レビュー
探偵である主人公(と助手)が山奥の館に迷い込み、館の住人達の凌辱劇に巻き込まれる。
本作は、見方によって駄作とも傑作ともなり得る作品だ。ADVとしての完成度を重視するならば、間違いなく駄作である。しかし、グロテスクと称せるほど過激なエロを貴重と考えるなら、お宝級の価値が認められる。
これまでにレビューした作品のうち、失禁・放尿シーンが1本以上あるエロゲーのリストです。
レビュー
探偵である主人公(と助手)が山奥の館に迷い込み、館の住人達の凌辱劇に巻き込まれる。
本作は、見方によって駄作とも傑作ともなり得る作品だ。ADVとしての完成度を重視するならば、間違いなく駄作である。しかし、グロテスクと称せるほど過激なエロを貴重と考えるなら、お宝級の価値が認められる。
感想と評価 115/200(可)
“対魔忍”ゆきかぜは凛子先輩とともに、ゆきかぜの母である不知火救出の任務に志願した。この任務遂行のためには娼婦に化ける必要があり、娼館で客を取ることも覚悟しなければならない。そこで前夜、二人は想い人の達郎(凛子の弟)に処女を捧げようとするものの、躊躇してしまう。こうして二人は処女のまま、奴隷商人に連れられて、闇の無法都市”ヨミハラ”に潜入することになった。
対魔忍シリーズのスピンオフ作品。前作までのヒロインも登場するが、それは顔見せ程度。ストーリー上の繋がりは薄いので、本作がシリーズ初プレイでも問題ない。
ストーリー展開はかなり強引で、セールスポイントの寝取られは不完全燃焼。娼館で行われる凌辱接待は、対魔忍シリーズにしてはソフトな印象がある。だが、嫌々ながらの娼婦プレイや女体改造が好きなら、なかなか興奮できる内容だと思う。
グラフィックについては、一枚絵や立ち絵それ自体の出来は素晴らしい。しかし、それらを用いた一見大胆な演出の一部は、逆に評価を下げる要因になってしまっている。
感想と評価 65/100(可)
ある日、主人公は妹の親友に告白された。兄に恋する妹は、彼らが恋仲になるのを阻止するため、「精神崩壊するほどの調教を施したい」という主人公の欲望に対し、自らの肉体で応える。
強制露出・羞恥調教に特化した作品として、エロに関する部分はかなり良く出来ている。フェティッシュなエロシーンのみにこだわるならば、名作級とも思える。
しかしながら、それ以外の部分に無視できない欠陥があるため、総合評価は低くならざるを得ない。採点時の気持ちを一言で言い表すなら、「残念な名作」だ。
感想と評価 110/200(可)
敗戦国や同盟国の姫君だけでなく、自国の姫君をも調教する。
本作を購入する前に、取り敢えず注意すべきことが3点ある。1つは、本作は調教ものだが、ほとんどのエンディングは純愛エンドだということ。2つ目は、着衣エロが徹底されており、挿入シーンですらパンツ越しだということ。最後に、自力攻略すると非常にストレスを感じるだろうということ。
具体的なことは、2.以降のレビューを読んでほしい。
感想と評価 135/200(可)
エリートだが性的倒錯者である主人公が、4人の女生徒と女監察官を無理やり調教する。
本作のセールスポイントである「視姦・絶倫システム」には不満がある。エロはいつも通り、つまり期待通りの出来だが、それ以外の要素は劣化している。
感想と評価 65/100(可)
魔物を従えた魔術師が、姫と女騎士を捕らえて監禁し、魔物達に陵辱させる。魔界の門を開く目的のためには、その媒体である彼女たちを快楽で堕落させなければならない。
ストーリーからはエロに関係のない要素が極力省かれており、ハードな異種姦の数々をさっくりと楽しめる。特別に優れた内容ではないものの、1785円という価格相応には楽しめる作品だ。
感想と評価 170/200(優)
本作は、大味で稀少価値のある本格凌辱の傑作だ。
シナリオについて中立的に言えば、”誰にも先が読めない展開が繰り広げられる”。抜きゲーならば上々と思える一方、ダメ出しすればいくらでも叩ける内容だ。
人気作『ひぐらしの鳴く頃に』のように、設定が謎めいているからといってミステリーのようには読んではいけないという類である。そうした文脈で読んでしまうと、ストーリーの決して緩やかではない展開にばかり目を奪われ、本作の魅力を見逃してしまうかもしれない。
あらすじ
学外受験を狙う主人公(大樹)は、内申書のため図書委員の仕事を任された。彼は図書室で本好きの眼鏡っ子(千穂)と出会い、二人は友達以上恋人未満の関係となる。女関係で悪い噂のある後輩の国嶋俊は、偶然見かけた千穂を気に入り、大樹から彼女を奪いにかかるが……。
総評 70/100(良)
ミステリー好きで大人しい眼鏡っ子を寝取られる。本作は決して出来の悪い作品ではないものの、寝取られたときの刺激はあまり強くないように思う。
十分に訓練されたネトラリストの諸兄には、若干物足りなく感じられるかもしれない。しかし、好きなあの子をうかうかしてたら他の男に横取りされてしまったという展開を求めているなら、まあまあ楽しめそうではある。
総評 Ver.1.01 100/200(可) | Ver.1.02 120/200(可)
第二次世界大戦をパロディ化した星域制圧型SLG。
本作が駄作に近い理由は、はっきりとしている。筋の通らないストーリー、理不尽なゲームシステム、しょぼい戦闘グラフィックが駄目なのである。
しかし、それでも私は本作を最後までやり通した。欠点は明確なのに、なぜ遊び続けてしまったのか? その理由を未プレイ者に伝えるのはとても難しい。
食べ物に喩えるなら、本作はスルメのような作品だ。イカ臭さに耐えがたい一方で、食べ続けると癖になってしまう。それの何がそんなに美味いのかと問われて、改めて「何が」と考えても、はっきりとした答えは頭に浮かんでこない。とにかく臭気に耐えて、耐え忍んで咀嚼し、咀嚼し続けると美味しいのだが、誰かに薦める根拠は曖昧なのだ。
Ver.1.02 アップデート後
Ver.1.02パッチの適用により、理不尽なゲームシステムは大幅に改善された。しかし、ストーリーとグラフィックが大きく改善されることは勿論なかった。以前は限りなく駄作に近い出来であったが、Ver.1.02は少なくとも戦略パズルゲームとしては楽しめるレベルに達しているように思う。
総評 ※評価せず
女体改造に特化。本作は、抜きゲーとしての実用性よりも、人体改造のユニーク性が重視された作品であるようだ。
独創的な作品であることは認めるが、「これはエロいのか」と問われれば、素直には肯定しがたい。その回答としては、「例えば、脱腸して伸びきった臓器とか、胸から生えたペニスとか、巨根に肛門から口まで串刺しにされた女体に欲情できるようなら……」とでも言っておこう。