評価:165/200(優) 女神の洗脳調教もの。
小物然とした半神ロキが巨人の力を用いて、今まで自分を疎んじていた女神や男神たちに復讐する。各女神ごとに調教のコンセプトが明確に異なっており、様々なタイプのハードでマニアックな調教を楽しめる(記事文字数は10,000字以上)。
目次
「アナスタシアと7人の姫女神」の特徴
「アナスタシアと7人の姫女神」は、女神を洗脳し、調教する作品だ。プロローグまでのあらすじについては、必要なら体験版の感想記事を参考にしてほしい。
本作のメインヒロインは、アナスタシア、ブリュンヒルデ、フリッカ、ジークリーネの4人。
特にアナスタシアとブリュンヒルデは、二大ヒロインと呼べるほど、シナリオとCGが充実している。この二人は女神としての格も他とは隔絶しているので、そう簡単には洗脳状態にならない。
調教のコンセプトは、各女神ごとに明確に異なる。サブヒロインはともかく、メインヒロインに対する調教内容はどれも非常にマニアックだ。詳細は個別ルートの感想を読んでもらうとして、簡単にリストにまとめると、
- アナスタシア:尿道開発、クリリング、羞恥プレイ、赤ちゃんプレイ、妊娠出産
- ブリュンヒルデ:乳房開発、寝取り、人格操作、薬漬け、妊娠出産
- フリッカ:アナル開発、寝取り、近親姦(息子)、妊娠出産
- ジークリーネ:メス犬化、獣姦、近親姦(兄)、露出プレイ、妊娠出産
- スクルド:フタナリ化
- エルルーン:クリチンポ化など肉体改造
- フレイ・フレイア:双子娼婦として売春
メインヒロインの女神たちのルートは、共通して妊婦となってからのストーリーが長く、エロシーンも豊富だ。出産するところまでエロシーンとして描かれるが、必ずしも人型の子が産まれるとは限らない。なぜなら、女神を孕ませた種が、人に近い種であるとは限らないからだ。
本作には触手を代表とする異種が頻繁に出てくるが、異種姦に特化しているわけではない。どちらかと言うと、触手などは調教のギミック的な扱いをされていることが多い。
各女神のルートのシナリオとCG比重はだいぶ偏っているので、サブヒロインを目当てに本作を買うのはオススメできない。逆にメインヒロイン――特にアナスタシアとブリュンヒルデ――が目当てなら、調教コンセプトの嗜好さえ合うなら迷わず買うといい。
「アナスタシア」ルートの解説と感想
アナスタシアは、本作の表題ヒロインにして唯一のLO担当。サディスティックで気の強い性格をしているが、父親への愛情は深い。その父の身の安全を確保しつつ、ロキから巨人の秘密に関する情報を得るため、ロキの調教を嫌々ながら受け入れることになる。
「アナスタシア」ルートのエロに関する見どころとしては、
- 膀胱にユミルの種(=触手)を植え付けられる
- クリトリスにリングや鎖をつけられる
- 容赦なく羞恥心を煽られる調教の数々
- 丸呑みによる人体改造?(お肌がすべすべに)
- 妊娠状態でのエロシーンが豊富
- ロキを父親と誤認し、パパと呼ぶ
このあたりを語らずにはいられない。
触手に侵された膀胱と我慢できない尿意
アナスタシアは、早い段階で膀胱にユミルの種(=触手)を植えつけられる。その結果、尿道が僅かな刺激にすら耐えられないほど敏感になり、放尿するだけで快楽を感じるように。エロシーンでは、絶頂と同時にお漏らししてしまうアナスタシアの姿が頻繁に窺える。
さらに、アナスタシアのクリトリスにはリングと、それに繋がった鎖が装着される。このクリリングは振動や電気を流すことができ、鎖がなくても動作するようだ。
アナスタシアはただでさえ尿意と快楽に弱いのに、クリリングを通した電気責めに身悶え。やはり耐えきれず、お漏らししてしまう。
そんなアナスタシアのエロシーンは、どれもはっきり言っておしっこ臭い。アナスタシアのエロといえばお漏らしであり、お漏らししていないアナスタシアのほうが珍しいくらいだ。
