ストーリー概要
幼い頃に両親を亡くした姉妹 えれなとえみるは、悲しみを乗り越え、二人仲良く平穏な毎日を送ってきた。しかしそんなある日、「ゾルド」と呼ばれる謎の触手生命体が現れ、二人を襲う。えれなは、饅頭型のキモい生命体「オービィ」の力を借りて魔法少女に変身し、妹のえみるを助けるためにゾルドたちと戦っていく。
総評 80/100(優)
魔法少女の触手陵辱もの。エロの内容はとても過激(最近の同ブランド作品と比較すると、女体狂乱 > 魔法少女えれな > 学・校・水・着といったところ)。
わるきゅ~れ作品なのでもちろん人を選ぶが、相性が良ければ値段分以上の満足感を味わえる。例えば『女体狂乱』のようなアホで狂っている作品が好きな変態紳士なら、かなり楽しめるだろう。
シナリオ 20/30点
物語は、熱い展開をみせるものの、断続的な話の流れに違和感を覚えることがある。各シーンを個別に作っておいて、それらをパッチワークで繋ぎ合わせたような印象がある。
だが、話のアウトラインは明確なので、荒唐無稽な展開についていけないという程ではない。テーマと思われる『家族愛』と『地球救済』の両立を志すうえでの葛藤もちゃんと描かれているから、個人的にはそこそこ楽しめた。
また、前作のお寒いギャグも改善されているように思う。笑いのネタが下品なのは相変わらずだが、今回は「コネクト―――――ッ!!」で笑わせてもらえた。
エロについて
今回も非常に個性的なエロシーンが揃っている。触手物に求められるプレイは満遍なくあるが、産卵や出産、人体改造が特に力が入っているように思う。具体的にどんなエロシーンがあるのかについては、エッチ内容についてを参考にしてほしい。
グラフィック 30/30点
基本CG枚数は圧巻の36枚(+15枚のアイキャッチ)。回想は37本あるが、そのうちエロシーンとみなせるものは32本前後である。また、回想の一部にはCGの重複もある。エロシーンはえれな中心であり、えみる単独のエロシーンは無いと思われる(人によっては1~2本あるとみなせるかも)。
CGの出来は、なかなか良いと思う。特に、ヒロインの表情の変化が豊かなのが良い。変身シーンの演出についても、商業同人にしては上出来だ。この低価格で、この枚数でこのクオリティならば、満点をつけることに躊躇はない(あとは時代遅れの汁描写さえどうにかしてくれれば……)。
モザイクは、形が分かる程度には薄い。アナルは、肛門・腸内ともに無修正。
音楽・声優 20/20点
声優さんは、商業同人としてはかなり豪華。文句なし。
えれな | 青葉りんご | えみる | ヒマリ |
かれん | ダイナマイト♡亜美 |
システム 10/20点
本作品からクイックセーブ機能が追加された。攻略の難易度も前作より下がっており、比較的楽にコンプリートできる。ただ、スキップが異常に遅いのは相変わらずなので、次回作では何とか修正してほしい。
エッチ内容について
作品情報
タイトル | 魔法少女えれな ~肉姦淫獄の果てに~ |
ブランド | わるきゅ〜れ |
発売日 | 2009年4月17日 |
ダウンロード販売 | DLsite FANZA |
パッケージ通販 | Amazon 駿河屋 |