評価:165/200(優) 女神の洗脳調教もの。
小物然とした半神ロキが巨人の力を用いて、今まで自分を疎んじていた女神や男神たちに復讐する。各女神ごとに調教のコンセプトが明確に異なっており、様々なタイプのハードでマニアックな調教を楽しめる(記事文字数は10,000字以上)。
これまでにレビューした作品のうち、クスコを使ったエロシーンが1本以上あるエロゲーのリストです。
評価:165/200(優) 女神の洗脳調教もの。
小物然とした半神ロキが巨人の力を用いて、今まで自分を疎んじていた女神や男神たちに復讐する。各女神ごとに調教のコンセプトが明確に異なっており、様々なタイプのハードでマニアックな調教を楽しめる(記事文字数は10,000字以上)。
阿久津拓真は、理想の痴態を追い求める痴漢。拓真は、ある日事故にあったことで他人の心の声を聞けるようになった。しかし、脳に悪性の腫瘍が見つかり、このままだと死ぬ可能性が高いという。治療の僅かな可能性にかける気のない拓真は、強引に退院し、理想の痴態をみるために命懸けで町へ出る。
痴漢ものとしては出来損ないだが、いつものBISHOPのソフト陵辱が好きなら、その延長線上にある作品として充分楽しめる。ヒロインごとのエロシーンの差別化がはっきりしているのが良い。
公共の場でのプレイに特化。羞恥・排尿、ペニス・精液、アナル、露出、淫具など、ヒロインごとに性的嗜好が異なる。妊娠ぼて腹は一人あり。ハーレムもあり。
大人の玩具をこよなく愛する主人公は、アダルトグッズ業界の超有名メーカー『SiVA』の女社長にスカウトされ、同社の商品リサーチ室で働くことになった。主人公は、SiVAの新製品を自分や女性従業員に試し、さらなる品質向上のために貢献していく。
ひたすらヒロインとエッチし、アダルトグッズの試用報告や新製品の提案に勤しむ作品。シナリオは凡庸だが、総合的には良作と言っていい、割り切ったタイプの抜きゲーだ。
アダルトグッズを使ったプレイに特化。ローター、バイブ、アナルグッズ、SM関連グッズ、ローションなど様々な玩具を利用する。男性被虐プレイあり。イラマチオ、クスコ、拘束・緊縛、男の娘、妊娠ぼて腹ファックあり。ハーレムはない。
ヤマトたち退魔屋本舗黒猫支店の面々は、月白姉妹の要請を受け、緋緋色金の祠の調査に乗り出した。祠の前で月白姉妹を過去へ飛ばす術式を発動させるも、サポート役の深琴が集中を乱したために、菊花や桜花の代わりに深琴だけが数百年前の過去へ飛ばされてしまう。ヤマトたちは、一時的に霊力が落ちている深琴を救うため、彼女のいる過去へ向かう。
凶以降の淫妖蟲シリーズファン向けに最適化された作品。ファンが喜びそうな要素がてんこ盛りである一方、新規プレイヤーへの配慮はあまり感じらない。ただし、ストーリーに関心が薄く、グロテスクな猟奇プレイや異種妊娠・出産にのみ期待しているなら、新規に対しても購入を勧められる。
異種妊娠・出産を最重視。グロテスクな猟奇表現が多々あり。人間または鬼による輪姦・乱交、浣腸、スカトロなどがそこそこある。過激な嗜好は、拷問、電気責め、ボディピアス、獣姦、人体改造、子宮脱、恥垢掃除フェラ、大量精飲、焼印、抜歯など一通り揃っている。むしろ無いものを探すほうがしんどい。
文武ともにダメなオタク学生である早坂オサムは、クラスメイト達からいじめを受けていた。オサムがある日部屋の掃除をしていると、過去に海外から取り寄せた催眠機能つき指輪を発見。担任の小芝可憐に試してみたところ、その催眠効果は本物だと判明した。オサムは指輪の力を使って、最も憎らしい3人のヒロインたちに復讐を試みる。
学園を舞台にした催眠陵辱劇。プロローグでは、オサムに対するヒロインたちの横暴が、かなり憎たらしく描かれている。オサムは彼女たちのせいで、下着泥棒の咎を背負わされ、冤罪で停学になり、さらには唯一の心の拠り所であったアニメ研究部まで活動停止に追い込まれている。オサムが復讐する動機は充分なので、心置きなく彼女たちへの催眠陵辱を楽しむことができる。