それだけ頻繁にお漏らししていれば慣れてしまいそうなものだが、我々にとっては喜ばしいことに、アナスタシアはプライドが高い。そのおかげで、正気の彼女はお漏らしするたびに、耐えがたい辱めに震えてくれるのだ。
容赦ない羞恥責め
やはり自尊心の高いヒロインともなれば、羞恥心を煽って遊びたくなるもの。ロキも我々の要望を汲み取るように、アナスタシアへ容赦のない羞恥責めを施してくれる。
例えば、鎖に繋がれた犬の格好で夜の庭園を連れ回す。これは、恥ずかしいけど誰にも見つかりませんでした、なんてヌルいものではなくて、しっかり浮浪者たちに目撃されてしまう。民衆たちが見守るなかで、xxとセックスすることだってある。
また、歓楽街の娼館に連れていかれ、客を取らされることもある。客はLO嗜好の変態紳士で、従順なアナスタシアをこれでもかと辱めてくれる。お医者さんごっこで尿瓶にお漏らしさせたりするなど、本当に素晴らしいシチュエーションだった。
「アナスタシア」ルートの真に優れた特徴の一つは、これらの羞恥責めは洗脳が不完全なアナスタシアに対して行われるということ。完全に洗脳された人形ちゃんを羞恥で染め上げても面白くないのだ。制作者はそのことをよく分かってくれているようで、とても感心した。
妊娠LO + 赤ちゃんプレイ = 最高
数々の羞恥責めを受けてほとんど堕ちかけていたアナスタシアは、食肉花というスライム的な生き物に丸呑みにされてしまう。そのとき、アナスタシアの局部には機械的なケーブルや触手が繋がれており、目はバイザーで保護、口には酸素マスクと、いかにもこれから改造してあげますといった風体だった。
食肉花の中から出てきたアナスタシアは、お肌がすべすべになった。赤ちゃんお肌というやつだ。もともとLOだったアナスタシアは、さらにLOの根源へと退行したわけだ。
また、アナスタシアの全身には、赤い蔦のような淫紋が刻まれてしまった。そのおかけで、アナスタシアの神聖を帯びたまんこは処女膜を破るだけでも困難だったのが、これで孕ませも可能に。ロキは、容赦なくアナスタシアの子宮に子種を注ぎ込み、自分の子供を孕ませてやった。
無事?妊娠したアナスタシアに用意されたのは、ボンデージにボディピアス、それに”おむつ”といった変態的な衣装の数々。さらにはロキのハックにより精神汚染され、ロキを「お父様」とか「パパ」と呼ぶように。その後は、すでに堕ちていた他の女神たちを交えて調教されたり、赤ちゃんプレイを強要されたりするわけだ。
「アナスタシア」ルートは、アナスタシアが孕んでからが本番だ。普通のエロゲなら孕めばすぐにエンディングへ直行するが、アナスタシアは妊娠したまま数々の変態調教を受けることになる。そして、公開出産さえする。このルートだけみても、本作を買う価値はあったというものだ。
「アナスタシア」ルートのエロシーン
- クンニ。くぱぁ。ぶっかけ。
- シックスナイン
- 触手拘束、触手で尿道責め。失禁。
- 陰核リング+鎖:眠る父のそばでオナニーしながら、フェラチオ。鎖を通じて電気責め、失禁。
- 陰核リング+鎖:処女喪失。触手責め、鎖による電気責め。失禁。
- 陰核リング+目隠し+首輪+触手ディルド(膣):夜の庭園を四つん這いで連れ回し。浮浪者たちの前で交尾。失禁。
- 子供用エロランジェリー:売春宿でデブソンによる愛撫。失禁。
- デブソンとお医者さんごっこ(クマのぬいぐるみを抱いた格好で縄縛。尿瓶におもらし。シリンダー浣腸の後、アナルにゴム栓。クマのディルドで膣責め。ガラス容器に排泄。)
- 触手、機械系触手に拘束。食肉花に丸呑みにされる。触手に両穴を犯され、カテーテル型触手によりおしっこ吸引。
- おむつ+鎖拘束:スクルドの前で犯される。哺乳瓶でミルクを飲まされる。クリトリスを電気責め、失禁。
- 赤ちゃん衣装(おむつ、妊娠):フェラしあんがら、おむつ内におもらし。
