Category: 同人ゲーム

同人エロゲーの感想・レビュー記事のアーカイブです。

夏のひめごと。 感想

夏のひめごと。

レビュー

夏の田舎の家屋で、帰省した姪っ子二人とエッチする作品。前半はわかばちゃんとだけ戯れるが、後半からは仲間はずれにされて焼きもちを焼いた双子の妹ふたばちゃんも参加する。

本作のテキスト量は30分にも満たないが、動画のクオリティの高さは価格を遥かに超えた価値がある。少女の写実的な造形は、膨らみかけの乳房、引き締まってきた下腹部、小さなお尻、肩幅に比してやや大きな頭部など、ある年頃の子どもの特徴をよく捉えている。秘部をみれば、恥丘は未だ無毛であり、色素沈着がほとんど進んでいない肛門はくすんだ桃色だ。

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ばるばろっさ! ~すすめ? 赤軍少女旅団~ 感想

ばるばろっさ! ~すすめ? 赤軍少女旅団~

※この記事は、制作サークル様からのレビュー依頼を受け、執筆しました。

レビュー

独ソ戦をモチーフにした戦術SLG。ストーリーは戦史になぞらえて進んでいくが、必ずしも史実通りではない。ドSの女将校エデルガルトとフローラが指揮するドイツ軍を率いて、欧州の東から赤軍を放逐することが目的だ。

『ばるばろっさ!』は戦史をベースにしているが、話の中に軍事関係のウンチクはほとんど出てこない。その手のウンチクはおまけ扱いで隔離されており、ストーリーは軍服美少女と共産主義ウサギによるブラックコメディのようなものだった。戦争の悲惨さだとか、ファシズムや共産主義がどうとかいう真面目な話とはあまり関係がない。ただちょっと、ウォッカ好きでアル中なソ連兵女子たちを捕まえて調教し、かつての同志たちと戦わせるという捕虜虐待が普通に行われるだけだから、何も問題はないだろう。

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奴隷との生活 -Teaching Feeling- 感想

~奴隷との生活~ Teaching Feeling

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レビュー

医者である主人公のもとへ、昔助けた怪しい男が奴隷の少女を連れてやってきた。その少女は名をシルヴィといい、全身は傷だらけだった。どうやら以前の飼い主から虐待を受けていたらしい。怪しい男から処分に困っているという話を聞いた主人公は、シルヴィを引き取り育てることにした。

本作は、執筆時現在、DLsiteで3万本のセールスに届こうかというほどの大人気作だ。私が本作を買ったのは、そろそろ休眠中だったDLdouを再開しようと思案していた11月の初旬だった。それで本作のレビューを再開第一作目の記事にしようと思っていたのだが、実際にプレイすると、ひどくつまらなくて、途中で投げてしまった。

そんな作品を再び起動する気になったのは、これほど人気のある作品を途中で投げ出してしまうことは、何だか敗北感に似た気分を自分に味わわせるからだ。人気があるのには必ず理由があり、その理由を探ろうともせずに放り出すのは、およそ創作物を愛する者の真摯な態度ではない。だから、とりあえず回想をコンプリートするまでは続けなくては、と自分に言い聞かせつつ、プレイを続行したのだった――と、前置きは以上だ。

私はさっき、本作のことを「ひどくつまらない」と評したが、あれは嘘だ。

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女子校生放課後性教育 ~弱みを握って生ハメ性活指導~ 感想

女子校生放課後性教育 ~弱みを握って生ハメ性活指導~

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感想と評価 60/100(可)

教育熱心な体育教師と評判の横谷剛は、盗撮の常習犯だった。ところがある日、担当生徒の三崎涼子に盗撮ビデオを見られてしまう。そこで、横谷は口封じのため、涼子を調教してしまうことにした。

見られてはいけない現場を見てしまった女子校生を脅して、口封じのついでに手篭めにしてしまおう、というシンプルな作品。オープニングの後は、ひたすらエッチするだけの内容だ。エンディングは1つしかないので、途中の選択肢は何を選んでも結末は同じである。

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義妹は囀らない ~ココロのクサリ~ 感想

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概要と評価 75/100(良)

作品のあらすじ

ざくろは、母親の虐待が原因で山伏家に引き取られた。当初、山伏家は憐憫をもってざくろを受け入れたが、彼女はその寡黙で人見知りする性格ゆえに、どんどん孤立を深めていく。主人公(山伏鉱太郎)だけは、義妹となったざくろを何かと気遣うものの、彼女はなかなか心を開かない。心尽くしのプレゼントさえも拒絶されてしまい、キレた鉱太郎はいきおいざくろを襲ってしまう。

感想の要旨

シリーズの様式美に則ったエロティックな展開は、相変わらず秀逸だった。基本CG枚数が相場の約3倍はあり、コストパフォーマンス的にも申し分ない。だが、自力攻略するには非常に面倒な構造になっているので、攻略情報の利用をおすすめする。

