同じシチュエーションを作れてしまいそうな印象がある。
『催眠アイドロップス』の魅力は、催眠それ自体よりも、素質が開花した義母娘の淫乱ぶりにある。つまり、催眠というテーマを一応扱ってはいるが、エロの中身はいつも通りのオークソフト(ドワーフソフト)なのだ。そのあたりを割り切ってプレイできるなら、なかなか実用的な作品である。
エロシーンについて
出典:同上
それを脱がせるなんて、とんでもない。
ビジュアルは、見た目高身長でグラマラスな義母娘の肉体の魅力を上手く引き出している。性交時は豊満な肉感のある局部が大きく曝け出され、口淫や接吻の際にはヒロインの顔面がアップされる。全身が映る構図では、ヒロインの腹の弛みや筋肉の盛り上がりがエロい。唾液に塗れた口元、アヘった目元から零れ落ちる涙、全身に滴る体液など、細かいポイントもきっちり押さえられている。
愛美と華恋のエロシーンの詳細については、以下に列挙するとおりだ。
コメント
催眠物としての欠陥とストーリー性の欠如を理由として、シナリオはあまり高く評価できない。が、エロシーンの実用性自体は良い線をいっている。細かいことを気にせず、グラマラスな肉体で摩羅を清めるぶんには良い作品ではないかと思う。
- 総合評価 75/100
- シナリオ 10/30
- グラフィック 30/30
- 音声 20/20
- システム 15/20
作品情報
タイトル | 催眠アイドロップス |
ブランド | ORCSOFT |
発売日 | 2016年12月02日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |
パッケージ通販 | Getchu 駿河屋 |