- 赤ちゃん衣装(おむつ、妊娠):ロキと騎乗位、神兵たちに手コキ、フェラ。
- 赤ちゃん衣装(おむつ):オーディンの前で背面座位(膣→アナル)。指で尿道責め。オーディンの精液入り乳瓶を膣挿入。
- ボンデージ(ボディピアス、妊娠):拷問室で巨人たちと乱交。ロキとセックス。失禁。
- ボンデージ(ボディピアス、妊娠):ブリュンヒルデがフェラチオ、アナスタシアがアナル舐め(失禁)。
- ボンデージ(ボディピアス、妊娠):ロキと正常位。アナスタシアがスクルドのおっぱいを吸う、エルルーンがアナスタシアの陰核リングをいじる。失禁。
- ボンデージ(ボディピアス、妊娠ぼて腹):玉座のロキと背面座位。オーディンの口内へおもらし。
- ウェディングドレス(貞操帯、首輪、妊娠ぼて腹):民衆の前で放尿。オーディンにフェラチオ。
- ウェディングドレス(貞操帯、首輪、妊娠ぼて腹):民衆の前でロキに背後から愛撫されながら、オーディンと近親姦
- ウェディングドレス(貞操帯、首輪、妊娠ぼて腹):巨人たちと乱交
- ウェディングドレス(貞操帯、首輪、妊娠ぼて腹):ロキと騎乗位、同時に浮浪者たちとも乱交。出産、失禁。
- 洗脳調教中のブリュンヒルデ、フリッカ、ジークリーネを眺めながら、ロキにクリピアスを弄られる。3人が電気責めにあい、擬似妊娠。
「ブリュンヒルデ」ルートの解説と感想
ブリュンヒルデは、オーディンの娘にして法の女神であり、真面目で融通のきかない性格だ。一時期はオーディンの後継者ともいわれたジークフリードがブリュンヒルデの許嫁であり、二人は相思相愛の関係にある。ブリュンヒルデは、父たるオーディンの命を守るため、ロキの調教に耐え忍ばなくてはならない。
「ブリュンヒルデ」ルートの見どころとしては、
- 触手ブラによる乳房改造
- 淫乱ビッチな別人格の植えつけ
- 魔薬漬けにされてクスリ狂いに
- 妊娠ぼて腹状態での変態羞恥プレイ
- ジークフリードに対する酷すぎる扱い
このあたりに焦点をあてて解説していこうと思う。
触手ブラによる乳房改造
ブリュンヒルデは、調教の早い段階から触手ブラを日常的に着せられることになる。
この触手ブラの効果はかなり凶悪だ。ブリュンヒルデの乳房は、触手ブラによって知らぬ間に肥大化していく。しかし、乳管は乳房の肥大化に追いつかないので、乳首は陥没乳首になってしまう。
ブリュンヒルデルートでは、この陥没乳首を執拗に責めるエロシーンが豊富だ。触手管で吸引し、乳房に埋没した乳首を無理やり起こしたり、ニプルファックしたりする。乳房の改造が進めば母乳も出るようになり、それを搾乳したものをジークフリードへの責めに用いたりすることもある。
また、触手ブラは乳房に媚毒を流し込む。この媚毒の効果により、ブリュンヒルデの乳房は快楽に敏感に反応するように。さらに耐えがたい掻痒感にまで悩まされるようになり、やがては全身性感帯のような状態になっていくのだ。
別人格と魔薬
ロキは、ブリュンヒルデをとことん堕とすための布石として、彼女に別人格を植えつける。別人格は普段表に出てこないが、ブリュンヒルデの内なる声となって彼女を堕落に導いていく。最愛の恋人であるジークフリードを見捨て、ロキのための淫乱ビッチになれという別人格は、主人格との入れ替わりではなく融合を目的としているのだ。
さらにロキは、ブリュンヒルデを魔薬に溺れさせていく。魔薬はロキの精液に仕込まれているが、錠剤やクリームタイプの魔薬もある。ブリュンヒルデはクスリに溺れてしまわないよう必死だったが、その禁断症状は己の意思で抗い続けられるほど甘くはない。
ブリュンヒルデのような高潔な女神が、クスリと内なる声に導かれて最低な淫乱ビッチに堕ちていくのは実に哀れなことだ。それゆえに、最高に興奮できる。やんごとないものを汚すなら、このくらい徹底しているほうが好ましい。