薬師寺貴矢はかつて薬剤師を志していたが、両親急逝のため断念し、妹のひなたを養うために整体院を開業した。今や貴矢のアロマ整体は若い女性に好評を得ているが、いつかまた困窮した生活に戻ってしまうのではないかという不安が常にあった。そこで貴矢は、甘露ルイの誘いを受け、秘密クラブ『エーリュシオン』で売りさばくための媚薬ローション作りに手を染めることにした。
ストーリーもエロテキストも出来が悪いわけではないが、全体的に地味で古風な印象がある。ローションプレイを売りにしているわりに彩色のレベルが低い。自力で攻略すると、非常に面倒な構成になっている。
ローションを体に塗った状態での輪姦・乱交を重視。序盤は大体和姦だが、終盤に向かうにつれて陵辱色が強くなる。本作を陵辱ゲームとして見るなら、エロシーンの責めはややヌルいほう。
白鳥武は、最近の事件でひどく陵辱されたことが原因で、生涯人の子を身籠もれず、現役で戦うこともできない身となった。一人で霊障の仕事に出向いたきり戻ってこない香山水依を助けに行くには、人手が足らない。そこで夜は、黒猫支店の新たな戦力として、元メンバーの九重京子の娘である鈴子を招き入れた。
『淫妖蟲 外伝』の続編にあたる作品。徹底陵辱、メインストーリーの軽視という点では触以前に回帰しているが、肝心の陵辱内容は悦以前と趣向が異なる。それ故、古参の淫妖蟲ファンが本作を気に入るかどうかは微妙なところだが、とにかく鬼畜な陵辱劇が観たいなら購入する価値のある作品だ。
異種孕ませ、出産重視。とにかくハードでグロいエロシーンに特化している。執筆時、32個のタグがつけられるほどエロシーンの属性には網羅性がある。詳しくは、「各ヒロインの抜きどころ」を読んでほしい。
橘木ヤマトと白鳥姉妹は、正退魔師の試練を受けるため、綾神の郷を訪れた。そこでヤマトは何者かの陰謀によって内なる鬼(倭)を呼び起こされてしまう。倭を再び封印すべく、白鳥姉妹と四法院夕は、孕神子として自らの身を差し出す決意をする。
「孕神子」に志願するか、それとも強制されるかという展開の違いが生み出すギャップはなかなか面白く、エロさも感じられた。しかし、本作は前作までとは違った趣向のようだが、その変更点の悉くがファンの逆鱗に触れるものであったため、駄作という評価は免れない。
異種姦孕ませ、出産重視。前作以上に人間(もしくは人型の妖魔)との絡みが目立っている。近親姦の要素あり。乳房肥大化の人体改造、フタナリ、乳頭責め、スカトロ、電気責め、大量精飲あり。和姦多し。
春秋学園事件の後、『退魔屋本舗黒猫支店』には香山水依が見習い退魔師として加わっていた。大上島の島長から「海水浴客が神隠しにあっている。原因を調査してほしい」との依頼を受けた深琴・武・水依の3人は、大上島に訪れ調査を開始する。
前作『淫妖蟲 凌触学園退魔録』の正統な進化形。面倒な構成、低いコスパとネガティブな要素はあれども、一部の好事家にとっての実用性は極めて高い作品だ。
異種姦重視。前作と比べてエロシーンの種類が網羅的になり、対人プレイの割合が増えた。とはいえ、異種懐妊・出産等を主軸とし、体中の穴という穴を触手等で滅茶苦茶に犯されるというコンセプトは今作にも引き継がれている。詳しくは「2. 前作からの正統進化」を参照。
Summary
本作のあらすじ
白坂家は、強姦されて以来ずっと引きこもっていた長女(美桜)の希望により、新しい町へと引っ越してきた。美桜は、級友(友佳)の勧めにより、学外の『友愛クラブ』と呼ばれる怪しい集会に出入りする。姉の行動を不審に思った大智は、彼女の後を追ってクラブに潜入し、そこで信じがたい光景を目にしてしまう。
感想の要旨
決して面白い話ではなく、実用に完全に特化しているとも言いがたい。エロは極端なニッチ志向であり、これで実用できる者は限られている。しかし、その一部の人々にとっては希少価値の高い作品となり得る。エロシーンには感覚に訴えるリアリティがあり、ビジュアル、テキストの両面でクオリティが高い。システムは、業界最高レベルで使い勝手が良い。
エロシーンの属性
監禁、虐待、ドラッグ、スナッフなど背徳的なエロシーンばかり。特定のプレイに特化しているわけではなく、ハードなBDSM全般を網羅している。食糞を含むスカトロや人体の損傷をともなうプレイも、少なくはない。
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