Tag: 男の娘

これまでにレビューした作品のうち、男の娘がいるエロゲーのリストです。

男の娘は見られたい 感想

男の娘は見られたい

※本作は一本道シナリオなので、攻略チャートは作成していません。

評価 75/100(良)

都築浩輔は、幼馴染♂の橘透が好きで、彼を女の子のように扱いたいと密かに思っていた。そんなある日、透が事故で記憶喪失になってしまい、浩輔が彼の母親にかわって面倒を見ることになる。「浩輔と透は恋人どうしだった」という浩輔の嘘を透は信じてしまい、さらにはエッチまですることになった。

『男の娘は見られたい』は、男の娘+露出という、ものすごくニッチな作品だ。透は女装癖以外にも、露出癖という厄介な性的嗜好を持っている。記憶喪失以前の透は、浩輔への気持ちが昂ぶりすぎて、つい自撮りオナニー動画をネット配信してしまう変態だった。

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えろぐっず! Hなおもちゃで快感エンジョイ 感想

えろぐっず! Hなおもちゃで快感エンジョイ

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概要と評価 145/200(良)

作品のあらすじ

大人の玩具をこよなく愛する主人公は、アダルトグッズ業界の超有名メーカー『SiVA』の女社長にスカウトされ、同社の商品リサーチ室で働くことになった。主人公は、SiVAの新製品を自分や女性従業員に試し、さらなる品質向上のために貢献していく。

感想の要旨

ひたすらヒロインとエッチし、アダルトグッズの試用報告や新製品の提案に勤しむ作品。シナリオは凡庸だが、総合的には良作と言っていい、割り切ったタイプの抜きゲーだ。

エロシーンの属性

アダルトグッズを使ったプレイに特化。ローター、バイブ、アナルグッズ、SM関連グッズ、ローションなど様々な玩具を利用する。男性被虐プレイあり。イラマチオ、クスコ、拘束・緊縛、男の娘、妊娠ぼて腹ファックあり。ハーレムはない。

目次

  1. 最高のアダルトグッズを追求する求道者たち
  2. エロシーンについて
  3. コメント

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女装学園(妊) 感想

女装学園(妊)

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概要と評価 155/200(良)

作品のあらすじ

ある日、谷嶋健人は、学園きってのお嬢様である高幡葵に告白されるも本能的な危機を察知し、その場から逃げ出してしまった。後日、校内放送で実は健人の通う学園は男子校であったことが暴露され、今の今まで共学だと信じていた男どもは阿鼻叫喚。健人が葵に問うと、葵は男の娘が男と結ばれることに少しの疑念も抱いていない様子で……。

感想の要旨

脳内彼女の『男の娘』シリーズの3作目。『女装海峡』よりもチャレンジ精神に溢れているが、ややニッチな方面に進んでいるので、前2作よりも敷居が高いかもしれない。

エロシーンの属性

対”男の娘”特化。もちろん妊婦?セックスあり。ハーレムもあり。

目次

  1. 他の脳内彼女『男の娘』シリーズとの比較
  2. 各ヒロインのルートについて
  3. コメント

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アクマでオシオキっ! 丸城戸サド式ヘンタイお仕置き講座 感想

アクマでオシオキっ!

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概要と評価 165/200(優)

本作のあらすじ
サドは、代々恐るべき変態紳士を輩出する丸城戸家の現当主。彼は、魔界の下っ端看守ペルルのせいで、永久監獄から脱走した悪魔たちの捕獲を手伝わされることになる。人間界に逃げた悪魔は、すべて女の子。人外であれば人間の法に縛られないと考えたサドは、変態的なアイディアを彼女たちの肉体を使って実践することにした。

感想の要旨
変態的なコメディとして、純粋に面白い作品だった。本格的な陵辱を求めて買うのは勧められない。見た目が幼女や少女の悪魔っ娘たちにエッチな”オシオキ”をしたい! という方向け。

エロシーンの属性
いろいろな属性のエロシーンを網羅している。特定の性癖に偏りがないので、「こういうプレイが多い」と言うことはできない。あえて言うなら、いろいろな道具を使った変態プレイが多い、というアバウトな感じになる。

目次

  1. 調教物ではなく変態コメディ
  2. 立ち絵、声優、シナリオの功績
  3. オシオキパート(ミニゲーム)
  4. ヒロインは12人
  5. エロシーンについて
  6. コメント

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女装海峡 感想

女装海峡

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概要と評価 155/200(良)

本作のあらすじ
中津島には女装の風習があった。中津島の巫女(巡)とロシア人ハーフ(七生)の男の娘2人は、禁足地の隠津島に渡り、そのまま帰って来なかった。厳島響は女装の島を出て内地の大学に通っていたが、実の姉妹のように慕う2人の安否が気がかりだった。2人が行方不明となって一年後、響は、大学の研究のため島に行きたがっていた主人公(幸人)の依頼に便乗し、2人を探すため隠津島に向かう。

感想の要旨
仏作って魂入れず。前作と比べて期待はずれの感あり。主に斬新さという点で問題がある。しかし、前作と比べなければ、かなり良い部類の作品ではある。

エロシーンの属性
男の娘特化。前作と同じでマイルドなエロシーン。男による男の娘に対するフェラシーンあり。ハーレムなし後のパッチでハーレム追加。

目次

  1. 『女装山脈』と『女装海峡』
  2. 斬新さの欠如
  3. 退化と停滞
  4. 総評

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パステルチャイム3 感想

パステルチャイム3

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概要と評価 100/200(可)