変態妊婦ブリュンヒルデ
ブリュンヒルデも、他のメインヒロインたちと同じく、妊婦となってからが長い。ただし、他のメインヒロインたちが妊娠してもビジュアル上はなかなかぼて腹状態にはならないのに対し、妊娠したブリュンヒルデはぼて腹状態で犯されることが多いという点で異なる。
妊婦ブリュンヒルデは、とんでもない変態女へと急速に堕ちていく。下半身には淫紋のほか刺青も入れ、ニプルやラビアにはピアスをつけるように。ハックにより洗脳状態にあるから淫乱なのか、もはや淫乱なのがデフォルトの人格なのか……その境界が曖昧になっていくのだ。
情け容赦のない寝取り
ブリュンヒルデにはジークフリードという素敵な許嫁がいる以上、彼女を堕とすにあたって、彼との関係を利用しない手はない。
ブリュンヒルデが逆らえないのをいいことに、ジークフリードの近くで彼女を犯す。あるいは小細工を弄して、ジークフリードの見ている前で犯す。調教途中であえてジークフリードのもとへやり、ロキとジークフリードのオスとしての格の違いを身をもって分からせる。そんな寝取りものとしての定番のシチュエーションは、当然、本作にもある。
しかし、本作の場合、そこから一歩も二歩も踏み込んで、さらに容赦のないNTR(NTL)を繰り広げる。その内容はいちいちここで紹介すると、本編での衝撃が著しく損なわれてしまいそうなので、あまり詳しく説明するつもりはない。
ただエロシチュエーションの一例をあげると、ジークリーネとの強制近親姦などは素晴らしい内容だったと思う。これは、ジークフリードの妹である彼女が、兄を地下牢に監禁して射精管理するというものだ。
ジークフリードの立場になってみると、彼が直接関わるシチュエーションは極まった男性被虐、女性上位のものが多い。それらは男性被虐系のエロシーンとしてみても良く出来ていて、SのほかにMもイケる方ならとても興奮できるだろう。
また、あくまで寝取り側の視点に徹するなら、将来を約束されたイケメン野郎のジークフリードを徹底的に辱めるという点で暗い優越を感じられるだろう。
しかも本作では、そんなのはまだ序の口にすぎないのだ。
「ブリュンヒルデ」ルートのエロシーン
- 両手拘束されたまま処女喪失。強制パイズリ。
- バルコニーで縄縛されたままフェラチオ、触手責め(近くにジークフリードがいる)
- ジークフリードと正常位。その後、妹に犯される彼の前で、ロキと同じ体位でセックス。触手管で搾乳。
- 惨めなペニスのジークフリードの前で、ロキと背面座位。触手によるニプルファック。
- エロドレス(膣内に触手):舞踏会場で皆(ジークフリード含む)の前で踊り、対面立位。
- 触手下着:昼間の街道でロキとキス。
- 触手下着:触手責めにあいながら立ちバック
- 触手下着:まんぐり返し触手拘束。触手でニプルファック、ロキとセックス。触手で乳首吸引。
- 目隠し+口枷+首と両手を吊り拘束:巨人たちによる鞭打ち。傷口にヤムイモを塗られ、痒み責め。立ちバック。母乳噴出。
- 踊り子衣装(日焼け):観客(ジークフリードを含む)の前で、搾乳機で陥没乳首を吸引。二人の男に同時授乳。自らくぱぁ。観客によるバナナ責め。
- 卑猥なワンピース:酒場の亜人の前で胸揉み、キス、自らくぱぁ。母乳噴出。(ジークフリードへの映像記録)
- 妊娠ぼて腹:酒場の亜人たちの前で、背面座位。亜人に母乳を吸われる。(ジークフリードへの映像記録)
- 妊娠ぼて腹:側臥位
- 妊娠ぼて腹:オークたちに女体盛り料理として給される。
- 妊娠ぼて腹(ボディピアス):短小ジークフリードの前で、ロキと対面座位
- 妊娠ぼて腹(豹柄下着、ボディピアス):若い新兵にパイズリフェラ(魔薬クリーム使用)。同時に他の新兵と後背位。
- 妊娠ぼて腹(ウェディングドレス、ボディピアス):四つん這いになり、肛門を指で弄られる。アナルセックス。
