Category: エロゲーの感想

エロゲーの批評・感想記事のアーカイブです。サブカテゴリーとして「和姦」「陵辱」「同人」があります。

夢みるエゴイスト 感想

夢みるエゴイスト

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総評 105/200(可)

痴女っぽい双子姉妹とセックス三昧の日々を送る。『サディスティックりとる』ほどマニアックな作品ではないが、かといってノーマルでもない。いまいち、どういうユーザー層に薦めていいのか分からない作品だ。

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サディスティックりとる 感想

サディスティックりとる

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総評 105/200(可)

M属性持ちのマニア向けロリータ作品。どのあたりがマニア向けかというと、スクール水着に染み込んだ塩素の臭いとか、少女の汗とか尿とか、下着を着たまま放尿・失禁するとか、それをことごとく飲尿するとか……とにかく、少女の体液や、少女のにおいにこだわっているあたりがマニアックな作品である。正直、普通のロリータファンにはおすすめしがたい。

作品の出来自体は駄作の一歩手前だが、その偏った嗜好性ゆえに稀少価値はある。その稀少価値を評価できる方だけが買えばいい。本作は、そんな作品だ。

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寝取らレイプ ~恋人も妹も~ 感想

寝取らレイプ~恋人も妹も~

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あらすじ

鷹雄は、妹(雛子)に慕われ、良き恋人(香波)にも恵まれた学生だった。ところがある日、妹は悪い男に誑かされ、恋人は目の前でレイプされてしまう。妹からの信頼を失い、今まで通りとはいかない恋人との関係にも悩む鷹雄。しかし彼は、二人が弄ばれるのをただ見ていることしかできないでいた。

総評 55/100(可)

妹や恋人を寝取られる。妹の場合は「悪い男に引っかかって……」という王道的展開だが、恋人の場合は基本強姦である。

シナリオにもグラフィックにも、詰めの甘さを感じる出来だった。少々荒い作りであっても構わないなら問題ないかもしれないが、あまりお薦めはできない。

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黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~ 感想

黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~

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総評 115/200(可)

多くのヒロインを輪姦し、精液塗れにするエロシーンの詰め合わせのような作品。ストーリー展開とテキストは駄目駄目、一部声優の演技も×。しかし一枚絵の出来はとても良く、エロの内容も凝っているので、実用性それ自体は決して低くない。

完璧を求めるなら本作は駄作に違いないが、後述する数々の欠点に目を瞑れるなら、長期の実用にもたえ得るだろう。

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イクノカナ? 感想

イクノカナ?

総評 70/100(良)

少し日焼けした水着少女と早漏彼氏の絶倫セックストレーニング! 今冬発売予定の『1-Aの2』に期待しているのでお布施のつもりで購入したが、存外に使える内容で驚いた。単なる和姦物では終わらずに、絶倫連続セックスをこれでもかというほど徹底しているところがとてもエロい。同人アニメーションに抵抗がなければ、おすすめの作品だ。

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FifteenHounds 感想

FifteenHounds-フィフティーン・ハウンズ-

非エロ。本作のレビューについては、サークルMUYM様からご依頼をいただきました。

あらすじ

タイムマシンが発明された結果、30年後の未来には3通りの並行世界が発生してしまった。しかし、存在を許される世界はたった一つだけだ。未来の並行世界から現世にやってきた未来人たちは、各々の世界の存亡を賭けて戦い合う。

この戦いの勝利条件は、「鵺」と呼ばれる化物を現世にて倒すことだ。時の管理者である水島家は、この条件を守る証として、水島家の跡取り息子とされる主人公を未来人たちに差し出した。

戦いの最中、主人公の元恋人が、15人の未来人のうち誰かに殺害されてしまう。主人公は状況に流されて三世界のチームの間を行き来しながら、元恋人を殺した犯人をつきとめようと試みる。

総評

一般同人ADVのSFアクション物。頂き物についてこう評するのは申し訳ないし良心の呵責を感じるのだけれども、とても面白くなかった。

なぜ面白くなかったのか? 主な原因としては、(1)アクション物であるにも拘らず常に傍観者ポジションにいる主人公がダメ (2)主人公が元恋人殺しの犯人を見つけたい動機が不明瞭 (3)登場人物が多すぎる弊害がある (4)立ち絵と背景がミスマッチ (5)システムが使いにくい という5つがあげられる。

これらの詳細については後述するとして、まずはそういう原因があることを前提に、総評から述べよう。

本作からは魅力的なアイディアの存在は伝わってくるものの、それを表現する創作技術が全然追いついていない。せめて戦略シミレーションやRPGならばこの世界観や登場人物の多さを活かせたのかもしれないが、1本のADVでやるには辛い内容であった。

(※)以下、ひたすら批判的な内容が続きます。読んでいて面白い内容ではありません。

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箱入少女 -Virgin Territory- 感想

箱入少女 -Virgin Territory-

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あらすじ

主人公 正義は、お嬢様学校の男性教員。彼は教師として女生徒達からの信頼を得るように努め、世間知らずのお嬢様達をつまみ食いしていた。

一方、桐原ユキノは、日本有数の財閥のご令嬢。他の女生徒達と比べても格の違うお嬢様であるため、ユキノは虐められてはいないものの、皆から避けられ孤立していた。

そんなユキノに目をかけてくれるのは、正義だけだった。ユキノは正義に恋をしていた。しかしある日、ユキノは、正義が学校中の女生徒にHなことをしているという噂を耳にし、その証拠も入手してしまう。

