Tag: 精飲

これまでにレビューした作品のうち、精飲描写が濃厚なエロシーンが1本以上あるエロゲーです。

夏のひめごと。 感想

夏のひめごと。

レビュー

夏の田舎の家屋で、帰省した姪っ子二人とエッチする作品。前半はわかばちゃんとだけ戯れるが、後半からは仲間はずれにされて焼きもちを焼いた双子の妹ふたばちゃんも参加する。

本作のテキスト量は30分にも満たないが、動画のクオリティの高さは価格を遥かに超えた価値がある。少女の写実的な造形は、膨らみかけの乳房、引き締まってきた下腹部、小さなお尻、肩幅に比してやや大きな頭部など、ある年頃の子どもの特徴をよく捉えている。秘部をみれば、恥丘は未だ無毛であり、色素沈着がほとんど進んでいない肛門はくすんだ桃色だ。

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巨乳令嬢MC学園 感想

巨乳令嬢MC学園

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概要と評価 130/200(可)

作品のあらすじ

主人公は、元名門女子校である王京学園に特別奨学生として入学した、唯一の男子生徒。学園の最高権力者である吉祥寺アリサと、その秘書である久我友里子は、主人公を生け贄として、学園中の女生徒たちを女尊男卑思想の持ち主としてマインドコントロールしようと目論んでいた。主人公は、自分が理不尽な虐めを受けていた原因が実はアリサと友里子にあることを知ると、魔法の催眠道具であるオルゴールを奪い取って復讐を試みる。

感想の要旨

エロシーンはMC催眠に特化しているが、マインドコントロールによって徐々に堕ちていくという展開は期待しないほうが良い。復讐ものとしては、シナリオ前半部分の出来が悪い。

エロシーンの属性

MC特化、独占志向。ハーレムを含む複数プレイが豊富。4人のヒロインすべてに妊娠ぼて腹プレイあり。野外プレイ等の露出、アナルファック、精飲、イラマチオ、拘束プレイあり。

目次

  1. MC催眠に特化したエロス
  2. 復讐ものとして破綻した構成
  3. コメント

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Maggot baits 感想

Maggot baits

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概要と評価 185/200(秀)

作品のあらすじ

かつて架上市と呼ばれていた関東地方の中核都市は、現在、災厄の魔女たちが住まう背徳の都”邪法街”となっていた。元SAT隊員の角鹿彰護(つぬがしょうご)は、7年前の因縁から、邪法街を支配する組織を討ち滅ぼすためこの都市にやって来た。彼に付き従うのは、災厄の魔女の一人であるキャロル。角鹿は、従順なキャロルを己の道具として用い、過去を清算するため支配者の塔に挑む。

感想の要旨

ストーリーのテーマ性とエロさの追求とを両立させた作品。不死身の存在を穢し、徹底的に破壊する快楽を提供してくれる。全体的にみて、かなり完成度が高い。

エロシーンの属性

凌辱特化、リョナ重視。人体の部分欠損あり。そのほか触手凌辱、輪姦・乱交、臨月姦(※孕むのは幼蛆の仔)、フタナリプレイなどのシーンが目立つ。堕胎・出産・産卵あり。口淫は、イラマチオ、チンカス舐め取り、触手責めが主。和姦もあるが、全体の1割程度。

目次

  1. 刺し餌、あるいは蛆虫に捧げる餌
  2. グロテスクなエロシーンとその限界
  3. 口直しとしての和姦
  4. コメント

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女装学園(妊) 感想

女装学園(妊)

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概要と評価 155/200(良)

作品のあらすじ

ある日、谷嶋健人は、学園きってのお嬢様である高幡葵に告白されるも本能的な危機を察知し、その場から逃げ出してしまった。後日、校内放送で実は健人の通う学園は男子校であったことが暴露され、今の今まで共学だと信じていた男どもは阿鼻叫喚。健人が葵に問うと、葵は男の娘が男と結ばれることに少しの疑念も抱いていない様子で……。

感想の要旨

脳内彼女の『男の娘』シリーズの3作目。『女装海峡』よりもチャレンジ精神に溢れているが、ややニッチな方面に進んでいるので、前2作よりも敷居が高いかもしれない。

エロシーンの属性

対”男の娘”特化。もちろん妊婦?セックスあり。ハーレムもあり。

目次

  1. 他の脳内彼女『男の娘』シリーズとの比較
  2. 各ヒロインのルートについて
  3. コメント

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淫妖蟲 外伝(1~3章) 感想

この記事では、淫妖蟲外伝1~3章をまとめてレビューしている。個別のレビュー記事を作らないのは、各章ごとの内容が薄すぎて、1本ずつではとても記事にならないからである。

  1. 淫妖蟲 外伝 ~深琴と武編 兆しの章~
  2. 淫妖蟲 外伝 ~水依編 囚われの章~
  3. 淫妖蟲 外伝 ~月白姉妹編 始まりの章~

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淫妖蟲 悦 ~快楽変化退魔録~ 感想

淫妖蟲 悦 ~快楽変化退魔録~

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概要と評価

作品のあらすじ

橘木ヤマトと白鳥姉妹は、正退魔師の試練を受けるため、綾神の郷を訪れた。そこでヤマトは何者かの陰謀によって内なる鬼(倭)を呼び起こされてしまう。倭を再び封印すべく、白鳥姉妹と四法院夕は、孕神子として自らの身を差し出す決意をする。