- 妊娠ぼて腹(ウェディングドレス、搾乳リング):国民の前で、ブリュンヒルデがジークフリードに鞭打ち。母乳噴出。
- 妊娠ぼて腹(ウェディングドレス、搾乳リング):ジークフリードと国民の前で、公開乱交。出産。
- ボンデージ(ボディピアス):ジークフリードに顔面騎乗し、ビデとして使う。彼に焼印を押す。
- エロ下着(妊娠):フェラチオ。正常位(膣、アナル)。お掃除フェラ。
- 地下牢で、ジークリーネが兄(短小ジークフリード)に無洗まんこで顔面騎乗。(ブリュンヒルデの映像をみながら)尻穴からミルクを注ぎ、兄へ飲ませる。
- 地下牢で、ジークリーネが腸内にためたブリュンヒルデの母乳を、兄へ飲ませる(顔面騎乗)。手コキ。
- 地下牢で、ジークリーネが兄と騎乗位(ブリュンヒルデへの映像記録)
「フリッカ」ルートの解説と感想
フリッカは、アスガルド王妃にして、ブリュンヒルデの実母。優しい母性溢れるヒロインにみえるが、敵には容赦のない女神だ。世継ぎとしていまだ幼い息子のハルトを可愛がっている。フリッカは、夫であるオーディンの身の安全と、ハルトの尻穴処女を守るために、仕方なく身を捧げる。
アナスタシアやブリュンヒルデの調教はロキが担当していたが、フリッカの調教はロキの部下である大蛇ヨルムンガンドが担当する。
ヨルムンガンドは普段人の姿をしているが、部分的に蛇の形態を取ったり、小さな蛇を使役したりすることもできる。ヨルムンガンドはその特性を活かして、フリッカの悪堕ちを促していく。
肛門の淫紋と処女膜再生
大蛇であるヨルムンガンドは、膣穴よりも尻穴を好む。なぜなら、蛇なので狭くて暗い穴のほうが好きだから、という正直よく分からない理由だ。
何にせよ、フリッカは肛門に淫紋を刻まれて、アナル快楽を重点的に開発されることになる。単なるアナルセックスだけでなく、シリンダー浣腸や排泄、産卵、貫通プレイなども仕込まれてしまう。
それと、本作はやけにヒロインが処女であることにこだわりがあるようで、人妻ですでに非処女であるはずのフリッカも、媚薬で処女膜を再生されて処女喪失することになる。
とはいえ、それは一回性のことで、以後は処女膜云々といった描写はない。フリッカは媚薬により日常的に下半身の疼きといった症状に悩まされることになるので、どちらかといえば、こちらがメインの効果だろう。
息子との近親姦、そして調教へ
物語が進むと、フリッカは、不本意ながら息子ハルトの筆下ろしをしてしまうことになる。その結果、ハルトはユミルの呪いを受け、フリッカとのセックスなしでは衰弱死してしまうからだに。
ユミルの呪いを解くためには、フリッカがハルトの子を孕んで出産しなければならないという。……まあ眉唾な話ではあるのだが、少なくともフリッカはそれが真実であると信じている。
フリッカは当初息子を救うため、近親相姦の禁忌を犯していたが、タガが外れて少年とのセックスが大好きに。ハルトが連れてきた少年たちと乱交して、筆下ろししてあげたりもする。果ては日常的に貞操帯を履かされ、息子の手で排泄と性欲を管理されることにもなる。
……貞操帯でショタに排泄管理される人妻とか、抜きゲーでは本当にレアなのでありがたい。これで脱糞もしっかり描いてくれれば最高だったのだが、それはNGだったのか、残念なことに、CGに排泄物は描写されない仕様だ。
一方、フリッカの調教担当であるヨルムンガンドはこの間何をしていたのかというと、ちゃんと自分の仕事をしていたのだ。そのあたりのネタバレは――たとえバレバレであっても――回避したほうが楽しそうなので、ここでは言及しないでおきたい。
オーディンからの寝取り
彼女が人妻であるならば、寝取らなければならない。陵辱ゲーならそれが当然だ。だから、「フリッカ」ルートも、もちろんオーディンからの寝取りをシナリオに組み込んでいる。
