魔物の物語0.1 ~家畜の妖魔~ 感想

魔物の物語0.1~家畜の○魔~

おすすめ! 妖魔の少年少女を徹底的に調教して性の家畜に堕とす作品。レザーマスクと拘束具で自由を奪い、ヤバい薬漬けにして人格を破壊していく。pinkjoeさんらしく、腋のエロさも追求されている。スマフォ・PC用カラー版同梱、本編57ページ。

あらすじ:魔王が倒された後、生き残った魔物は人間たちから隠れ、山奥で静かに暮らしていた。しかし、欲深い人間たちは魔物を狩り、食肉や加工品、または奴隷としてその生命を利用し続けていた。
ある日、蛇妖の少女ミキュラと野兎獣人の少年ティリは魔物狩りにあい、性奴隷としてマルシス侯爵に売り払われる。マルシスはミキュラとティリを容赦なく調教し、二匹を性の家畜へと変えていく。

本作は、pinkjoe『魔物の物語シリーズ(リンク先:FANZA)』の特別短編だが、作者も明言しているとおり、先行のシリーズ作品を知らなくても内容の理解に差し支えはない。実際、私は魔物の物語シリーズを他に読んでいないが、本作単独で充分に楽しむことができた。

私は、シリーズ物を買うときは出来るだけ最初の巻から買うようにしているけれども、本作にはそんな回り道を許さない絶対的な魅力があった。それは何かというと、FANZA等のサンプル画像にもある、豚面のレザーマスクだ。

私は、墓場さんの『非公開便所』(単行本『けだものの家(下)(リンク先:DLsite)』に全2話収録)を読んで以来、ラバーマスク(またはレザーマスク)を被せて視覚と聴覚を奪ったまま調教するシチュエーションを渇望していたのだ。ラバーマスクを被せて犯すこと自体がニッチすぎるので、たまにラバーマスクを扱う作品をみかけても、それは単なる小道具扱いで終わることが多かった。それはとうてい『非公開便所』の極まったフェティシズムには及ばぬもので、読むと逆に不満を溜め込む内容であった。

ところが、この『魔物の物語0.1~家畜の妖魔~』という作品は、サンプルをみた時点で本気の度合いがビンビンと伝わってきた。個人的には、豚鼻など余計な装飾のないシンプルなレザーマスクのほうが好みだが、この際贅沢は言うまいと、さっさとバスケットに放り込んだ。

――で、最後まで読んで思う。すごい作品だと。

何がすごいかって、人倫を完全に無視しているところがすごい。幼く可愛らしい少年少女を相手にしても一切の人道的配慮がないのだ。調教者のマルシス侯爵は、彼らをまったく人間扱いしておらず、愛玩用のペットのように寵愛を捧げることもなく、ただ歪んだ性欲や支配欲のはけ口としてしか見ていない。だから、どんなむごいことでも平気で行えるのだ。

マルシスは、まず幼い二人を暴力で従わせ、強力なクスリで不要な理性を排除する。次に豚面のレザーマスクと拘束具を着せ、光と音と四肢の自由を奪う。腋には性器開発用のホルモン剤を塗布して性感帯化を促し、精子や受精卵を殺し続ける不妊用魔法陣を腹や金玉に刻みつける。そのうえで絶頂や絶頂寸前の快感をマルシス自身の体臭と関連づけ、ワキガやチンポの臭いで興奮するように刷り込んでいくのだ。

そうして二匹の妖魔に人倫ガン無視の調教が施され続け、ようやくマスクが外された頃には、どこに出しても恥ずかしい性家畜が完成する。大量のホルモン剤で熟成された腋には薄い脇毛が生えていて、とてもだらしなく淫靡な様子だ。

最初から最後までとても興奮させられる作品だった。私にとってpinkjoeさんの作品は『報酬の姫君シリーズ(リンク先:FANZA)』が最高だったが、これからは本作がそれに並ぶ。レザーマスクを使った調教物が好きな方には、とてもオススメの作品だ。

タイトル 魔物の物語0.1~家畜の妖魔~
ブランド pinkjoe
発売日 2019年12月04日
ダウンロード販売 DLsite FANZA