生徒会長(おさななじみ)は肛門アイドル 感想

生徒会長は肛門アイドル

批評・感想

菱宮津軽は、お堅い生徒会長でお嬢様の幼馴染。ある日、主人公(ダルマ)は、津軽が学校に内緒で地下アイドルをやっている現場を目撃する。それだけでも衝撃的だったのに、津軽はパートナーのシアと一緒に、肛門をファン達の慰み物として捧げていた。

全内容がアナルプレイ尽くしで、前の穴を使うことは一切ないというアナルフェチ感涙ものの一品。しかも本編60P+おまけ58P(本編のネーム)と、なかなかのボリュームがある。

津軽とシアの”余計な”膣穴は、常に「DO NOT REMOVE」「引剥不許可」と記されたテープで封印されている。アナル以外は絶対に使わせないし、使う価値もないというこだわりがひしひしと伝わってくるようだ。

一口にアナルプレイといっても、その遣り様は実に様々。例えば、無数の綿棒を肛門に突っ込んで拡張したり、拡張器で開きっぱなしにされた腸内を卑猥な器具でほじほじしたりする。大量のいちご牛乳を浣腸して蛇口をはめこみ、以下ご想像にお任せする方法によって抽出されたコップ一杯のミルクを飲むことだってある。

ちなみに、商品説明によれば本作は「スカトロ要素はなし」ということだが、これは嘘だ。あるいは、作者がスカトロに対して独自の考えを持っているため、本作程度ではスカトロと呼べないということかもしれない。本作では確かに、固形うんこの排泄描写や、直接的な食糞は避けられている。しかし、ヒロインの腸内で作ったソーセージを食べたり、液状の何かを排泄する行為をスカトロと呼ばないのは、あまり一般的な考えではないと思う。

さて、スカトロのありやなしやという些末事はこれくらいにして、アナルの修正はどうなっているかという重要な話をしよう。DMM版でみると、未挿入の肛門は無修正だが、何かが突っ込まれた状態だと肛門の周囲に薄い修正が入る。腸内に関しては無修正で、フィストされている腸内の様子などは断面図でばっちり拝める。もちろん、開きっぱなしのアナルやアナルローズにも修正はかかっていない。

『生徒会長は肛門アイドル』は、ある程度のスカトロ描写もいけるアナルフェチなら、迷わず買っておくべき同人誌の一つだ。きっとお使いの電子書籍端末(もしくはPC)をリセットするまで、いつでも読めるように保管しておきたくなるだろう。

作品情報

タイトル 生徒会長(おさななじみ)は肛門アイドル
サークル 雨山電信社
発売日 2014年08月17日
ダウンロード販売 DLsite DMM