しかし、「フリッカ」ルートは、本作の二大メインヒロインと比べると、シナリオの尺は短くなっている。そのため、寝取りの定番的なエロシーンは押さえつつも、「ブリュンヒルデ」ルートほど鬼畜で徹底した寝取りが行われるわけではない。これに関しては過度の期待はしないほうがいいだろう。
「フリッカ」ルートのエロシーン
- クンニ。肛門を蛇舌でほじられる。
- 四つん這いになり、肛門に淫紋を刻まれる。蛇による両穴責め(処女喪失)。
- まんぐり返しで縄縛、蛇が膣責め、アナルにクスコ挿入。小さな蛇たちがアナルへ侵入。シリンダー浣腸。浣腸された状態で、息子の前でアナルセックス。排泄。
- ロキにクンニされる。小さな蛇に乳首、尿道、アナルを責められる。ロキとヨルムンガンドで、両穴サンドイッチ。
- 浴場で、ハルト(蛇ちんぽ)とアナルセックス(立ちバック)。蛇が腸内から口まで貫通。
- 触手で四肢拘束。ハルト(蛇ちんぽ)とシックスナイン、イラマチオ。
- 娼館で少年たちの筆下ろし乱交
- 目隠し:娼館で見世物に(アナルバナナ、アナル産卵。フェラチオ。息子の筆下ろしセックス。)
- ボンデージ:ハルト(蛇ちんぽ)に騎乗位
- ボンデージ(貞操帯):娼館の観客の前で、何本もシリンダー浣腸。ハルトと後背位(膣、アナル)。排泄。
- 舌ピアス:大蛇の巻き付き拘束。母乳噴出。膣穴から小さな蛇噴出。小さな蛇がニプルファック。大蛇とセックス。
- 妊娠ぼて腹(ウエディングドレス、貞操帯):娼館の観客の前で、夫を尻穴で犯しながら、ハルトにフェラ
- 妊娠ぼて腹(ウエディングドレス、貞操帯):娼館の観客の前で、ハルトとアナルセックス(立ちバック)。ロキと巨人も交えて三穴責め。膣穴から産卵。
「ジークリーネ」ルートの解説と感想
ジークリーネは、ブリュンヒルデの許嫁であるジークフリードの妹。将来の義姉であるブリュンヒルデを敬愛しているが、基本的には生意気な小娘で、常にロキを見下している。
ジークリーネの調教は、ロキのほかに大狼フェンリルが担当することになっている。
一匹のメス犬に堕とされるジークリーネ
ジークリーネは触手空間に囚えられ、お尻にメス犬の尻尾を生やされてしまう。この尻尾は、調教者の意思で消すことができ、さらに任意で電気を流すこともできる。フェンリルたちは、生意気な駄犬ジークリーネを躾けるため、尻尾の電気責めを大いに活用することになる。
ジークリーネは、さらに脇や下腹にメス犬フェロモンを注入されてしまう。これによりジークフリーネは、犬からモテモテになり、後の運命の恋人(犬)となるジョーと出会うことになるのだ。
愛犬ジョーとのラブラブ♥獣姦性活♥
ジークリーネの主たるエロシーンは、獣姦である。しかも和姦が多い。ジークリーネは、事あるごとに身を挺して自分を守ってくれる愛犬ジョーを心から愛しており、彼と交尾することにほとんど抵抗がないからだ。
ジークリーネは、ジョーと仲睦まじい恋人のように暮らすうちに、自分をただのメス犬と認識するようになっていく。言葉は相変わらず話せるが、全裸で町中を歩くことに抵抗を覚えず、日の明るい町中で普通に交尾してしまうような発情犬に堕ちていくのだ。
「ジークリーネ」ルートは、ハードでマニアックな調教が多い本作においても異質である。これは、例えばDreiのようなガチ獣姦ものが好きな方には特にオススメできる。
「ジークリーネ」ルートのエロシーン
- 触手空間で拘束、触手責め。尻尾を生やされ、電気責め。腋と股間にメス犬フェロモンを注射。
- ギロチン拘束:地下室で、牛馬と獣姦輪姦。
- 全裸:触手空間で四つん這い拘束、ジョーにフェラ。ジョーとの獣姦により処女喪失。
- 全裸:中庭でブリッジしたからだにバターを塗られ、膣にソーセージ、アナルへミルクを注がれ、犬たちの餌付けに給される。交尾。皿にもられた犬の餌を食べる。
- 全裸(通行人は犬と誤認):人間たちの前で、四つん這いになってジョーと交尾。犬の格好で放尿。