感想の要旨

「孕神子」に志願するか、それとも強制されるかという展開の違いが生み出すギャップはなかなか面白く、エロさも感じられた。しかし、本作は前作までとは違った趣向のようだが、その変更点の悉くがファンの逆鱗に触れるものであったため、駄作という評価は免れない。

エロシーンの属性

異種姦孕ませ、出産重視。前作以上に人間(もしくは人型の妖魔)との絡みが目立っている。近親姦の要素あり。乳房肥大化の人体改造、フタナリ、乳頭責め、スカトロ、電気責め、大量精飲あり。和姦多し。

目次

  1. 自ら志願して犠牲となるか、それとも強制されるか
  2. 本作が駄作とみなされる理由

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ガチンコ!ビッチクラブ 感想

ガチンコ!ビッチクラブ

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感想と評価 140/200(良)

聖ニンフォ学院のビッチクラブは、元々品行方正な淑女を育成する部活動であったが、時代とともに『淑女』の定義が変遷。現在ビッチクラブで真の『淑女』と考えられているのは、「男性を満足させる存在、つまり床上手」であるという。新入生で童貞の城岡太一は、ビッチクラブ臨時部長の網野美晴にその良質なペニスを見込まれ、クラブに強制入部させられてしまう。

『ガチンコ!ビッチクラブ』は、「ビッチに童貞を奪われたあげく、毎日ビッチとのセックスに付き合わされる」という作品だ。

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淫妖蟲 蝕 ~凌触島退魔録~ 感想

淫妖蟲 蝕 ~凌触島退魔録~

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概要と評価

作品のあらすじ

春秋学園事件の後、『退魔屋本舗黒猫支店』には香山水依が見習い退魔師として加わっていた。大上島の島長から「海水浴客が神隠しにあっている。原因を調査してほしい」との依頼を受けた深琴・武・水依の3人は、大上島に訪れ調査を開始する。

感想の要旨

前作『淫妖蟲 凌触学園退魔録』の正統な進化形。面倒な構成、低いコスパとネガティブな要素はあれども、一部の好事家にとっての実用性は極めて高い作品だ。

エロシーンの属性

異種姦重視。前作と比べてエロシーンの種類が網羅的になり、対人プレイの割合が増えた。とはいえ、異種懐妊・出産等を主軸とし、体中の穴という穴を触手等で滅茶苦茶に犯されるというコンセプトは今作にも引き継がれている。詳しくは「2. 前作からの正統進化」を参照。

目次

  1. 前作との関係
  2. 前作からの正統進化
  3. 本作を勧めるただ一つの理由

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義妹は囀らない ~ココロのクサリ~ 感想

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概要と評価 75/100(良)

作品のあらすじ

ざくろは、母親の虐待が原因で山伏家に引き取られた。当初、山伏家は憐憫をもってざくろを受け入れたが、彼女はその寡黙で人見知りする性格ゆえに、どんどん孤立を深めていく。主人公(山伏鉱太郎)だけは、義妹となったざくろを何かと気遣うものの、彼女はなかなか心を開かない。心尽くしのプレゼントさえも拒絶されてしまい、キレた鉱太郎はいきおいざくろを襲ってしまう。

感想の要旨

シリーズの様式美に則ったエロティックな展開は、相変わらず秀逸だった。基本CG枚数が相場の約3倍はあり、コストパフォーマンス的にも申し分ない。だが、自力攻略するには非常に面倒な構造になっているので、攻略情報の利用をおすすめする。

エロシーンの属性

主な衣装は、セーラー服、スクール水着、体操服(ブルマ)。口淫はイラマチオが主で、お掃除フェラもある。拘束プレイ、妊婦プレイ、野外露出、アナルセックスもあり。

目次

  1. シリーズの様式美に則った作品
  2. 充実したビジュアルと、フェティッシュで鬼畜なエロシーン
  3. 古臭くて面倒な構造
  4. コメント

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姫騎士シャロンと異世界の勇者 感想

姫騎士シャロンと異世界の勇者

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概要と評価 110/200(可)

作品のあらすじ

変人揃いの天文部に所属する月島蛍一は、ある日、アースガルドのガレリア王国に召喚された。蛍一は、姫騎士シャロンの要請を受け、勇者としてともにアースガルドを救う旅に出る。その道中、魔法王ヴァンダイクの呪いを受けた蛍一は、王女との”粘膜接触”及び”体液交換”なしには生き長らえない体になってしまう。そのことに責任を感じたシャロンは、蛍一を救うためにやむを得ず、彼との性的接触を試みる。

感想の要旨

序盤から中盤にかけては、異世界召喚物のテンプレート的な展開をみせるが、終盤で道を踏み外す。エロシーンは、男の体が上手く描けておらず、テキスト表現が貧しい。

エロシーンの属性

ヒロインは巨乳の女騎士一人のみ。和姦抜きゲーにしては、様々な性癖を網羅している。アナルセックス、イラマチオ、精飲、コンドーム、ローションプレイ、露出プレイ、妊婦プレイなど。

目次

  1. 一貫性に欠ける設定
  2. すりこぎの悲劇
  3. 表現の貧しいエロテキスト

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