エロシーンの属性

主な衣装は、セーラー服、スクール水着、体操服(ブルマ)。口淫はイラマチオが主で、お掃除フェラもある。拘束プレイ、妊婦プレイ、野外露出、アナルセックスもあり。

目次

  1. シリーズの様式美に則った作品
  2. 充実したビジュアルと、フェティッシュで鬼畜なエロシーン
  3. 古臭くて面倒な構造
  4. コメント

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堕ちたJKの誘惑乱宴 感想

堕ちたJKの誘惑乱宴の商品画像

短評

童貞会社員の主人公が上司に連れられて入ったホテルの一室では、取引先の男達が一人の女子校生(ケイ)と乱交していた。ケイは、この異常な状況に戸惑う主人公を、新たな”お友達”として迎え入れる。

FrailSoftというニューブランドの有料プロモーション作品。有料とはいっても100円(税抜)で買える。そして、100円という価格のわりには満足できる内容を持っている。

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いいなり!催眠彼女 ~隷属洗脳・生ハメ性活!!~ 感想

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感想と評価 65/100(可)

ヲタクの主人公は、匿名掲示板の『催眠術の掛け方を教えろください』というスレッドで、怪しげなzipファイルを入手した。中に入っていた催眠mp3を妹の斉藤静香に聞かせてみたところ、効果覿面だった。気をよくした主人公は、以前から憧れていた同級生の伊藤恵に催眠術をかけ、抵抗できない彼女をレイプする。

『いいなり!催眠彼女』の催眠は、大きく分けて2段階で効果が現れる。第1段階は肉体の自由を奪われるが自我はあるという状態で、第2段階では心まで淫乱に狂ってしまう。ストーリーの前半は第1段階の状態で強姦し、後半は第2段階に移行する流れだ。

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赤首の闘技場 感想

赤首の闘技場

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概要と評価

作品のあらすじ

武者修行中の少女サチは、旅の途中で人攫いの頭領に敗れ、コロッセオの赤首にされてしまった。赤首とは女の剣奴のようなもので、赤い奴隷の首輪をはめられていることからそう呼ばれる。サチはコロッセオでの決闘で8人の猛者を倒せば解放されるが、一度でも敗れればその対戦相手の性奴隷となってしまう。

感想の要旨

非常に出来の良い同人RPG。RPGツクール作品だが、戦闘システムには特色があり、歯応えがある。周回プレイを前提としており、それがストレスとならないよう配慮が行き届いている。懸命に生きている赤首の少女達が、1度の敗北で悲惨な末路を辿るという理不尽さに興奮させられる。

エロシーンの属性

可愛らしい絵柄のわりに、エロシーンは無慈悲なものが多い。触手・異種姦、輪姦・乱交、電気責め、監禁凌辱、妊婦プレイ、お漏らしなど。ヒロインに暴力を振い、死に至らしめる場合もあるので、苦手な方は要注意。

目次

  1. 特色のある戦闘システム
  2. 周回プレイを前提としたゲームデザイン
  3. 儚げで強い赤首の少女達は、下衆に犯され不幸になる
  4. コメント

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カノジョのお母さんは好きですか? ~クールな人妻社長を籠絡せよ!~ 感想

カノジョのお母さんは好きですか?~クールな人妻社長を籠絡せよ!~

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感想と評価 80/100(優)

奥伸二は、青柳都の恋人。青柳の母親である佳乃は娘をピアニストにすることを夢見ており、彼女の留学の妨げとなっている伸二を何とか排除したいと考えていた。年齢的な問題から精力が衰えつつある夫(巌)とのセックスに不満があった佳乃は、自らの肉体を囮にして、都から伸二を引き離そうとする。

娘から彼氏を遠ざけるために罠を仕掛けた母親が、いつの間にか自分のほうが娘の彼氏にどっぷりハマってしまう。本作のストーリーは、伸二と佳乃、両方の視点を行き来する形で進行する。本編のエロシーンは伸二視点だが、本編終了後の回想では佳乃視点が開放される。

本作は約二千円という価格のわりに内容が充実しており、コストパフォーマンスの良好な作品だ。エロシーンは、序盤こそ単なる誘い受けだが、中盤以降は余人の目に留まりかねないシチュエーションに重きが置かれている。伸二と佳乃は、夫や娘または他人の存在が感じられる状況で、濃厚な性交を重ねていくのだ。

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LOVEMILF2 感想

「LOVE MILF 2」の商品画像

※本作には差分選択肢しかないので、攻略チャートは作成していません。

感想と評価 80/100(優)

曲垣雪は昔一緒に暮らした従兄弟(菱井戸輝周)と思わぬ形で再会し、輝周の指図で叔母(菱井戸芙由子)の家を訪問した。雪は、日中は肉体労働、夜はネットカフェで暮らす日々を送っていたが、叔母の勧めで彼女の家に住まわせてもらうことになる。

ゲーム開始時のメランコリックな雰囲気とやけに細かい人間関係をみると、この作品は「叔母との背徳的な近親相姦を本格的に描いたものだ」と“勘違い”してしまうかもしれない。しかし実際のところ、本作はそういう趣旨の作品ではない。

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