このレビューは、Ver.1.01の内容に基づいています。

本作のあらすじ
ブラックエースとして知られたA級冒険者であるカイトスは、取り憑かれたバインドの呪いによって、学生時代の肉体に若返った。なぜか指名手配されたカイトスは、名をエイジと偽り、冒険者育成学校であるアガレスタ学園の生徒となった。エイジは学生生活を満喫しながら、リリアムや他の仲間達とともに、バインド事件を解決して元の姿に戻るために奮闘する。

感想の要旨
質の低いシナリオと、出来の悪い戦闘システムには辟易した。無難なライトユーザー向け路線でいくなら、もっと快適にプレイできるように配慮してほしい。

エロシーンの属性
萌えゲーのような和姦。アブノーマルといえば、野外プレイくらい。

目次

  1. 破綻したテーマ性
  2. キャラゲーとしても微妙
  3. 面倒な回収作業
  4. レベルを上げて物理で殴れ
  5. コメント

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LEWDNESS ~Vita sexualis~ 感想

LEWDNESS ~Vita sexualis~

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概要と評価 145/200(良)

本作のあらすじ
Sexual Misconduct(淫行)禁止法により、生殖目的以外の全ての性行為が禁じられた世界。主人公(百合亜)は、お姉様(美咲)にヌード写真を撮られた咎によって逮捕されたが、誠憐学園への編入を条件に釈放された。誠憐学園は、SM禁止法に違反した娘たちを”令嬢”―権力者に仕え性の奉仕を担う存在―として教育するための学園である。百合亜は”令嬢”とは何かをよく知らないままに入学し、”令嬢”として日々調教されていく。

感想の要旨
シナリオが中途半端で不完全燃焼。『STARLESS』のような濃厚さを期待していると、肩透かしを食らう。だが、『STARLESS』と比べなければ、それほど悪い出来でもない。

エロシーンの属性
スカトロ、レズ、女装少年などを重視。排泄管理や貞操帯プレイもあり。BDSM要素はひと通り揃っている。

目次

  1. 排泄管理される令嬢調教
  2. 調教の裏側で
  3. 中途半端なテーマ性
  4. 総評

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女装山脈 感想

女装山脈

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感想と評価 180/200(秀)

山奥のトンネルを抜けると、女装の村だった。行き倒れの主人公を救った巫女は、主人公を”御使い様”としてまつりあげる。”御使い様”は、村を過疎から救うため、村の若者と子作りをする宿命にある。しかしここは女装村、一人もいない女の子ではなく、男の娘(おとこのこ)を孕ませねばならない。

今や二次元界では広く認知された男の娘だが、ジャンルとしては未だニッチの極北に位置する。そんなジャンルに特化し、さらに孕ませ属性を付加した本作は、ニッチのなかのニッチ、北アルプスの頂のような作品である。この山を征服したときの快感は間違いなく最高だが、踏破するには標高が高すぎるように思えるかもしれない。

だが、恐れることはない。男の娘にまだ抵抗のある初心者でも登りやすいよう、3人の娘たちが進んでリードしてくれる。彼女たちの話術や熟練のテクニックにかかれば、軟弱な変態紳士見習いであっても、気がつけばアルプスの頂上に到達していることだろう。ただし、下山は困難だが。

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姫騎士オリヴィア 感想

姫騎士オリヴィア

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感想と評価 110/200(可)

敗戦国や同盟国の姫君だけでなく、自国の姫君をも調教する。

本作を購入する前に、取り敢えず注意すべきことが3点ある。1つは、本作は調教ものだが、ほとんどのエンディングは純愛エンドだということ。2つ目は、着衣エロが徹底されており、挿入シーンですらパンツ越しだということ。最後に、自力攻略すると非常にストレスを感じるだろうということ。

具体的なことは、2.以降のレビューを読んでほしい。

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大帝国 感想

大帝国

総評 Ver.1.01 100/200(可) | Ver.1.02 120/200(可)

第二次世界大戦をパロディ化した星域制圧型SLG。

本作が駄作に近い理由は、はっきりとしている。筋の通らないストーリー、理不尽なゲームシステム、しょぼい戦闘グラフィックが駄目なのである。

しかし、それでも私は本作を最後までやり通した。欠点は明確なのに、なぜ遊び続けてしまったのか? その理由を未プレイ者に伝えるのはとても難しい。

食べ物に喩えるなら、本作はスルメのような作品だ。イカ臭さに耐えがたい一方で、食べ続けると癖になってしまう。それの何がそんなに美味いのかと問われて、改めて「何が」と考えても、はっきりとした答えは頭に浮かんでこない。とにかく臭気に耐えて、耐え忍んで咀嚼し、咀嚼し続けると美味しいのだが、誰かに薦める根拠は曖昧なのだ。

Ver.1.02 アップデート後

Ver.1.02パッチの適用により、理不尽なゲームシステムは大幅に改善された。しかし、ストーリーとグラフィックが大きく改善されることは勿論なかった。以前は限りなく駄作に近い出来であったが、Ver.1.02は少なくとも戦略パズルゲームとしては楽しめるレベルに達しているように思う。

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