あらすじ
佐藤正人は、学園のアイドル まどかに想いを寄せるクラスメイトの一人。しかし、まどかには森川という恋人がいて、正人が彼らのなかに入り込む余地はなかった。
そんなある日、正人は偶然、まどかを罠に嵌めて陵辱しようとする連中の存在を知る。正人は、彼らを止めることもできるが、あえて見逃して陵辱現場を覗き見ることもできる。
まどかを守るために行動するか、それとも見逃して出歯亀となるか? 考えた末、正人は……。
総評 55/100(可)
この作品は、どうジャンル分けしていいのか。寝取られものに近い雰囲気を感じ取れるが、別に主人公とヒロインは両思いでもなし、陵辱現場を見たときの心の葛藤が強くあるわけでもなし。主人公の立ち位置はモブキャラとされているが、実際にはなかなか行動的な側面もあるし。
何と言っていいのか、微妙だ。この作品は、あらゆる面でとても微妙だ。シナリオが微妙、グラフィックも微妙、音声も微妙。キャッチには「名前もない!」と明記しているのに、序盤で「僕の名は、佐藤正人」と名乗っているも微妙。唯一はっきりしているのは、「この作品にオススメできる点は特に無い」ということだけだ。