箱入娘であるがゆえに、そのことを正義本人に問い詰める愚を犯すユキノ。正義はいきおいユキノを強姦するが、しかし彼女は財閥のご令嬢。このままでは学校をクビになるだけでは済まなくなる。そこで正義は、世間知らずのユキノを騙して恋愛関係に持ち込むか、あるいは陵辱写真で脅し、これからも陵辱し続けることを思いつく。

総評 80/100(優)

教え子のお嬢様との恋愛・陵辱もの。原画は癖が少なく万人に薦めやすいビジュアルであり、アニメーションの質は、派手な動きはないが安定している。

シナリオは純愛・陵辱どっちつかずのメロドラマなので、人によって大きく評価が分かれそうなところ。敢えて言うなら、無垢な少女を騙して弄んでいたつもりがいつの間にか……という展開が好き方向けだ。そういう展開が好きで、ボリュームがすごく少ないということに目を瞑れるなら、おすすめできる。

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精液大量注入!3 ~激流のザー×ン1000連発~ 感想

精液大量注入!3 ~激流のザーメン1000連発~

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あらすじ

主人公 椋一は、ヲタクの集まりであるパソコン部の部員。そこにはアナル、フェティシズム、ロリータ、巨乳等に精通するヲタクたちが所属しており、椋一は”孕ませ”に通じる「キング」と呼ばれている。

パソコン部の面々は、ヲタクというだけで女生徒達から相手にされず、毛嫌いにされることを苦々しく思っていた。特に彼らをダニのように嫌う生徒会長 恋に対しては「いつか強姦してやろう」とさえ思っていたが、所詮は想像するだけであった。

しかしある日、椋一がインターネットで見つけた精液増量催淫薬(通称SIN)を入手すると、状況は一変。SINを使用すると、一回や二回射精しただけではどうにも収まらないほどの精力を得ることができる。その精液には強力な催淫効果があるらしく、犯された女は行為後も身体の疼きに悩まされることになる。主人公等はその弱みにつけ込んで、学園の女生徒達を次々と犯していく。

総評 50/100(可)

精液大量中出しもの。発売2日前になってようやく本作の存在を知り、ディーゼルマインだから取り敢えずと購入したが、買ったことをとても後悔させられた。

これは、なんと出来の悪い作品か。レビューしていて、どこを褒めていいのか分からなかった。投げやりな内容でありながら攻略が面倒くさいので、もしディーゼルマインにお布施する気があったとしても、自力攻略はお薦めしない。

攻略するどころか、序盤でヒロインの性格をひと通り理解したら、後はセーブデータでも当てればいいのではなかろうか。私には、そのほうがまだマシであるように思えてならない。

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愛妻 【reverse side】 感想

愛妻 【reverse side】

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総評 65/100(可)

愛妻寝取られもの。商品画像には「男視点」とあって、それは間違っているとはいえない。しかし実際にやってみた感想としては、むしろ本番は女(妻)視点になってからだと思う。夫視点の段階では与えられる情報が少なすぎて、それだけで十分に楽しめるとは思えない。

本作は駄作ではないが、攻略が非常に難しく不毛な作業となりがちなので、自力でやるのは止めたほうがいい。素直に攻略チャートを頼ったほうがストレスを感じないし、そうしたほうがずっと面白いに違いない。

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鋼鉄の魔女アンネローゼ 感想

鋼鉄の魔女アンネローゼ

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総評 125/200(可)

制作側が言うには、対魔忍シリーズの世界を継承したらしい作品。だが、対魔忍シリーズの殆どをプレイした私からみて、現時点では世界の強い繋がりは感じられない。内容的には、「鋼鉄の魔女アンネローゼ」=(「対魔忍シリーズ」+「BLACK LAGOON」)÷2+αといったところ。対魔忍シリーズは未プレイでも全然構わない。

作品全体に対する印象としては、「LiLiTHがこれまで制作してきた作品群から人気が出た要素を可能な限り抽出し、再構築したらこうなった」という感じ。極めて迎合主義的な内容で、制作者のこだわりのようなものは少しも感得できない。BLACK LiLiTHは飽くまで陵辱系ブランドであるはずが、何故か和姦に阿っているあたり、「旧来ファンの期待を裏切った」として非難されても仕方ない内容であった。

こんなブランドカラーを逸脱した作品を買わされて、私にも不満に思うところが無いわけではない。実際、何の脈絡もない和姦シーンや主人公の豹変ぶりには、だいぶイライラさせられたものだ。しかしそうであっても、一部のキャラクターやエロシーンそれ自体には少なからぬ魅力を感じてしまったことについては、やや悔しいが認めざるを得ない。

さすがに最近流行の設定についてはだいぶ研究されているようで、本作に対する私の印象は、完全に「駄作だ」と切って捨てるほど悪くはない。徹底した陵辱系作品が好きな方にはとても薦められないが、逆にそうでない方ならそこそこ楽しめる作品なのではないかと思う。

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