- 全裸:子犬(自分の子供)に授乳。子犬やジョーと交尾。
- 全裸(尻尾):地下牢で、ジョーにクンニされる。交尾。失禁。
- 妊娠:街道で四つん這いになり、皿にもられた生ゴミを食べる。ジョーとアナルセックス。
- 妊娠:娼館で、ジョーの前で巨人たちによる輪姦
- 全裸(妊娠):大勢の通行人たちの前で、ジョーと後尾
- ウエディングドレス(ボディピアス、妊娠):(教会、ジークフリードの前で)忠誠ポーズで、誓いの首輪を装着。ジョーによる顔射。
- ウエディングドレス(ボディピアス、妊娠):(教会、ジークフリードの前で)ジョーとアナル交尾。出産。
サブヒロインルートの解説と感想
サブヒロインのルートは存在してはいるものの、はっきり言っておまけのような内容である。スクルド、エルルーン、フレイ・フレイア姉妹を目当てに買おうというなら、それはオススメできない。
スクルドはフタナリ化し、モブの下級女神や町娘を犯す。エルルーンは自らが作った媚薬を飲んで肉体改造(クリチンポ化)し、快楽の探求者となる。フレイ・フレイアは、和解金を稼ぐために、娼館で楽しそうに働く。
概ねそんな内容だが、どのルートも尺が短すぎて、不完全燃焼に感じられた。
スクルドのエロシーン
- 地下牢で、フェラチオ。処女喪失、触手責め。
- 地下牢で、眠姦(フェラチオ)
- フタナリ:娼館でレズショー(スクルドが下級女神を犯す)
- フタナリ:客の前で、スクルドと下級女神が町娘たちを犯す(後背位)
- フタナリ:ロキといっしょに、下級女神を二穴サンドイッチ
エルルーンのエロシーン
- スクルドの前で、処女喪失(立側位)
- 背面座位。クリチンポを自ら手コキ。
- 淫魔化:男とセックスしながら、エルルーンが女を犯す
フレイ・フレイアのエロシーン
- 庭に寝そべり、順番に処女喪失
- エッチな映像を見ながら、オナニー。失禁。
- 娼館で、貴族にダブルフェラ
- 娼館の浴室で、貴族とフレイがセックス、フレイアが貴族の金玉揉み&肛門舐め
- ドレス:娼館で、浮浪者たちと乱交
- 全身淫紋:娼館で、フレイが童貞青年の乳首舐め、フレイアが騎乗位で筆下ろし
総評
長所
- 各女神ごとにとてもマニアックな調教を楽しむことができる。
- 妊娠してからの話が長く、出産するところまで拝むことができる。
- 女神が快楽には堕ちても、心まではなかなかすぐには陥落しない。
- 女神が悪堕ちするまでの過程がとても良くまとまっている。
- 北欧神話をモチーフとした世界観がくどくなりすぎない程度に良くまとまっている。
短所
- サブヒロインがほとんど数合わせでしかない。
- 調教の選択肢の表記が非常に分かりにくい。
- 一部、言葉の用法に違和感がある(乱交を輪姦と表記するなど)。
- テキストや設定と、グラフィック上の表現が必ずしも一致しない(妊娠ぼて腹になっていない、排泄が描写されない、包茎なのに皮が剥けているなど)。
短所に着目すると、決定的ではないものの些細な問題がちらほらと目につき、大雑把な作品だと思わなくもない。しかし、一番肝心な調教内容についてはとても良く練られており、抜きゲーとして非常に実用的だと思う。各女神ごとに調教のコンセプトが決っているので、これぞという女神がいるなら、購入をオススメしたい。
- 総合評価 165/200点
- シナリオ 50/60点
- グラフィック 65/80点
- 音声 35/40点
- システム 15/20点
作品情報
タイトル | アナスタシアと7人の姫女神 淫紋の刻印 |
ブランド | catwalk/catwalkNERO |
発売日 | 2018/04/27 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |
パッケージ通販 | Getchu 駿河屋 |